4CATS

この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

画廊 cuatrogats 始動!?

2009-09-30 10:21:49 | とりとめもない話
今週は久しぶりに何だか毎日曇ってて淋しい感じ。洗濯物も乾かないし。
何だか今年はあまり残暑を感じることもないまま秋に突入かな?

さて、私の母が始めた画廊に初めてのお客さまがつき、昨日からその展示を開催しています。

ずばり、米澤の刺し子展です。有名な作家さんでNHKのテレビにも出演されたことがあるとか。刺し子って私は全く馴染みがなくて、どうゆうものか見てみなければわからないので、今日これから家族で行ってみるつもりです。

興味がある方は是非→貸し画廊 cuatrogats。もちろん無料です。



ベルセポリス

2009-09-23 10:30:14 | 映画あれこれ
フランスのアニメだけど、舞台はイランでイラン人の裕福な家庭に生まれたマルジャンという女の子の目を通して描く揺れるイランの政情や、戦争を描いている。

アニメはかわいいとシニカルが半分半分な感じで、ストーリーはシビアだけど、ロックなパンチが効いていて、あまり馴染みもなく知らなかったイランの内情を改めて知ることになるんだけど、平和ボケしていた私の頭をにわかに目覚めさせた感じ。

最後は何だか悲しくて、泣いてしまった。

いい映画だった。いつか子供にも見せようと思う。

おみこし

2009-09-21 12:25:07 | とりとめもない話
昨日は近所に御神輿が通った。
ここ何年もその日に家にいなかったり、いて音がしていてもわざわざ見に出たりしてなかったので、本当に久しぶりに御神輿というものを見た。

担ぎ手は、道路拡張前に商店街をやっていた人たちで、今は商店だったところはどこもビルが建ち、昔と同じように商売している人たちもまばらとなってしまった。

でもそんな人たちの久々に活気溢れる顔と「ソヤソヤ」という掛け声と、何だかじわじわ感動してしまった。

あの商店街が懐かしいなあ。。。。八百屋に、パン屋に、肉屋に、魚屋に。
タイムマシーンに乗れるなら、あの頃のあの道をもう一度歩いてみたい。そんな気がしながら、御神輿を見送ったのでした。

※写真は、庭園美術館の彫刻。二人の人が背中合わせに座ってる。片方から見ると、片方は隠れちゃうとこが可愛いらしい。

天国気分疑似体験!?

2009-09-20 12:13:00 | とりとめもない話
シルバーウィーク二日目、今日は朝から快晴で気持ちがいい。
毎週日曜日はシーツを洗う日と決めてる私にとって、日曜日のこうゆう天気はまさに洗濯日和。

ところで、昨日も庭園美術館に行ってきました。
今度は夫と息子と3人で。
昨日は生憎の曇り空で、3時過ぎにはちょっと肌寒くなってしまい、残念でしたが、土曜だったせいか、前回よりカップルが多く芝生で寛いでいて、それもかなり皆解放的におもいおもいのスタイルで、その光景は天国を想像させる幸福感でした。

今日行ったらもっとそんな光景が広がってるかな~

今日は息子と二人。家にいるのがもったいなくなるくらいの天気。
何して過ごそうか

10ヶ月

2009-09-18 11:11:09 | わたし的育児日記
おかげさまでうちの息子も10ヶ月が過ぎましてすくすく成長を遂げております。

昨日は、近所にある庭園美術館の庭園のみのチケットを買って、ふかふかの芝生にamazonから届いたばかりのレジャーシートを敷いてピクニックしました。

コールマンのレジャーシートを買ったのですが、かなりかなり良かったです。
表がチェック柄の毛になっていて、乗ってみるとすごく暖かくて気持ちいい。
持ち運びもクルっとゴムで纏めてバック状態になるので便利です。

と、その上で子供はお昼ご飯。急いでたので出来合いのものをお弁当箱に入れてレンジで温めて行きました。昨日は本当に素晴らしく天気のいい日だったので、お日様の下で完食。

芝生の上をハイハイさせたかったのですが、芝の感触が未知でまだ気持ち悪かったらしくレジャーシートの外に出ません。
なので、ムリに座らせてみると、感触が嫌らしく、微妙に足を浮かせていました。
でもレジャーシートの上でゴロゴロしたり、ハイハイしたり。特にオモチャなど持って行きませんでしたが、ぐずることなく終始楽しそうにしてました。
これは、このいい季節になるべくたくさん行っておこうと思いました。

