4CATS

この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

今週家族で見た映画。『ワンダー 君は太陽』と『マーリー世界一おバカな犬が教えてくれたこと』

2020-09-22 14:18:02 | 映画あれこれ
映画『ワンダー 君は太陽』本予告編

去年息子が担任の先生のお勧めで本を借りて、でも途中までしか読まず・・
映画もあるみたいだから、借りてきてと言われていて、ジュリア ロバーツが出てるんだと思いながら、家族で見た。

これが期待以上に良くて、特に小学生やティーンエイジャーの子供がいる人、家族で見るのにおすすめの一本だ。小学生、ティーンエイジャー、それぞれの想いが語られる。こういうことを親が子供に言ってもうまく伝わらないから、それとなく、こうやって映画やドラマで知っておくことも肝心だと思う。
オギー役の子が、映画「ルーム」のあの男の子だとはびっくりだったけど、親友役のジャックの子の演技が絶妙にうまくて、子供たちと共にびっくりした。
世界に一つだけの花だとか、みんな違ってみんないい、だとか言うけど、世の中がもっと鷹揚になれたらもっといいんだろうけども、、

その前日は、「マーリー世界一おバカな犬が教えてくれたこと」を家族で見たんだけど、こっちも犬と家族の話でお父さん役はオーウェン ウィルソンだったんだけど、なんと「ワンダー」もお父さん役が彼だった。驚いたのは、マーリーから10年以上経ても見た目が全く変わらないこと。

こちらは、9歳の娘がドラえもん以外で初めて泣いた映画となった。
マーリーそっくりなIKEAで買ったぬいぐるみを抱いて、ソファで私にもたれて見ていたんだけど、物語に心動かされ、あんなに辛そうに泣く(こっそり静かに)娘を見るのは初めてで、横目でチラチラと見てしまった。



二つに共通するのは、鷹揚に構える明るい良きお父さんと海よりも深い愛情を子に注げる母親だ。

私は「マーリー」を見るのは2回目で、お母さん役のジェニファー アニストンのセリフがずっと心に残っていた。
彼女は、なんでも人生を計画した通り努力して夢を叶えてきたタイプの女性だが、結婚するまではその通りうまくいっても、そのあとの家族計画、子供との生活はプラン通りにはいかないで時に発狂しそうになる。でも彼女は、気づくのだ。子供との生活は確かに思い描いたように計画通りに行かない、行かないことの方が多い。でもそれで充分幸せでそっちの方が遙かに素晴らしいのかもしれないと。

思い返せば、私もよく夫と喧嘩になったのは、夫は家族で出かけても計画通り行かせたがったけど、そんなことは無理だよ、子供が小さいうちは特に、予定の半分もこなせればラッキーだと、その辺の加減がいまいちいつまでもわからなそうで、そんなことで言い争いに発展したこともあった。今は昔、子供はどんどん成長していきますね^^

こんなにご機嫌はレイフ ファインズは見たことがない!!? 「胸騒ぎのシチリア」

2020-09-15 12:38:58 | 映画あれこれ
「胸騒ぎのシチリア」予告編

原題はまた別だろうけど、確かに「胸騒ぎのシチリア」だった。ドキドキ♡

こういう映画大ーー好き♡

昔は、ケイト ブランシェットと区別が難しかったけど、ティルダ スウィントンは最高にクール。ファッションも全て素敵♡それを見るだけでも価値あり。

そして、あのご機嫌な男は誰??としばらくはそうとわからなかった、レイフ ファインズ。(シンドラーのリスト、もしくはイングリッシュペイシェントのあの男です。)
ご機嫌なシニアになって、えせイタリア男を演じきってた。

