4CATS

この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

パレスサイクリング

2016-10-31 10:06:46 | わたし的育児日記
娘は2歳の頃からストライダーを乗り回していたので、4歳でレンタサイクルコースで補助なしを練習すると15分でもう乗れるようになりました。

私自身は、小学校2年生まで補助なしに乗れなったので、近所の広場で練習していた時、見知らぬ男の子たちに、「まだ乗れないのか~」などとからかわれて恥ずかしかったのを何故かすごく記憶しているので、子供たちには何とか幼稚園のうちに乗れるようにさせたいなあと思っていました。

どこの世界にもからかう奴らはいるものです。。



よく、ママ友と季節ごとに行っていた皇居に、初めて家族で行ってきました。
10月なのに、うす曇りで気温15℃程。夫が運動会以来作るのにはまっている巻き寿司と(最近ではかなり上達した)これまた最近はまってる成城石井のパンに、ソーセージを挟んだだけのホットドック、甘いミルクティを持参して。去年から車酔いする娘は、電車に10分揺られるだけでも、気持ち悪くなってしまう。
なので、空いてたらなるべく座らせて、飴でごまかします。


皇居に着くと、さっそく以前から気になっていたパレスサイクリングという無料レンタサイクルへ。
天気も天気だからか、それともいつもこんなものか、待ち時間なしでママチャリから、子供用、二人で漕げるタンデム自転車まで種類豊富に揃えてある自転車から好きなものを選んで、コースへGO!!

このコースが最高過ぎました
二重橋前から、竹橋までの往復3キロが歩行者天国になっていて、広々とした4車線を自転車で悠々と走行できるのです。この気持ちよさといったら、、、私今年一番楽しかったかも、というくらい、気持ちよかった

夫と息子は2週でやめましたが、いくら乗っても飽きない私と娘は、4週つまり12キロを走りました。

さすがに、満喫した

残念ながら、今年の11月と12月は日曜日ごとのパレスサイクリングはやらないそうです。


ピアノ~アラフォーの手習い

2016-10-25 11:06:49 | とりとめもない話
娘がピアノを習い始めて半年。娘の通っているピアノ教室では、一年間無料でピアノを貸してくれるというので、申し込んだ。
ピアノといっても卓上キーボードみたいなのを想像してたら、なんと本当の電子ピアノだった。

電子ピアノは、普通のピアノに比べると、とてもコンパクトなので、うちみたいな狭小住宅にはうってつけ。

音も調節出来るし、ピアニストにしたいなら別だけど、今の時代は電子ピアノが便利だと思う。



ピアノが届いた途端、ピアノなんて何年も弾いたことなかった私が、大人になって勉強したくなるのと同様に、無性にピアノを弾いてみたくなった。

かくして、アマゾンで大人の簡単ピアノ楽譜集なんかを買い求め、日々、時間を見つけては、ピアノ練習中。

子供の頃、習わせてもらってた時はあれほど練習しなかったのに、なんで今更やりたくなるのかなあ、、、あの頃まじめにやっていたら、今頃ショパンでもラフマニノフでもお手の物だったかもしれないのに。


そんなわけで、自分の反省も含め、娘にはわりと口酸っぱくしっかり練習してからレッスンに行くように促している今日この頃です。


『花束を君に』

2016-10-24 10:10:16 | とりとめもない話
もう何年前になるだろう。植村花菜の「トイレの神様」のヒット以来、私は本当にしょっちゅうトイレを掃除している。歌のようにさすがに毎日は出来てないけど、だからか、べっぴんさんには一向になる気配はない。(それどころか後退を食い止めるのに必死


どんなに話題になっても、「ひらり」以来NHKの朝ドラを見たことがないけど、「トト姉ちゃん」の主題歌だけはたまたまつけた時に聴いた。宇多田ヒカルの「花束を君に」。「真夏の通り雨」もいいけど、「花束を君に」は特に気に入って、最近YOUTUBEで繰り返し聴いている。メロディもいいけど、何といっても詩がいい。なんど聴いても泣きたくなってしまう。私はこれを聴くと、なぜだか母を想起する。歌詞の、「どんな言葉並べても、真実にはならないから、今日は贈ろう、涙色の花束を君に」“涙色の”花束ってところが、またいい。しみじみしてしまう。

だから近いうち、本当に花でも贈ろう。もうすぐ誕生日だから、万歩計と、花と、あと他には何にしようか・・。

漱石と、エジプト綿のシーツと、婦人科検診に、、

2016-10-21 12:14:57 | 最近のあれやこれや
やっとこの頃、安定した爽やかな10月の風を日々肌に感じられるようになって、険しかった街の人の表情も、心なしか皆穏やかに見える。一年でもとてもいい時期になったなあ