つかまり立ちにハイハイに、あんなに無力で何も出来なかった時期を見てきたからこそ、毎日の目覚しい成長に驚き、感動しています。

今日も行こうかと思ったけど、なんかくもってきちゃいましたね。

明日からシルバーウィークで5連休。我が家は夫の仕事上関係ないのが残念ですが、仕事している人たちは、今頃うきうきのランチタイム突入ですね。
私も会社員だったら、この連休めちゃくちゃ嬉しいだろうな~

そうそう、庭園美術館の庭にはいくつか彫刻が置いてあって、どれもとってもステキ。写真を撮ってきたのでこれからUPしますね。

今回の写真は安田侃さんの彫刻の向こうに見える私の母と子供。(超ちっちゃいです

なんか彫刻見てたら、自分でもやってみたくなっちゃった。生まれ変わったら、美大の彫刻科にでも行きたいな~なんて

夜明けを待ちながら~タイトル引用~

2009-09-17 10:13:34 | とりとめもない話
ここ何日かまたちょっとしたことで落ち込んでました。
昔ならこんな時、ただ何もしないでボーっとしていられたけど、今はそうもいってられないのがつらいなあ。。。なんて甘えたこと言ってみたり。

で、昨日は夫にそんな愚痴を言って殆ど何もしなかったら、かなり復活しました。
もう、こんなことはないようにしよう、と毎回心に強く誓ってはみるものの何故か繰り返しちゃうのよね。

ほんとにいつから私はこんなダメな女になっちゃったんだろう・・・

などと考えながら、またまた昔読んだことを忘れて先日同じ本を買っちゃったので、それを読んでます。
でもね、今回はタイトルがね、文庫本になるにあたって変えたんだって。
そんなことしないでほしいけど・・およそ10年前、私は新刊の五木寛之の“夜明けを待ちながら”を買って、ついこの前古本屋で、文庫本化した“人生案内~夜明けを待ちながら~”を買っちゃったのです。よく見ると、以前のタイトルもついてるのよね。。

でもこれ、やっぱり面白い。今の私に必要な本だったみたい。
五木寛之は、“生きるヒント”シリーズでめちゃくちゃはまって、それからこの人のばっかり読んでた。“大河の一滴”とか“他力”とか・・その他“哀しみの女”とか小説も何冊か読んだけど、どれもかなり面白い。特に“生きるヒント”の「認める」って章だったと思うけど、そこを読んでかなり生きるのが楽になったし、本当にどれも生きるためのヒントになったことは本当にスゴイことだと思う。


さて、世間は新内閣がついに誕生。新総理、なんだかんだで毎回饅頭やら何かしらグッズ作ったり、もう毎回散々に裏切られながらも一応期待に沸くよね。そうゆう意味で皆なんだかんだ希望を捨ててないのかもしれないね。
かくいう私も、鳩山会館には行ってみたくて仕方なかったりする

そして、ノリピーは、いつ保釈金を払うのかしら。
騒動はたぶん落ち着かないと思うから、先延ばしにすればするだけ、連日報道されちゃってるのにね。やっぱり何でも先延ばし先延ばしするのは良くないかも~なんてテレビの前でのんきに考える私なのでした。


幸福の条件

2009-09-11 10:44:50 | 映画あれこれ
ちょっと昔(1993年)の映画ですが、ずっと何となく見たかった映画です。

主演はデミ ムーア。デミ ムーアといえば“ゴースト”が有名だけど、私はゴーストは特に好きではなかったんだけど、デミ ムーアは驚くほど綺麗だった。この映画もやっぱりすごく綺麗でビックリ。今はちょっともうケバイ(死語かしら)おばさんって感じだから。(それでも普通のその年代の人に比べたらもちろん遥かに美しいんだけど)でも、幸福の条件でのデミはしつこいようだけど、本当に綺麗なんだから


ストーリーは、お金に困った若夫婦が、60歳近い(もっと若い??かもしれないけどそう見える)大富豪(ロバート レッドフォード)から一晩100万ドルで奥さんをお借りしたいと言われ・・・

ストーリーだけだと軽い感じで見れる娯楽恋愛ものかなあ~と思ってたんだけど、これがなかなか本当に面白かったです。邦題が“幸福の条件”なんだけど、本当に考えさせられます。自分にとっての幸福の条件とは果たして何だろう?と。
そして、とんでもない申し出を受けた若夫婦。最初は愛はお金じゃ買えないと言っているのですが・・・。

