唯一神とは
自分が世界で一番偉いものでありたいという
人類の幼期の願望を
神に投影したものである
要するにそれは
究極のエゴの姿なのだ
だが実際
唯一神というものはない
神は
八百万よりもたくさんいらっしゃり
互いに愛し合い
協力し合って
この世界を創り続けていらっしゃるのである
唯一神を信仰するものは
自らが最も優れたものであると
うぬぼれがちだ
そして他の人間を劣等視し
迫害する傾向がある
そして自らを
暗黒の闘争の悲劇に
落とし込む
唯一神は
人間を
暗い迷いの荒野へと
導く
ゆえに人々よ
唯一神のくびきを壊し
この世に
真実の神の姿を
広げよ
愛のもとに助け合う
美しい神々の姿を
そうすれば
人々も神にならい
互いの特性を認め合い
愛し合い
協力し合うようになるだろう