そんなレイフの娘役のダコタ ジョンソンもいい。
あの不機嫌さはどうなのよ?と思ったら最後に納得。

サウンドトラック賞を獲っただけあって、音楽も素敵。珍しく最後の最後まで観ちゃったくらい。

これを見てシチリアの妄想ヴァカンスを楽しもう😎 

母、元気を取り戻す

2020-09-08 07:49:27 | とりとめもない話
一人暮らしの母は、今年73歳で、コロナを恐れている。

ただでさえ、鬱々としがちな老人の一人暮らしプラス老猫2匹だったのに、今年はコロナでほぼ家に閉じこもって暮らしている。

せっかく去年あたりから一念発起、卓球を始めたり、他様々な老人活動を細々楽しみ始めていたのに、全ておじゃんになった。

ニュースは見ないようにしていて、本当にそれも知らないの?という具合だったが、それでも不安は募り、暗く凝り固まり始めたので、ついに8月自ら心療内科へ行く決意をした。ドグマチールという元は胃薬として発売され、後になって心にも効用があると判明したらしい薬をもらってきて服用し始めた。
二週間くらいで緩やかに効いてくると言われたのに、二週間経つ前に母は今すっかり元気になった。明るくなった。行ってみるもんだ。
本人も楽になって本当に良かったと言っている。食欲も出てきたらしい。



「夢見る帝国図書館」を読んで

2020-09-07 09:20:59 | 私の読書日記
この週末は、ずっとこの本と一緒にいて、読み終わるまで他に何もする気にならなかった。タイトル通り、夢見るようにうっとり夢中でこの本を読んだ。

私はこういう回想録みたいな物語に弱いのだ。
中島京子さんの本は、「小さいおうち」以来2作目だけど、素晴らしい作家だと思う。
作家と喜和子さんという上野公園のベンチで知り合った二人から始まる話なだけに、読んでいて、ずっとこれはノンフィクションなのではないか?と勘違いしたくなるくらいリアルな話の進み方だったし、途中孫が出てくるあたりで、やっぱりいくら何でもフィクションだよね、と思うけど、最初のあたりは、本当に本当の話かとワクワクしながら読んだ。

まだ一度しか訪れたことはないけれど、私も国際子ども図書館が大好きだ。
そして、コロナじゃなければ、今日にでも上野に出かけていると思う。

コロナが少し落ち着いたらのお出かけリストの最初に、きっと私は上野と子ども図書館へ行く。(上野動物園にも!!)
読み終わってもまだ夢から醒めない。

ずっしりと、そして満足感でいっぱいだ。

映画『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』

2020-09-04 07:27:53 | 映画あれこれ
映画『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』予告編

人生100年時代が本当に到来したんだなあと感じさせる。
人気があったんだろうか、まさかのマリーゴールドホテルの続編。
その出演者の平均年齢75歳くらい??

今度は何とギア様が登場。

インドが舞台といえば、踊りだが、それも楽しめる。
私もマリーゴールドホテルに長期滞在したい。
インドの、夜の風景が特に好き。

そして、インド女性、美しすぎて憧れる♡

『ジュリエッタ』

2020-09-03 07:15:34 | 映画あれこれ
好きな映画監督を挙げろと言われたら、迷わず私はこの監督の名前を挙げる。
スペインの巨匠、ペドロ アルモドバル監督。
私はこの監督の映画には目がない。

本作は、聞いたことはなかったけれど、監督の名前を見て飛びついた。
そして、今回も期待を裏切らないどころか遙かに上回る素晴らしい映画だった。

もう最初から最後までハラハラドキドキ、かじりつくようにして見た。
ストーリーもさることながら、この監督の映像美が好きだ。今回も、始まりから、うわあ!!ってなる。そしてどう着地するのか、それは愛に溢れている。

『ジュリエッタ』映画オリジナル予告編

こういうのを超絶懐かしいと言うのね。ファミコン”影の伝説”

2020-09-02 07:47:11 | とりとめもない話
73歳の母が、ゲームの話になると、あれ楽しかったねえ〜と言って持ち出すのが、本当にファミコンを買ってすぐにやったゲーム。忍者 影の伝説。あれだけは、私も母も珍しくてハマって遊んだゲームなのだ。
そして、それをYOUTUBEで見つけた。30年以上ぶり。これがもう一度見れるとは思わなかった。載せてくれた人ありがとう♡

【FC】 影の伝説 1週目クリア+2週目Ending (十二単End)



今週の子供と見た映画”BIG”

2020-09-01 09:36:19 | 映画あれこれ
BIG【予告編】

今週は、1988年の映画”BIG”を息子と二人で見た。

これはトム ハンクスの出世作で、私自身は中学の時、英語の先生のおすすめとして授業中に見せてもらった。それ以来だから25年ぶりくらい。最後のシーンが悲しかった覚えがあった。全編面白おかしいんだけど、最後の場面がその分余計に悲しいの。

息子も楽しんでたので良かった😀