2学期は学校のイベントがとにかく盛り沢山。運動会に遠足に、授業参観に、学芸会に。風邪をひいてる暇もない


そんなよく晴れた今週、ちょっと心配なこともあって、思い切って再び婦人科の扉を叩いた。

友達から聞いて以来、怖いからやりたくないなあと思っていた子宮体癌の検査を受けたら、案ずるより産むが易しとは、なるほどこのことかというくらいあっけなく出来て・・。あんなに怯えてたのは何だったのかと拍子抜け。

ああ、でもこの手の検査やら何やら、女性をやるのは本当に大変です。




何故か急に夏目漱石が読みたくなって、「三四郎」に引き続き、「それから」も読み終えた。

「三四郎」は、東大の学生。「それから」の主人公は、30代になってもまだ親の脛をかじっている思索家の男。私、なんのかんのと働かない男はやっぱり大嫌い。だから、「それから」の主人公の態度には初めから終わりまで苛々しっぱなしだったけど、ラストは、ざまーないだろ、と存分にいい気味だと思いつつも、おい、それにしてもどうなったんだよ、と不安でちょっと駆け出したくなる終わり方・・。3部作といいつつも、主人公は皆繋がっているようで明らかに違う3人目の「門」もここまで来たら読まなきゃね。



シーツが破れたので、初めてエジプト綿のシーツを買ってみた。
憧れのエジプト綿。子供たちの(私もか)涎が目立つので、白にしてたけど、今回アイボリーにしてみたら、それだけで部屋の印象がちょっと変わったパキっとした白に比べると、やっぱりアイボリーの方が優しくなったかも。今年に入って、寝具類を一掃して、ついにシーツも取り換えて、ずっとモヤモヤしてた寝室がやっとお気に入りになった。全部NEXTで買ったんだけど、お家にいて、注文して速攻イギリスから4日以内で着くっていうのは、本当にスゴイ。NEXTのインテリア可愛すぎるのに、安くて、本当にヤバイです。

オーケストラの105人 他

2016-10-19 10:18:34 | 子供も大人も楽しめる!!絵本紹介
表参道にあるクレヨンハウス代表の落合恵子さんがお薦めの絵本を紹介している「絵本屋の日曜日」を読んだ。

さすが、読んでみたくなる絵本ばかりで、図書館で沢山予約登録をし、2,3冊ずつ借りては読んでいる。

その中で良かったのが、

「オーケストラの105人」と「パパはジョニーっていうんだ」という絵本。

オーケストラの方は、夜開かれるオーケストラの演奏家たち105人が舞台に出るまでの家での身支度を描いただけの本なんだけど、目のつけ所が愉快で、これが何だかほっこり面白かった。私はこういう何でもない話が本当に好きです。


「パパはジョニーっていうんだ」は、両親が離婚して、普段は母親と暮らす男の子が、父親と会える一日を描いた話なんだけど、なんだかもう切なくて。健気で、心があったかくなる話。何でもない短い絵本だけど、いいところがぎゅっと凝縮されていて。

ああ、やっぱり絵本の世界って素晴らしい。

『あの子を探して』

2016-10-12 10:38:00 | 映画あれこれ
チャン イーモウ監督の映画を初めて見た。「あの子を探して」

ヴェネチア映画祭でグランプリを獲った作品だけあって、深く深く心に残る素朴でとてもいい映画だった。

ストーリーは、中国の農村の壊れかけた小学校を舞台に、教師の代理を務めることになったまだほんの15歳くらいの少女が、家の借金返済の為、学校をやめて街に出稼ぎに出てしまった11歳の男の子を連れ戻しに街に出る話。

まず村自体、学校自体に驚く。現代と思えないほど、周りに緑のような色もなく灰色の世界。
大丈夫なの?と思えるような、突然学校に連れてこられた、歌さえまともに歌えない代理教師の少女。それに、置かれた境遇に嘆くこともなく、ただただ純粋で賢い学年もマチマチな生徒たち。

一見とても可哀想に思える話なのに、全編通して、そんな憐憫の情は不要とばかりにどこかユーモラスで、諦めない。見てるこっちが、何度も、もう諦めちゃいなよと言いたくなるのに、少女は諦めない。そんなつもりもない。だって、そもそも、苦労を苦労と思っていないんだもん。

不平不満をすぐにこぼしたがる、しょうもない私にとって、この映画のウェイ先生の「苦労を苦労と思わない」姿は、まさに「目から鱗」だった。

見終わってからも、あまりにじわりじわり心を離れないので、翌朝家族に話して、話を聞いた夫が見たがって、家族でもう一度見た。子供たちの心にどう映ったかはわからないけど、
私の心には未だにじんわり来ていて、忘れられない。
忘れたくもない。

私もせめて、苦労を苦労と思わない、ウェイ先生の爪の垢でも煎じて呑みたい。



『あの子を探して』 日本予告篇

運動会のお弁当

2016-10-05 11:36:28 | わたし的育児日記
小学生の息子と、幼稚園の娘の運動会が2週続けて開催される。

運動会自体はとっても楽しみなのだが、運動会の「お弁当」には常に悩まされる。

今回は計画的に、お弁当に関する本も2冊借りて、頭の中でメニューを考えて考えて、結果出た答えが

「ソースカツ丼」だった。(カツ=勝つだし、子供が大好きなメニューだし、冷めても美味しいし。)


本来、10月の体育の日は、晴れの確立がものすごく高いはずだったのに、去年に引き続き、今年も9月の雨と今年は特にどしどし来る台風を引きづって、開催の延期が危ぶまれている。

そして、もし延期だとすれば、その連絡は当日の朝7時に来ることになっているのだ。

その時間からの、お弁当作りは難しいし、フライングして豪勢なお弁当を二日連続作る羽目になるのも勘弁だし...


