4CATS

この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

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2020-02-29 20:53:13 | 最近のあれやこれや
新コロナウィルスの影響で、小中学校の休み要請が出された翌日、スーパーマーケットは大変なことになっていて、特にカップ麺コーナー。こんなスーパーの棚見たことない、と恐怖を覚える。買い物カートを戻して、帰ろうかと思ったけど、せっかく来たんだから、せめてお米だけでも買って帰ろうと大量買いする人の長い列に並んだ。レジの人も大変だ。トイレにも行けやしない。

図書館も事前に予約した資料の貸し借りのみ。
読みたい本が今手元になくて、心もとない。

今日は一歩も出なかった。

ドラえもんの新しい映画も公開延期。
ディズニーもユニバーサルスタジオもお休み。

こんなの初めてだね。もちろん学校がこんな風に急遽休みに入るのも。

どうかどうか事態が上手に収束しますように。
オリンピックが予定通り開催されますように。


フルーツオブザルームのジーンズ

2020-02-22 20:37:27 | 私のお気に入り
中学二年生の頃、家のすぐそばにおしゃれで雑多な輸入物のようなものを売るお店が短い間だったけどあって、そこにアンネ フランク似の店員さんがいた。(日本人なんだけどね)

私はそこである掘り出し物を見つけた。

フルーツオブザルームのショッキングピンクのジーンズだ。
2千円だった。すごく気に入ったので、早速買った。

以来、私といえば、そのジーンズというくらいよく履いた。何しろ、中2から20歳になるくらいまで履いていた。

そして、それからそんなにもお気に入りだったジーンズは実家のクローゼットの奥の奥で眠りにつく。

その半永久の眠りから覚めて、今日私はそのジーンズを履いてみた。

買った時から数えたら、およそ30年前の時にタイムスリップした不思議な気分。


でもね、とても残念なことなんだけど、履けなかったの。チャックがどうしても閉まらなくて。

というより、全然そこに持っていけなかった・・。

やっぱり太ったのね、中学生の頃の私よ、本当にさようなら。

太ったのか、歪んだのか、

でもこういうことで、私はもうちょっとお腹周りをどうにかしようと思う。

懐かしいあのジーンズは今しばらく仕舞い込んで、今度は年頃になった娘に履いてもらおう。




anything is possible

2020-02-15 07:32:07 | 私の読書日記
原題が「anything is possible」で邦訳題が「何があってもおかしくない」エリザベス ストラウト著を読んでいる。

勿体無いので、ちょこちょこ読む。

読んでない時にも、心の中で「anything is possible」「anything is possible」と呟く。
何度となく、幾度も、繰り返す。

「anything is possible」の邦訳が「何があってもおかしくない」なのも、また翻訳の楽しいところだなあと思う。この本の翻訳者の小川高義さんの訳はいつも素晴らしい。

短編集で、なんでもない話の中に、人生の真理がある。

これを読んでると、人生に白も黒もつけられなくて、あーだこーだで、そういうのが集まって、どうとも結論づけることなんて出来ないのが人生なんだなあと思う。

きれいにまとめたり、こうなんだって決めつけることなんて出来やしない。

そういうことが心の奥深いところでよおくわかった。

だから、有難くて何度も呟いてしまう。

anything is possible、anything is possible

三人の女

2020-02-14 12:00:08 | 映画あれこれ
3 Women (1977) Trailer 1

ロバート アルトマン監督の昔の映画を借りた。
タイトルからしていかにもだったけど、実際はそれ以上、予想を遥かに上回るカルト感。
どんな結末に着地するのかまるでわからないまま、めちゃくちゃ怖くて最高だった!!!!

見たことあるなあと思ったら、“シャイニング”の女の人だった。
それに“キャリー”のシシー スペイシク。

家族は嫌がるけど、私はこういう映画こそ大好きなの。

映画『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』予告編

2020-02-08 06:37:55 | 映画あれこれ
映画『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』予告編

カナダの画家モード ルイス。
彼女は若年性リュウマチを患い、両親の死後は兄から家を追い出され、親族の家で暮らしている。そのうち、生計を立てるため、魚売りのエヴェレットの家で住み込みの家事手伝いをする。
相反する二人の間に次第に愛が芽生え始め・・。

モードを演じたサリー ホーキンスが凄すぎる。その独特な雰囲気に注目していたけど、
本当に素晴らしい女優だ。
そして、夫のエヴェレット役を演じたイーサン ホークも、そう聞かなければ彼だと気づかない。
こういった渋い映画に出るあたりがさすがです。

二人が暮らした小屋と呼べるくらいのあの可愛い家をいつか見てみたい。

ニクソン大統領も彼女の絵を買ったんだって。

私も携帯の待ち受けにした。
癒されて、可愛い。

『スリー・ビルボード』予告編 | Three Billboards Outside Ebbing, Missouri Trailer

2020-02-07 07:22:06 | 映画あれこれ
『スリー・ビルボード』予告編 | Three Billboards Outside Ebbing, Missouri Trailer

娘を殺されて、未だ犯人逮捕に至らない警察に腹を立て、母親が三枚の看板を出す。
それがミズーリ州の小さな町に波紋を投げかける。果たして、犯人は捕まるのか??

本作で2度目のアカデミー主演女優賞に輝いたフランシス マクドーマンドがとんでもなくタフな母親を演じきる。そして、やっぱり助演男優に輝いたサム ロックウェル。

アメリカ南部の町と警察って未だこんな感じなんだろうか。

いずれにしろ、あんな形で娘を殺された母親はこれくらいするだろう。気持ちがヒリヒリするが、最後は気持ちいい爽快感がある。

映画『ブルックリン』本予告編

2020-02-06 12:11:33 | 映画あれこれ
映画『ブルックリン』本予告編

愛する家族を残し、アイルランドからアメリカへ、一人働きに出た少女が、やがてそこで愛する人を見つけ、でも故郷のアイルランドでも思わぬ悲劇が起こり、と一見どこにでもあるありふれたストーリーなのに、みずみずしく強烈で、とても素敵な映画に仕上がっていた。
多分、主役を演じたシアーシャ ローナンがとんでもなくよかったのかもしれない。

新鮮で、きっぱりしていて、心から大きな満足を感じた。