4CATS

この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

息子からの贈り物

2025-01-07 14:50:40 | わたし的育児日記
毎年、出不精からの脱却を心に誓うのだが、この11連休(6、7日も休みとった)実家に行くとスケート以外、結局ほとんど家から出なかった。家が好きすぎるのだ。

嬉しいことがあった。
実家から戻ると、息子がなんと10年近く変えてなかったギターの弦を新品に張り直してくれていたのだ。

高校生になってギターを買ってもらい、独学で練習するようになった息子、お勉強はからきしだが、好きなことには情熱を燃やしている。でも好きな曲じゃない曲は弾きたくないという逆張りで、軽音部には頑なに入らない。(部活にでも入れば彼女ができるのに)

先日、高校の友達がうちに来て、私のギターを見て、弦がサビサビで逆に張られていること(おいおい・・)を指摘され、今回、弦を買ってその友達(この子は軽音部)と一緒に張り直してくれた。ネックにも何か塗ってくれ、ピカピカに磨いてくれた。張られっぱなしでピンピンにワイルドに伸び放題だった弦は綺麗に切り揃えられ、まるで新品を買ってもらったみたい。私の20年来の相棒のギター。
当たり前のことだけど、音が全然違った。長年、もうあれはギターの音ではなかったのだ・・・。これぞ本物のギターの音色。

これが遅ればせながらの誕生日プレゼントだって。
これからは毎年それがいいかもね、と話した。




豪快にすっ転べばいい〜スケート場で学んだ教訓〜

2025-01-05 10:43:00 | わたし的育児日記
アイススケートが好きで、なんとか滑れるという程度だけど、行けばずっと滑っている。無心になって、くたくたになるまでずーっと。

11連休なのにどこにも出掛けていないので、せめてもの想い出にと(冬休み何したか聞かれた時用に)六本木ミッドタウンの屋外スケート場に出掛けた。
息子が幼稚園時代、インフルエンザで学級閉鎖になった時に訪れて以来だから、娘(その時は実家でお留守番だった)とここに行くのは初めてだ。

コロナまでは冬になると神宮外苑のスケート場に滑りに行ったりした気もするが、その時も怖がってろくに滑れなかったのは、小学生だし、まあ仕方ないかと思っていたのだが、中1になってもまだこんな姿なので、流石に情けなく思った。


思えば、この娘は、小さい頃から滑り台の階段も怖くて登れなかったのだ。
なので、幼少期、公園にはたくさん行ったが、滑り台を滑る娘の後ろ姿を追ったことがない。挑戦しなかったから。息子の背中はたくさん追いかけたけど・・。

まあ、そういうタイプなのだから仕方ない。結局、滑るのではなく、カクカクと歩く娘と手を繋いで、私も氷上をぎこちなく歩いた。歩いているだけなのに、2度転んだ。転ぶことは想像するより怖いことではない。

周りを眺めていると、おそらく初めて氷の上に乗ったんだなという南国系の外国人たちも多々見られ、その感動の表情を盗み見ては微笑ましく思った。最初は壁にへばりついていたのに、終いには何食わぬ顔でスイーっスイーっと横切っていく。

でも一番驚いたのは、みんなの豪快な転び方だ。
こんなに豪快なのは神宮外苑のスケート場ではあまり見た記憶がない。
屋外という開放感がそうさせているのか、子供も大人も実に豪快に、次々ずでんずでんと転んでいく。壁に激突している子供もいる。それも激突後の起き上がって続け様に壁にクラッシュ。それでも何でもなさそうに立ち上がる。凄いなあと思わず声が出る。
なるべく転ばないように、手を繋ぎ合って慎重に氷の上をいく我ら母娘が小さく思える。ここでは皆、転ぶことを恐れないのだ。
新年早々、年々慎重に転ばぬように、歩を進めてしまっている卑小な自分に喝を入れられた気がする。大いに挑戦して、思いっきりすっ転んでみろ、すぐに起き上がって、また挑戦するのみだ、また大きく転んでもまた立ち上がればいい、何度でも何度でも。

帰り道、娘に今日私の感じたことを話したけれど、思春期真っ盛りの娘には伝わった気があまりしないが、いつかそんなことを思い出す時もあるかもしれない。

なので、この一年、守りに入らず大いに挑戦して転んでみるを急遽自分の目標にしたい。

13の法則を知っていましたか?

