映画『ワンダー 君は太陽』本予告編
去年息子が担任の先生のお勧めで本を借りて、でも途中までしか読まず・・
映画もあるみたいだから、借りてきてと言われていて、ジュリア ロバーツが出てるんだと思いながら、家族で見た。
これが期待以上に良くて、特に小学生やティーンエイジャーの子供がいる人、家族で見るのにおすすめの一本だ。小学生、ティーンエイジャー、それぞれの想いが語られる。こういうことを親が子供に言ってもうまく伝わらないから、それとなく、こうやって映画やドラマで知っておくことも肝心だと思う。
オギー役の子が、映画「ルーム」のあの男の子だとはびっくりだったけど、親友役のジャックの子の演技が絶妙にうまくて、子供たちと共にびっくりした。
世界に一つだけの花だとか、みんな違ってみんないい、だとか言うけど、世の中がもっと鷹揚になれたらもっといいんだろうけども、、
その前日は、「マーリー世界一おバカな犬が教えてくれたこと」を家族で見たんだけど、こっちも犬と家族の話でお父さん役はオーウェン ウィルソンだったんだけど、なんと「ワンダー」もお父さん役が彼だった。驚いたのは、マーリーから10年以上経ても見た目が全く変わらないこと。
こちらは、9歳の娘がドラえもん以外で初めて泣いた映画となった。
マーリーそっくりなIKEAで買ったぬいぐるみを抱いて、ソファで私にもたれて見ていたんだけど、物語に心動かされ、あんなに辛そうに泣く(こっそり静かに)娘を見るのは初めてで、横目でチラチラと見てしまった。
二つに共通するのは、鷹揚に構える明るい良きお父さんと海よりも深い愛情を子に注げる母親だ。
私は「マーリー」を見るのは2回目で、お母さん役のジェニファー アニストンのセリフがずっと心に残っていた。
彼女は、なんでも人生を計画した通り努力して夢を叶えてきたタイプの女性だが、結婚するまではその通りうまくいっても、そのあとの家族計画、子供との生活はプラン通りにはいかないで時に発狂しそうになる。でも彼女は、気づくのだ。子供との生活は確かに思い描いたように計画通りに行かない、行かないことの方が多い。でもそれで充分幸せでそっちの方が遙かに素晴らしいのかもしれないと。
思い返せば、私もよく夫と喧嘩になったのは、夫は家族で出かけても計画通り行かせたがったけど、そんなことは無理だよ、子供が小さいうちは特に、予定の半分もこなせればラッキーだと、その辺の加減がいまいちいつまでもわからなそうで、そんなことで言い争いに発展したこともあった。今は昔、子供はどんどん成長していきますね^^