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この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

沖縄

2018-08-27 18:45:55 | 旅行記






今年の夏休み、毎年恒例の夫の会社の保養所がなぜか夏休み中に改装中になっていたので、行先変更。思い切って初めての沖縄に行ってきた。


保養所が気に入って、かれこれ5年くらいずっと同じとこで満足していた我が家。私も5年ぶりの飛行機。しかも初のLCC。

荷物が料金追加しないと預けられないとか、手荷物は7キロまでとか座席を指定するにもお金が要ったりとか、どんな感じかと思っていたけど、

充分快適でLCCで充分と心から思った。



さて、私にとって初めての沖縄。色々と噂には聞くけど、ガイドブックを読んでもみたけど、実際足を運んでみないと

本当のところはわからない、と思うのは出産と同じ気がする。


今回は国際通りに近い那覇市に泊まったけど、今度は美ら海水族館の傍に泊まりたいな。

そう、沖縄は多くの人がそうであるように、実際行ってみてわかった。また次回絶対に行きたいって。


旅行中、ずっと頭を廻っていたのは、森高千里の「き・め・た(^^♪沖縄の海にしよう♪」だったけど、

(これ、払拭しようしようと思っても、消えないの。)

今の若い人にとっては??なんだろうなーー。



3泊4日といっても、午前中には帰ってきちゃうコースで、沖縄旅行記を自由研究に決めた息子用に、一日目に旧海軍司令部壕や、首里城、

二日目に美ら海水族館とエメラルドビーチと王道をいったけど、今度はもっとこうしたい、あれしたい、って想いがムクムク。


何しろ、お盆過ぎの沖縄。陽射しがとにかく強くて、無防備な私はあっという間に真っ黒に。というか、もうビーチでは防ぎきれません( ;∀;)


美ら海水族館がある海洋博公園はもっともっとゆっくり廻りたかったな。水族館はもちろん素晴らしかったけど、自分の中で期待値が上がり過ぎてた感もあり。


沖縄は、交通の便が悪くて、というのも、戦争でな線路が破壊されたのと、あっても車に押されて、廃線になったのとで、車を運転出来ないと

結構、いやかなり不便かも。空港から那覇市内近辺は、2003年に出来たゆいレールという快適なモノレールが唯一交通機関として走ってます。



しかし、私がたったの3泊で感じた事は、沖縄人けっこうせっかちな性質?だった気がします。

あんまり、なんくるないさ~感は感じられなかったな。



そして、家に帰って来てから、息子と二人で本を借りて、戦争について読んでみて、これまで自分が沖縄で起きたことについて、いかに無知だったか、について思い知らされた。沖縄での地上戦が、いかにむごく、はっきりいって、沖縄の一般県民が敵である米兵にというより、日本兵によって無理矢理自決させられていたという事実。

そもそも、琉球王国として、琉球人として生きてきたのに、明治時代になって日本に編入させられたと思ったら、今度は戦地にされてしまうなんて。
(だからこそ、簡単に地上戦の場所に選ばれたのか?!)

そして、戦争に負けてアメリカとなり、日本に返還されてなお、基地問題に苦しんでいる。

沖縄の人が琉球王国時代を大事に思う気持ちがよくわかる。

戦争について

私たちは、学校で教えられていないことが多すぎる。




とりあえず、黒糖は本当に美味しくて、売ってないかと近所の商店街で発見。

今の私に出来ること、沖縄のものを買うこと。

最期まで沖縄のために戦った翁長知事のご冥福を祈ること。

基地問題から目を離さないこと。

美ら海に行く途中、大型のトラックが山を切り崩していた。綺麗な海をわざわざ埋め立てでもするみたい。

信じられない。





尾畠さんのこと

2018-08-16 22:54:39 | 最近のあれやこれや
山口で2歳の子が行方不明になってボランティアの男性によって見事発見救出された件、

テレビで見て本当に感動した。ボランティアの男性って、てっきり地元の人かと思ったら、

遠路遥々大分から。新聞を見て車でやって来た78歳のおじいちゃんだっていうから、驚きはいや増すばかり。

更に聞くと、ボランティアとして大変有名な方だったんだね。

こんな凄い人がいたんだ。

息子にも、こんな人間になってねと言いました。誰よりも、こんな人になってほしい。

貧血のこと

2018-08-07 17:45:20 | 最近のあれやこれや
台風がゆっくり近づいている。そのお陰というか、今日は2週間ぶりに涼しい。ホッとして、呼吸が出来る。