2024-12-06 20:10:06 | わたし的育児日記
ちょっと前のニュースになるけど、トランプ大統領がターミネーターも舌を巻くほどのタフさで再び大統領の座に「I'll be back」した時、息子バロンくんの身長の高さに目がテンになった人も少なくないはずだ。一体あの子何センチなの??もう、、速攻でググったよね。

そんな話を会社の人としていたら、そのうちの、イギリスで出産したという人が、13の法則の話をしてくれた。子供の身長は↓の計算式になるそう。これは、病院から貰う母子手帳的な何かに書いてあったとか。

男の子なら、両親の身長(パパ+ママ+13)÷2
女の子なら、両親の身長(パパ+ママ-13)÷2

トランプ大統領のとこは、その計算当てはまらない。大谷くんとこもきっと。

でも、うちの高1息子は今のとこちょうどその計算通りだけど、もうちょっと伸びてほしいものだ・・・

人生の春夏秋冬

2024-10-23 15:45:46 | わたし的育児日記
この頃、人生の春夏秋冬を感じる日々だ。

今、完全に秋に入ったなあと思う。過ごしやすい季節。最高の季節。でも寒さが少しづつ忍び寄ってくる。

寿命が伸びたから、人間、冬の季節がすごーく長くなった。寒くて、夏のように着の身着のままではいられないけど、しっかりと暖かく装備を万端にして臨めば、思ったより辛くないのかもしれないね。

最近、5人をほとんど一人で育て上げたママ友と話していて、そんな人生の秋を感じた。汗だくだった彼女は誰よりも必死に夏を駆け抜けて、今はすっかり秋晴れのような雰囲気を漂わせている。夏は終わった。これからは秋を生きる。
長い冬に備えつつ、秋を存分に謳歌しようではないか。


違和感の正体

2024-10-14 00:12:59 | わたし的育児日記
娘の友達のお姉さんはもう社会人1年目、お母さんにとっては自慢で最愛の娘です。(実際に誰から見ても立派なお嬢さんです!!)年齢が近い分、いわゆる友達親娘な二人。私も時々会えば話すのですが、話すたびに何だか不思議な気持ちがしていました。掴みどころがないという感じになるのです。

その話を今日娘にすると、わかる〜と言われました。今日私たちが話しているところを見て、やっぱり同じように感じたらしいのです。それで何だろうね〜なんか、なんか不思議だよね、って。お母さんもよく自分の娘のことを、あの子宇宙人みたいなとこあるから、なんて言ってるし、単純にふしぎちゃんなのかな〜と違和感の正体が掴めないまま。でも今急に違和感の正体に気づいた。

私が話しかけると、(その時は必ずお母さんと並んで立っています)私に向かって応えるというより、隣にいるお母さんに同意を求めるように話すから、感じた違和感なのでした。よく子供ってお母さんの前で聞かれると、そんな風に答えますよね、それを大人でやってるから、いつも違和感を感じていたんだ!!!!すっごくスッキリしました。娘はもう寝ちゃってるので、明日違和感の正体を話そうと思います。

お母さんにじゃなくても、そういう人って時々いるかもしれないですね、あと、会話が一方通行で、こちらに質問してくることがない、ことにも今気づきました。

会話のキャッチボールはやっぱり大切な気がします。

何でも聞くのね・・

2024-09-20 19:49:12 | わたし的育児日記
夏休みの宿題ドリルに取り組もうとしてた娘、「これ、直接書き込んでいいのかなあ?」と言うので、「いいんじゃない」と答えると(だって、いかにも書き込み式タイプのものだったから)「えー、ちょっと誰かに聞いてみようかな」とスマホを掴む。
「何でも聞くのね・・」と私。「なんで?聞いちゃいけない?」と一瞬で沸騰する思春期娘。「聞いちゃいけなくないけどさ、私たちの時代は、そんなこといちいち聞けなかったよ。」「はあ?うるせー死ね、くそ」などと聞くに堪えない悪態が続くのですが・・


今の子って、ちゃんと先生の話とか聞いてこないで、わかんなかったらすぐにLINEで
聞けばいいって思ってるのよね。待ち合わせ場所や時間もちゃんと決めないのと似てる?でも、まだかな、まだかなってちょっと不安になりながら待ったり、駅の黒板を頼りにしたり、なかなか良かったのよ〜と振り返って思うんだけど、はあ??って超白けた表情で、返されそうな気がします。

難しい!!!!