ここからは見てない人にはあれですけど、私この映画の中ですごく感銘した部分があって。若夫婦の旦那さんが言ったセリフなんだけど、
「忘れるんじゃなくて、許し合うんだと思う。」

何が言いたいかというと、二人の間で何かヒドイ問題が起きた時に、お互いそれをナシにするべく忘れるんじゃなくて、重要なのは起きたその問題に対し、お互い許し合うべきだってこと。

人はつらすぎる目にあったとき、忘れてしまうって行為は時にすごく大きくて大事なことにもなるけど、そうじゃなくて丸呑みに忘れちゃうんじゃなく、よく噛み砕いてその行為を消化していくことも大事だなあと旦那さんのセリフでしみじみ考えさせられました。

本当にいい映画。いい恋愛映画です。カップル(既婚も未婚も)で見るといいと思うな

譜めくりの女

2009-09-10 11:30:02 | 映画あれこれ
今日は感動するくらい最高の天気。
これはどこか戸外に出掛けないと損するな。
電車に乗って皇居の周りでも散歩しようか、久々飯田橋のカフェにでも行こうか~
ほんとにウキウキするような秋晴れだな~
今年はいつもみたいに雨の9月って感じじゃないですね。雰囲気もなんかすっかり秋って感じで。いつもの夏を引きずってる感じがまったくない。淋しいような~でもこうなってくると秋を通り越して冬のコートとか早く着たくなるんだよね


昨日、“譜めくりの女”という映画を見ました。
フランス映画でサスペンスです。ハリウッド映画のやりすぎなサスペンスもまあ好きだけど、こうゆう静かな、ヒタヒタ迫ってくるようなサスペンス、なかなかないので、かなり面白かったです。

フランソワーズ サガン ~悲しみよ こんにちは~

2009-09-07 11:14:02 | 映画あれこれ
作家フランソワーズ サガンは私の憧れの人。

といっても、かなりめちゃくちゃな人生を送った人だし、そこに憧れてるわけではけしてないんだけど、本や雑誌で見聞きした人となりなんかに惹かれるのです。
最近読んだELLEの記事によると、本当に謙虚な人だったんだってね。なんか意外です。そして、自分のことよりも常に他人のことを語るのが好きだったって。
私とは正反対。私は典型的なB型で、しかも蠍座。最近夫に言われて今更になって初めて気付いたんだけど、単なる意見の食い違いにも時に何かのスイッチが入ったかのようにムキになって反論し始めるらしい・・・。

話が反れましたが、サガンの処女作“悲しみよこんにちは”(当時およそ364億円の印税を稼いだ)は高校生の時、母親に勧められて読みました。その冒頭の文章の素敵なことといったら。。。(ちなみに私は結構冒頭マニアです。本屋さんでも冒頭の良し悪しで本を買うことがよくあります。)

それから続けて母の古い本を引っ張り出し、代表作は殆ど高校生のうちに読み漁りました。サガンの書く愛とか倦怠とかまだまるで知らないままだったのにね(今でもよく知らないか)

映画がやると思ってたら、もう始まってるのですね。
DVDになったらぜひ見たいと楽しみにしています。


SICKO

2009-09-05 11:59:07 | 映画あれこれ
今更だけど、マイケル ムーア監督の映画“SICKO”を見ました。

これ、アメリカの医療問題を描いたドキュメントなんだけど、前作“華氏911”に次いで、もっと驚かされた大国アメリカの医療の現状でした。

終始、これがあのアメリカなのか????と信じられなくてテレビの前でポカン。

医療のドラマもたくさんやってるのに、現状は入院費を払えない患者を貧民外の路上に置き去りにしたり、指を切り落とす事故を起こした人に、1本いくらかかるけど、さあどうする?と治療の前にお金の相談したり、癌の患者は保険会社の許可がおりなければ適切な治療も施されなかったり。とにかくその内容は、めっちゃくちゃヒドイ。これじゃ医療現場に関わる全ての人も、医療に従事する仕事をもった意味はあるのかしら??だって患者を治したくても、保険会社の許可(これがありもしない難癖をつけて降りないようにしてる)がなければ、治療出来ないんだもん。

これはオバマ大統領が“CHANGE”を掲げるわけだわ。
CHANGEせざるをえないんじゃないの。この大国アメリカの現状は。

本当なんだかんだいって、日本で暮らせててよかった。
私がアメリカ人なら、絶対逃げ出して他の国で暮らすわね。