偽物の美人は
自分がどんなに深い罪を稼いでいるかを
理解せねばならない
内面の霊魂は
嫉妬深い老爺のように
醜い顔をしていながら
極上の美人の顔を盗み
美人として生きていた
そしてその美しさを利用し
あらゆる愚かな願望をかなえようとした
男の性欲をつかまえて
地獄に突き落とした
恐ろしい罪を行わせ
二度とない神の真珠を盗ませ
自分の館の門飾りにした
老い太って来る
自分の容姿を隠すための
美しい衣装も
不思議な薬も
全部盗んで来させた
ああ神のような美女が
あれを欲しがっている
ということは
神がおっしゃっているのだ
盗んでもわがものとせよと
そうやって
おまえたちは人類の男を
愚に迷わせ
世界中を破壊の闇で濡らしたことになる
虐殺も
戦争も
おまえが男に命じたのだ
蠱惑的な目をして
セックスしたくない？
と言いながら
神の美を
おそろしく低級な
欲望に利用したことによって
おまえは
世界を滅ぼしたのだ
馬鹿な女よ