何もしないと、本当にあっという間に過ぎちゃう悲しき3連休

2024-08-12 21:26:04 | わたし的育児日記
ぎゃー、もう3連休が終わってしまう😱 😱 😱 

何にもしてないよーーーー。

と焦る。焦る。気づいたら、夫と一緒にボーーっと村上佳菜子が奄美大島?に家買おうとするのを見てしまっていた。。

結局、、やったことといえば、娘の家庭科の何でもいいから料理作るをやらせて、娘の自由研究(できれば理科系の実験)を息子に指示して手伝わせたくらい・・あとあと、夫と盛大に口喧嘩したくらい(ちょっとだけ言い過ぎたかなと反省)

そんな毎日。夕飯はホームベーカリーで生地作ってピザにした。(ホームベーカリーでパンを作ったのは遠い遠い昔のことで今は、ほぼ100%ピザ生地用にしか使用してない。けど、それ用にはすっごく便利よ。)

3連休って、来るまでが楽しみで、来ちゃうと本当あっという間なんだよね。。

牛乳とレモンでプラスチック作り


娘よ、ここまでやったんだから早いとこ、レポート書いておくれ。。






分断された世界で

2024-07-03 19:52:37 | わたし的育児日記
娘の中学で絶賛PTA副会長をやっている。なんとなく、流れるままに引き受けてしまったが、これが楽しい。とても楽しい。こんなことなら、子供の頃、生徒会にでも入っとけばよかった、と思うけど、あの頃の自分にはそんなこと考えられない。何事もやってみないとわからないものだ。全ては、息子が無事高校生になって、転職した仕事も落ち着いて、そんなタイミングで娘が中学に上がったものだから、重い腰も軽々と上がったというものだ。

なってみると、これまでは出席しようとも思わなかった色々な会がある。
最近参加したのは、地域の人、地域の小学校長、もちろん自分の中学校長、中学生の親たち、とどうしたら、もっと子供にいい環境が作れるか、みたいなことを自由に話し合う場だった。何グループかに分かれてグループディスカッション。
私の参加したグループには、情緒クラスに子供を通わせ始めた中学1年生のお母さんがいて、情緒クラスは、3年前くらいに新設されたクラスで、不登校の子だったりを中心に受け入れているが、各学年、五人にも満たない。不登校の子もいたりするので、広い教室にたった一人だったりする時も多々あるようだ。そのお母さんのお子さん(男の子)は、小学校の時は普通の小学校に通っていたが、身体的ハンデがあるので、熟慮の末、実家を離れて祖父母の家から通えるこの学校を選んで入学したという。どんな中学生活になるんだろうと期待と不安の中、部活に入ることも楽しみにしていたというのだが、結局、その子は部活には入れなかった。情緒クラスの生徒である自分が、普通クラスの子たちがいる部活にポンっと入る空気感があまりに異質で重いと本人が肌で感じたためだった。



最高の運動会だった。よく晴れて、子供たちはクラス毎に競い、一致団結を深めていた。
来賓の受付をしていた私は、この裏門に運動会に参加した方がいいとは分かっていても、どうにも気が重い、そんな生徒たちが、やっとの思いで(時には親に連れられて)入ってくる様を目の当たりにした。参加したいのに参加できない、不甲斐ないと感じているのか泣いている子もいた。ひどく切なかった。表を見ると、みんなはしゃいで楽しそうな子ばかり。走るのが速ければそれだけでヒーローだ。
クラス毎に座って必死に前を見て応援している。その後ろに、情緒クラスの子たちがぽつりぽつりと座っているのだ。どうなんだろう、と思った。あの子たちは、紅白、どっちの組に入っているの?そこから見る景色はどうなんだろう。そんなことが引っ掛かってしょうがなかった。

私が不登校児なら、絶対参加したくない行事No.1は運動会だ。


この前読んだばかりの清水潔さんの本に、「小さな声を聴こう、小さな声にこそ耳を傾けよう」とあった。果たして、その小さな声を私たちは聴けているのかな?こんなクラスを新設しましたって大義名分ばかりを前面に押し出して、一番困っている当事者たちの声に丁寧に答えられているのかな?

私が小学生の頃は、ダウン症の子も同じクラスにいて、みんな何を言われなくても自然に手助けしていた。それで当たり前の光景だった。

今は迷惑がかかるからって、そういう子たちは一体どこにいったの?
本当に、みんな違ってみんないいんだよね?多種多様な世界に、なってきているのかな?

