4月も終わりだというのにまだセーターを着ている。毎日のように同じセーターに同じジーンズ。冬用のショールも欠かせない。
あっという間なのか、長かったのかよくわからないけど、GWだ。
子供たちは夏休みより長い休みをどこにも行けないまま過ごしている。
コロナのこの自粛期間で、健康のための散歩や運動というものを改めて自分の中で意識した。
学校が閉じてから、暫くは公園で友達と遊んでいた子供たちも、緊急事態宣言からはそうもいかなくなり、5日間くらい家から一歩も出ない時があり、(元々結構インドア派なので平気なのだ)そこに、3月から在宅勤務の友達が1日に9千歩歩くようにしている話を聞き、心身の健康のためにも外に出ようと、散歩や運動を始めた。
運動なら朝8時半から9時半、近所の大きめの公園でフリスビーとサッカー(ボールを蹴る)を同時にやる。(3人〜OK)それと縄跳び、風のない日はバトミントン。
不思議なことに(そう不思議でもないかもしれないけれど)朝から運動をして帰宅するとやる気神経を刺激されるのか、子供たちは進んで勉強を始める。この、運動をサボった日は、なんだか一日ぐうたらして、夜になって後悔する。
散歩なら、近所の路地裏巡りを楽しんでいる。
通ったことのない道を好んで歩く。
住民しか通らないような路地を抜ける。行き止まりの道を知る。
さらには、これまた3人ならジャンケンしながら歩く。三叉路に別れるたびに、ジャンケして右の人が勝ったら右へ、左の人が勝ったら左。なかなか家に戻れない。この前は戻れなくても万歩計で1万歩行ったら、ゲームオーバーで家路へ戻る。
本当にあとちょっとで家ってところで、ジャンケンで望んだのと違う方向へ行かされる。もしコロナのこの期間じゃなければこんな散歩はしなかっただろう。
しかし、1万歩はなかなか大変だったので、今度はせいぜい6千歩くらいにしようと思う。
路地裏巡りも、ほんの近所のはずなのに、一生通らなかったであろう道を歩くのは、これもきっとこの期間ならでは。
昨日は、子供たちと3人と家でテレビ番組「イタリアの小さな村」に出てきた虹色の村ブラーノのカラフルな家の景色を描いた。久しぶりに水彩絵の具で色まで塗った。こんなことするのも普段の忙しい毎日の中じゃあり得なかったな。