「神戸のパルモア病院が大阪地裁に民事再生法の適用を申請」という
ニュースには、びっくりしました。
全国紙の報道だけでは何が何だか解らず、「産科中心のパルモア病院の経営が
おかしくなるなんて、少子化もここまで来た?」などと想像したりしました。
おかしくなるなんて、少子化もここまで来た?」などと想像したりしました。
が、地元の神戸新聞を読むと、さずがに詳しい。
10/31の記事で「かつて同じグループだった準学校法人との貸付金や不動産の
所有権をめぐる係争があったことが背景」と報じています。
続報(11/1)では、「連帯保証人として借入金を肩代わりした、準学校法人
から約5億8700万円の返還を求める訴訟を起こされ、今年9月に敗訴していた」
「動産の評価替えなどによる経営赤字も重なり、診療報酬の債権が差し押さえ
られ、資金繰りが行き詰まった」とありました。
パルモア学院、パルモア病院、関西学院、啓明女学院、すべてJ.W.ランバス博士
一家が創立されたものだけに、その一角が「民事再生法」とは、関係者もさぞ
無念の思いでしょう。パルモア学院と病院の関係も気になるところです。