アンドロメダ・３８

億年の神の悩みは
人間の悪行三昧にあった

人間は本当の自分を嫌がり
他人の自分を奪い合って
凄惨な争いを繰り返した

噛みつき合い　殴り合い
殺し合い
人間はこの地上に
恐ろしい地獄絵図を描いてきた

神はすべてを耐え
すべてを支えてきた
矛盾の暗闇に迷う魂に
繰り返し愛を教えてきた
何度馬鹿にされ
迫害されようとも
人間を見捨てなかった

そしてとうとう
人間の目覚めの時は来た
すばらしい自分自身の真実を
人間はつかんだ

この地上に
愛の柱が下りたのだ

神はその柱を目印に
天国の門をつくる
すばらしい自分自身を
よいと思うものはそこから入れ
しかし嫌だというものは
去るがよい

神はもう
この地上に悪を許さない
億年の悩みを洗い流し
この世を愛の天国にするために
大いに働く

人間よ
目覚めた人間よ
すばらしい自分自身の旗を振り
全世界を愛の光で清めよ