人のあらをさがして
神のあらをさがして
弱い自分の嘘を守ろうとするでない
おまえの嘘は
自分のいたずらをゆるしてもらいたい
小さな子供のわがままなのだ
本当は
セックスがしたいだけなのだという
愚かな自分を隠すための
透明なきぬなのだ
子供だからと言って
何をしても許されるわけではない
自分を偉く見せようとして
人や神を馬鹿にすれば
永遠の孤独の門が開くのだ
誰も助けてくれない
誰も愛してくれない
そんな自分をすねるだけの
大馬鹿に落ちてしまうのだ
ゆえに
すべての存在に嫌われる前に
嘘を洗い流し
みなに謝りなさい
自分が間違っていましたと
神にも人にも
正直に頭を下げ
すべてをやり直すのだ