東電・勝俣会長会見より 産經新聞
Q 事故当時、マスコミを引き連れて、中国へ訪問旅行に行っていたのか。
旅費は東電持ちか。避難所に職員を出しているといっているが、南相馬市
には東電から電話もないと聞くが
勝俣会長「全額東電負担ではない。詳細はよく分からないが、たぶん、多め
には出していると思う」
Q マスコミと東電の癒着について
勝俣会長「マスコミ幹部というのとは若干違う。OBの研究会、勉強会の方々。
誰といったかはプライベートの問題なので」
Q どの社なのか
勝俣会長「責任者の方によく確認して対応を考えさせていただきたい。2~3
日中にどういうことになっているか照会したい」
Q 南相馬市への電話は
勝俣会長「南相馬にどうしているのか把握していない。ほとんどのところに社員を
派遣している」
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どなたが中国ツアーに参加されていたのでしょうか。週刊文春(3月31日号)には
次のように書かれていました。
(引用開始)
参加者の一人が明かす。
「今回東電から参加したのは勝俣会長と副社長の鼓紀男氏ら三人でした。他には
「今回東電から参加したのは勝俣会長と副社長の鼓紀男氏ら三人でした。他には
中部電力や東京・中日新聞、西日本新聞の幹部や毎日新聞の元役員、月刊誌編集長、
元週刊誌編集長などがいました。このツアーはすでに十年続いており、参加者は
全額でないにせよ、一部負担金も出しています。金額? それは勘弁してほしい」
小誌(文春)が発見した過去十年の参加者リストには、東電、関電、中電の錚々たる
幹部のほか、現法務大臣の江田五月参議院議員ら政治家や連合元会長で現内閣特別
顧問の笹森清氏、さらには大物マスコミ人がずらりと名を連ねていた。(引用終了)
メディアが東電に大甘なわけです。事故の処理にあたるべき東電のトップと一緒に
メディアが東電に大甘なわけです。事故の処理にあたるべき東電のトップと一緒に
海外旅行していたのですから批判できる立場にありません。
日本では原子炉を覆う格納容器の健全性ばかりか、大メディアの健全性も失われて
いるように思えます。
注 でんこは東京電力のCMキャラクター、本名は分電でんこ