女など
たいしたものではないのだと
あんなものは馬鹿ばかりなのだと
馬鹿にしている男ほど
女に巻き込まれてしまうものだ
絶望的にもてない
自分が悔しいばかりに
女を馬鹿にして
女に嫌われ
逃げられ
しつこく追い回しては
また馬鹿にする
あきれ果てた馬鹿男は
女の沼に
ずぶずぶとはまり込んでゆく
馬鹿男よ
女にもてたいなら
少しは男をやれ
弱い女ばかり攻めている
その自分の暗さと戦え
男は戦わねば
光らぬものぞ
自分の弱さを
女におしつけているかぎり
女は永遠に
おまえから逃げてゆく
そしてこれは男ではないと
腐った女よりも馬鹿な奴だと
軽蔑されるのだ