もう二度と愛しはしないと
神はおまえを切り捨てる
万年の間
目覚めを待っていたが
おまえは
盗んだ幸福に酔うばかりで
神が与えた自分を
けして認めようとしないからだ
本当の自分だけが
知ることのできる
永遠の魂の幸福を
みんな断るからだ
自分だけの幸せのために
人を盗み
神にかみつき
この世に不幸の種をまき続ける
おまえを神は拒否する
だがそれもまた
愛なのだ
愛を馬鹿にしきったおまえに
愛の真実を教えるためには
それが最もよいことなのだ
馬鹿者よ
神はおまえを
愛が何もない
虚無の地平へと見捨てる
そこで
永遠を食いながら
自分と愛について
じっくりと考えるがよい