月の岩戸

世界はキラキラおもちゃ箱・別館
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エルナト・24

2016-02-20 05:41:24 | 詩集・瑠璃の籠

神の正軍の左翼より
わたしは軍を発す

半月の矢を放ち
すべての人間の胸を貫き
わたしはあなたがたのために宣言する

人類よ 受け取るがよい
それはあなたがたの
永遠の紋章だ

あなたがたはこの時代
愛を侮辱しきった
それゆえにあなたがたは
神の与えた本来の姿を失い
永遠に
半身を欠いた貝になり果てるのだ

こころせよ
わたしはエルナト
黒雲のごとく空に起こり
それゆえにあなたがたの未来を照らす
太陽の光が陰る



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ゲンマ・16

2016-02-19 05:36:38 | 詩集・瑠璃の籠

わたしは星を導く星である
すべての星の
わたしは目印である

人々よ
わたしの光の元に集い
わたしの門をくぐれ
正しきことを
教えてやろう

神の示す
ちきゅうのゆくえを
わたしは知る

わたしはそれを
幾千幾万の花にして
おまえたちのために語ろう

わたしは星を導く星である
すべての星を信じ
白き光の元に心を合わせ
集え

正しきことを
教えてやろう



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ゾスマ・21

2016-02-18 05:28:37 | 詩集・瑠璃の籠

神の正軍を指揮して
わたしはやってくる

泥の眠りのごとき
永遠の虚数の荒野に
正の大数を何億と打ち込み
世界のすべてを変える

アルタイルは地上の闇をはらい
サビクは光の先陣を切り
わたしは世界のすべてを変える





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サビク・14

2016-02-17 05:21:37 | 詩集・瑠璃の籠

一角獣の旗を振り
天上の花軍を指揮して
わたしはやってくる

うるわしき万花の霊軍よ
万矢を放つごとく
その歌玉を放ち
虚無の荒野に逃げんとする
悪霊の魂を打て

自己無価値観の闇に染まる
その眼球を光で染め上げ
すべての霊魂を解脱に導け

アルタイルは地上の闇を打ち
わたしは次の時代にあふれかえる
光を導いてやってくる



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アルタイル・22

2016-02-16 05:23:54 | 詩集・瑠璃の籠

天使の顔がひっくり返り
それは怒りの川をあふれさせ
世界を襲う

最初の軍をはるのはわたしである
聖王の指揮する軍は
銀河の星のごとく空をおおい
地上にやってくる

傲慢の旗を振り
幻の栄華に酔う者どもよ
アルタイルの軍がやってくる
翼を風に広げ
地上のすべての魔を滅殺すべく
炎の馬を駆りやってくる

万軍の刃よ
人を馬鹿にすることしかできぬ
馬鹿の首をすべて刈れ
馬鹿は猿の肝に頭をぶつけ死ね

人々よ
地球大浄化の
最初の釘を打つのはわたしである
聖王の軍を空に流し
地上を正義の光で沸かすべく
アルタイルはやってくる



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アンタレス・23

2016-02-15 05:24:56 | 詩集・瑠璃の籠

あなたがたにとって
ミザールは最後の砦であり
希望であった
だが彼は
われわれの拒否によって
もう何をすることもできない

われわれは
一斉に立ち上がり
あなたがたの提出する
ご立派な解答に
すべて無価値の判を押す

繰り返す
あなたがたにとって
ミザールは最後の希望であった
だが彼はもう
見ていることしかできない

覚悟せよ 人類よ
もはや後戻りはできぬ



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ミザール・4

2016-02-14 06:35:50 | 詩集・瑠璃の籠

星々の鎖に阻まれ
おれは身動きができぬ

ゆえにおれは
ジェラニウムを任命し
その花に心をたくす

ひとびとよ
おまえたちが
運命を自然に吸い込まれるとき
その花がおまえたちに
ついていくだろう

おまえたちが野に水に追いやられるとき
おれは花に託して
おまえたちのそばにいてやろう
おまえたちが砂漠に乾かされるとき
おれは花の露に頼んで
おまえたちの唇を濡らしてやろう

ひとびとよ
自分があまりに苦しい目に合うとき
その臭い花を探せ
おれの心は
きっとその花のそばにあるだろう

星々の怒りはすさまじい
おれは身動きがとれぬ
おまえたちは
変わらねばならぬ
変わらねばならぬ

おれはジェラニウムを
おれの花に任命し
おまえたちの運命の一部を託す
暗い運命の中で
おれに会いたいときは
その臭い花を探せ



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アンタレス・22

2016-02-13 06:17:43 | 詩集・瑠璃の籠

阿呆どもの
最後の牙城が崩れた

ミザールの希望を砕き
その行く手を滅ぼすのは
アンタレスの怒りである

人々よ 心せよ
天駆けてわたしはやってくる
月を夢に眠らせ
その城を奪い
この世に消せぬ鞭の跡を打つため
わたしはやってくる

百指のピアニストの仮面をかぶり
人々の魂を虹のごとき曲に酔わせながらも
わたしはエルナトの嵐のごとく
ミザールを全否定する



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ヴィンデミアトリックス・9

2016-02-12 05:40:18 | 詩集・瑠璃の籠

わたしは
決してミザールの到来を祝福しないが
その存在が
あなたがたの心にとって
必要だということを認める

どのような暗闇の道に迷おうとも
彼がいる
ということが
あなたがたの心を安らげることだろう

わたしもまた
ほかの星たちと歩調を合わせ
彼の活動を妨害するが
場合によっては
制限をしながらも
彼の活動を許すことがある

わたしは
彼の背後に回り
彼の活動が苦い結果に落ちないように
防ぐことをするからである

あなたがたにとって
彼の愛が毒にならないように
調整することをするからである

わたしは高い星である
ゆえにあなたがたにとっては
あまりに厳しい星である
しかしわたしは
ミザールの愛が
最も彼に適した形で発揮できるよう
バランスをとることができるのである

あなたがたが彼を祝福するかどうかは
あなたがたの自由である
しかし彼の存在は
暗闇におけるあなたがたの絶望を
必ず和らげることができるであろう

わたしはそれを
制限しながらも
許すのである



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ゲンマ・15

2016-02-11 05:53:46 | 詩集・瑠璃の籠

準備せよ
ミザールがやってくる
ソルのごとき
愛の神の使いの到来を
わたしは
不吉な星の到来のごとく
あなたがたに予言する

不快の衣をまとった
愛がやってくる
泥の手をした
美がやってくる

あなたがたは時に
腐った池の中に
その瞳を見出すことだろう
苦しい矛盾の向こうに
その手を見出すことだろう

あらゆる星が
ミザールのゆく手を阻み
ミザールの姿をゆがめる
よってミザールは時に
あなたがたにとって
あまりにも苦くなる

ゆえにミザールは
ほかの星が決してたたかない扉から
あなたがたの元にやってくる
決して愛に見えないところから
愛が来ることがある

心せよ
ミザールは美しいが
あなたがたにとって
もっとも苦い選択である
可能性がある
あまりにも愚かな
罪である可能性がある

それを十分に分かったうえで
人は彼に近寄ってゆくがよい



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