毎年夏はいつだってニュースは大騒ぎ。豪雨被害に土砂災害に、台風に猛暑に。

脅されているようにも感じて、でもスタジオのニュースキャスターは天候などどこ吹く風の清涼感だ。


ここ何年かですっかり唇が色を失くしていた。

昔は口紅なんて必要ないくらい真っ赤な唇をしていたのに。


というわけで口紅が欠かせないと思っていたら、

健康診断で、極度の貧血が判明した。


そのために、鉄分の薬が出され、原因究明のため、腹部エコーをしたり、何かと病院通い。今年はそんなことばかり。

鉄分の薬は、体質的に合わないと嘔吐したり、どうしても適応できないなら、また別の薬を試すか、病院で週に何回か注射してもらうか。


暗示にかかりやすい私は、最初こそ合わない気がして食欲が激減したが、今はすっかり、鉄分の薬が恵みの薬だと思って服用している。

唇の色もだいぶ良くなった。

貧血は、徐々にくるから、自分でも症状に気付かないことが多々あるらしく、まさに私がそうだった。

でも飲んでみたら、確かに元気になった気がする。考えてみれば血が足りなかったんだから、つらかったはずだよね。


初めてのお泊り。

2018-08-06 20:22:52 | わたし的育児日記
小学校4年生の息子が2泊三日のサッカー合宿から戻ってきた。

おばあちゃん家に泊まる以外では、初めて親元を離れてのお泊りだ。


今年のこの猛烈な暑さ。そして、試合形式の過酷な合宿。今どき避暑地なんて遠く北海道まで行かないと・・。

合宿地は、茨城県の神栖市。それでも連日東京より3、4度は低かったし、風もあって東京に比べれば涼しかったらしい。


当初、合宿に行くのを猛烈に嫌がっていた息子だが、(単にハードな練習させられるのが嫌だった・・)

自分で荷物を詰める頃にはすっかり愉しみになっていたらしいが、出発二日前、頭痛+発熱(38.4℃)

溶連菌を疑うも、慌ててかかった小児科で、検査は陰性。

夏バテだろうとのこと。とはいっても、ここ数日クーラーの下にばかりいるだけで、何も夏バテになるようなハードな

ことはしていない。先生曰く、とにかくこの連日の猛暑じゃ誰だっておかしくなる、と。



翌朝、熱は微熱に変わるも、食欲もあまりないし、明らかに本調子じゃない。

合宿に向けて、体調を万全に整えてくるよう言われたのに、こんなんで参加できるのだろうか。


不安が募る。行くか行かないか、そればかりがぐるぐる。


とりあえず、合宿担当者に打ち明けると、キャンセル料は100%戻ってこないということなので、

当日の朝まで様子をみることに。


夫が帰宅し、行くかどうしようか迷っていることを伝えると、結局は本人の行く気次第で、本人が行きたいと思えば熱だって吹っ飛ぶんだと言って、

寝しなの息子に聞きに行った。


結果、参加したい。とのこと。


結局、、一番迷っていたのは、親である私の方だったのかも。


不安でいっぱいな中、送り出した金曜の早朝。


子供たちを乗せたバスはあっけなく出発し、

週末にちょっと落ち着くと言われていた猛暑は収まるところを知らず。


でも、引率者の方たちがFacebookにあげてくれる写真をいちいち見て、息子の姿を探しては、この便利になった世の中に感謝感激。


日曜の夕方、ひと回り、かすかにだが成長した息子の姿を眩しく思う。

心から、参加させてよかったと。