ということで、編み出したメニューがソースカツ丼だったのに、夫に猛烈に反対された。

それも仕事から帰ってきて機嫌もイマイチだったのか、そんな運動会のお弁当はありえないと、私のそこまでに至った経緯を聞くこともなしに、頭ごなしに、「大事なときに手を抜くな」とまで言い、極めつけに携帯で、運動会の豪勢なお重の写真を見つけて、その画面を私の眼前に掲げる始末。


ゴングが鳴り、窓全開がちょっと気になりつつも、ヒステリックに反撃。

売られたケンカはすぐに買うのだ。(これでもちょっとだけ理性利くようになったつもりだけど)


そのまま、口を聞かず、翌日まで持ち越し、

結局、雨で延期になった息子の運動会のお弁当は、全て夫が作ってくれた。

ラッキー☆こんな楽ちんな運動会久しぶり~。


結局、うちの夫には、運動会のお弁当こうあるべきという理想があるようで、この几帳面夫は、今回お弁当を作るのに、3時半起床。作る大変さが少しは身に染みただろうけど、やっぱり理想の方は変わらないだろう…

「きれいなシワの作り方~淑女の思春期病」を読んで

2016-10-04 10:38:17 | 私の読書日記
今年芥川賞を受賞した作家、村田沙耶香さんのエッセイを本屋さんで見つけて、内容から、自分とほぼ同世代らしいこの女性のエッセイはきっと友達とのお喋り気分を味わえるだろうな、と思った、本当にその通りの内容。いかにも、アンアン的。(アンアンからはもう15年近く遠ざかっている私だけど、アンアンに掲載されるエッセイはどれもすごく好き)


読まず嫌いの私は、この村田沙耶香さんも今回初めて知って読んだけど、エッセイだけ読んでみての感じだと、ざっくり川上弘美の妹版な感じかな?!

感心させられたのは、職業作家で本も何冊も出しているのに、社会性を失いたくないとコンビニで働き続けているところ、この本の中でも「仕事の中で思うこと」を読んだときに、ああ、この人の姿勢、素晴らしいわ!!と思った。


この本の中で、やっぱり35歳(当時の著者の年齢)は女の難しい分岐路で、仕事しかり、結婚しかり、そして年齢制限のある産むか産まないか論が再三出てきて、その討論の中に、あまり既婚者は登場してこないので、敢えてここで既婚者からの意見を言わせてもらうと、

理想の結婚相手なんて99%おとぎ話の中だけの話で、大事なのは結婚後に起こるあれやこれやを夫婦二人で意見を出し合い、手を取り合い、(たまに本当の意味で手をあげたり)しながらも何とかかんとかやっていけそうな相手かどうかが一番大事で、価値観がピッタリ同じじゃなくても、見たい映画が極端に違っても、(やっぱり金銭感覚はかけ離れてないほうがいいけど)服装の趣味がイマイチでも、勿論容姿だって正直タイプと違っても、付き合ってる時から、ちゃんと会話出来る相手がいいし、(あ、もちろんどんな仕事でも真面目に働いてさえいてくれればOK)そんな相手をすっと肩の力を抜いて探して出会えたらいいと思う。
大事なのは、あまり欲張らないこと!!

20代の時、職場のパートのおばさん(孫あり)が言っていたことがよくわかる。
「離婚してもいいから、人生一度は結婚してみる価値があるよ」

産むか産まないかも、私は何となくコウノトリ的な感覚で、チャンスがあるなら、絶対。
お腹を痛めて産んでみろっていうよりは、一から子育てしてみることに言葉では言い表せない程の意義があると思ってる。というか日々痛感してる。子供がいなかったら、自分の将来が、なんて気持では産んでほしくないかなあ、

できちゃった婚の私が言うのもなんだけど、大人のできちゃった婚、とってもオススメ。
できちゃったら、事は、迷う方向もなく、ただ進むしかなくて、目の前のことにがむしゃらになっているうちに、子は育ち、未熟だと思っていた夫婦もそれなりに手を取りあえているんです。
だけど、その場合には、最低一年くらいは付き合って相手を理解してたほうがいいと思うけど。


街でベビーカー押して歩いてる若い夫婦を眩しく思うけど、きっと裏ではいろいろあるんです。
いろいろあるから、今その場を穏やかに歩くことを、心から幸せに思えてるんだと思う。