自分の苦しさや弱さの責任を
神に押し付けてはいけません
人間の中には時に
この世で起こるすべての不幸の責任は
人間を創った神にあると
考える人がいますが
それは間違いです
人間は生まれた時から自由なのです
何をするのも人間の自由なのです
そして自由には責任が伴う
人間のしたことの責任は
百パーセント人間にあるのです
間違ったことをすることも
正しいことをすることも
人間は自分で決める
神がそれをせよと命じたのではありません
神が人間を創ってくださったのは
存在することが
あまりにもすばらしい喜びだからです
魂の自由は
その喜びを保証するための
必須条件なのです
故に神は人間に
自由を下さった
悩み苦しみながら
試行錯誤を重ねてゆく
人間が生きる舞台を支えるために
神はあらゆる努力をなさって下さる
人間が迷いのうちになしたことも
最善の未来につながっていくよう
いつも導いて下さる
その神の愛と真意を知れば
すべての責任を神に押し付けることが
いかに愚かな過ちかがわかるのです
故に人々よ
馬鹿なことで神を責めてはいけません
永遠に生きざるを得ない
すばらしい自分自身の喜びを学び
人間を創ってくださった神に
深い感謝をささげなさい