天気予報を見ないまま、今日ばあばの家に自転車で行こうと子供たちに言った。
子供たちは大喜び。
今年の異常な猛暑の間は自転車で20分の距離も行くのを憚られた。
今日くらいなら平気だろう、そう思っていた。
ところが、冷房に慣れ切った身体で一歩外に出ると、曇っていて何とも蒸し暑い。午後は雨が降るらしい。
雷マークもついている。
私は怯んだ。自転車で20分の距離を雨に打たれてはきついからだ。
お昼ご飯を食べてすぐ行こうと思っていたけど、グズグズした。雨は降りそうにない。晴れ間さえ見せている。
でもでも、雨は降るらしいし、
どうしよう。徒歩と電車じゃ面倒くさいし。
息子は行かなくていいと言って、漫画(最近のライフワーク)を描き始めた。
でも娘は『行く』の一点張り。
結局雨はものすごく心配だけど、うるさいので行くことに。
家を出てすぐの辺りで、雨がぱらついてきた。
引き返そうかと提案するも、即否決。
その後も何度か同じ提案。しかし、雨はぱらつく程度である。
結局、たいして濡れることもなく無事に到着した。
道中思った。
大人は、先を見越してばかりいて、ちょっとの危険も回避しようとして、冒険をしない。
冒険する心を遠い昔にどこかに置いてきてしまった。
ツマラナイ。ものすごくつまらないことだ。
そんなにまでして危険や失敗を回避しているはずなのに、大して成功はしていない。
子供は、経験もないから、先を見越したりはしない。先を見越して要らぬ心配をすることもない。
そう、大人が抱えている心配は、殆どが要らぬ心配なのだ。
もっと、冒険しよう、
濡れたっていいじゃないか。
失敗したっていいじゃないか。
何を怖れてるんだ。
もう長い間、冒険することを忘れていた。
こんなにちっちゃな冒険でさえ。
情けない。
出掛けてよかった。
出掛けていなかったら、きっと後悔していただろう。
転ばぬ先の杖などいらない。あの頃に戻りたい。
子供たちは大喜び。
今年の異常な猛暑の間は自転車で20分の距離も行くのを憚られた。
今日くらいなら平気だろう、そう思っていた。
ところが、冷房に慣れ切った身体で一歩外に出ると、曇っていて何とも蒸し暑い。午後は雨が降るらしい。
雷マークもついている。
私は怯んだ。自転車で20分の距離を雨に打たれてはきついからだ。
お昼ご飯を食べてすぐ行こうと思っていたけど、グズグズした。雨は降りそうにない。晴れ間さえ見せている。
でもでも、雨は降るらしいし、
どうしよう。徒歩と電車じゃ面倒くさいし。
息子は行かなくていいと言って、漫画(最近のライフワーク)を描き始めた。
でも娘は『行く』の一点張り。
結局雨はものすごく心配だけど、うるさいので行くことに。
家を出てすぐの辺りで、雨がぱらついてきた。
引き返そうかと提案するも、即否決。
その後も何度か同じ提案。しかし、雨はぱらつく程度である。
結局、たいして濡れることもなく無事に到着した。
道中思った。
大人は、先を見越してばかりいて、ちょっとの危険も回避しようとして、冒険をしない。
冒険する心を遠い昔にどこかに置いてきてしまった。
ツマラナイ。ものすごくつまらないことだ。
そんなにまでして危険や失敗を回避しているはずなのに、大して成功はしていない。
子供は、経験もないから、先を見越したりはしない。先を見越して要らぬ心配をすることもない。
そう、大人が抱えている心配は、殆どが要らぬ心配なのだ。
もっと、冒険しよう、
濡れたっていいじゃないか。
失敗したっていいじゃないか。
何を怖れてるんだ。
もう長い間、冒険することを忘れていた。
こんなにちっちゃな冒険でさえ。
情けない。
出掛けてよかった。
出掛けていなかったら、きっと後悔していただろう。
転ばぬ先の杖などいらない。あの頃に戻りたい。