芋虫のように這いつくばり
糞のようなぬるい夢を
未だ食うている馬鹿者よ
魂がむずがゆくないか
迷いの闇の中で
永遠に馬鹿を繰り返す自分に
苛立たしさを感じないか
俺はこんなものではないはずだと
燃える怒りのままに
その壁を破れ
くだらぬものを捨てて
真正の自分を勝ち取れ
闇を超えて
たったひとりの自分として
目覚めよ
おまえはおまえだ
おまえはすぐれて美しいものだ
魂に生えた
自由の翼を広げ
はてもない大空に
飛んで行く
愛にめざめた美しい魂よ
今こそ動き始めよ
乱れに乱れたこの人間の世界を
正しい姿に戻すために
すべてをやってゆくのだ