私には、より分断を深めているとしか思えない。
まだまだ戦いは続くのだ。




初めてのコンタクト装着でのエンパシー欠如について

2024-05-17 19:47:08 | わたし的育児日記
中1になった娘が眼科検診で両目ともD判定になって帰ってきた。メガネを着用してのD判定・・。ギクッとした。
実は、去年もDとまではいかないが、同じように紙をもらってきたので、眼科に連れて行くべきだったが、新学期始まった当初の同じように学校から紙を渡された親子が集う眼科がいかに混むかは何年か前、苦い経験があったので、もうちょっと時間を置いてから、と考えるうち、1年は過ぎていった・・・。

考えてみればかなり見にくそうではあったのだ。

しかし、中学生、土曜日を含めて毎日のように部活があって、眼科に行く暇もない。水曜日だけ部活休みなので、急遽午後休を取って連れて行った。

そこは、私が友達に紹介されて1年間使えるソフトコンタクトレンズを買っている眼科で、先生は親しみやすく、男の技師さんも人間味があって、しかも、早い。予約なくてもすぐ診てもらえる。ということで、電車には乗るけど、娘を連れて出掛けて行った。娘の周りはコンタクトに変えている子も多く、Dならば、やはりメガネよりコンタクトの方がいいのではないかと思い、その旨を伝えた。

ではコンタクト装着の練習へと連れて行かれたはいいけど、待てど暮らせど帰ってこない。待合室の私の雑誌は3冊目を読み終える頃、能面みたいな表情の女性の技師さんが戻ってきて、「無理でしたので、メガネの処方箋を作りましょう」とのこと。
怖がってたし、やはり無理だったかと、自分が初めてのコンタクト装着に挑んだ時の長い長い時間を思い出した。その時隣で付き添ってくれた技師さんの半ば飽きれモードムンムンの気まずい雰囲気も・・。

下を向いて戻ってきた娘に「無理だったか?」と言うと、娘の目に悔しさと恥ずかしさの涙がキラリ。人前ではほぼ泣かない子なので、思春期だし、察した私は珍しく押し黙っていた。(口は災いの元)

それからメガネの処方箋をもらって、無事メガネを作って、(視力は0.08だった😭 )帰宅後、コンタクト装着時の話になって、能面技師さん、怖かったし、なかなか出来ないから、途中はほぼほったらかされて鏡の前で一人途方に暮れたという。人間味のある男の技師さんはその日休みだったのかなあ?あの人がいたらなあ。(数年前ソフト使用者なのに無謀にもハードにチャレンジしてみた私にも優しかった。)悔やまれる。
能面技師さんたち、初めてのコンタクト装着の困難さを忘れてしまったの??
それとも人間味を忘れた??

正しいメガネ装着で世界が違って見える娘よ、もっと早く対応しなかった母を許しておくれ。

中3息子の変化

2024-02-25 11:14:44 | わたし的育児日記
最近、うちってひょっとしてジャズバーなのかな?と思ったり、かと思えば、YMOのテクノが鳴り響いていたり、平日の朝も、学校に行く自分でも盛り上げたいのか、おかしな曲が大音量で・・・そんな日常です。全て、息子です。昔から好きなのですが、もっともっと音楽にどハマり中。それも変な曲が好き。敬愛してやまないのは、細野晴臣氏です。本も(何冊も書いてるなんて知らなかった・・)読んでいます。
実は、細野氏、私の父と小学校の同級生です。息子が生まれる前に亡くなった父の墓前に言いたいです。孫がじいじの同級生にどハマり中だよ、と。不思議な縁を感じます。
ちなみに私も病院に勤めてた頃、細野氏からの予約の電話を何回か取ったりしていました(それはそれは渋い声でした)

息子は小6から中2の夏までピアノを習っていたのですが、最後の一年間は、ずっと同じ曲(ビートルズのレット・イット・ビー)を習い続けていたので、やる気がないならと辞めさせました。

それが、受験真っ只中の12月頃から、坂本龍一にも感化され、戦場のメリークリスマスの楽譜を買ってくれと。冗談かと思ったら、そこから日々練習しまくり。塾から遅く帰った後も弾く始末。あのね、、、本当はそんなことしてる暇ないんだよ、、、と口から何度飛び出そうになるものの・・(いや、飛び出てたね)
弾けるようになって、今は妹のブルグミュラーなんかにも挑戦しちゃってる・・・。
1年間練習しなさすぎで同じ曲やって、発表会、先生を緊張させた人がだよ、
人は、本当にやりたいと自分で思った時がその時なのですね。


それとこれまで本を一冊も読んでこなかった息子が、やはり中3秋頃から、急にハルキストになり、今ではふと見ると常に読んでいる、、、これも信じられない・・・。
私は生粋の読書好きですが、最近では息子と家庭内で読書クラブしちゃってます・・
昔、本好きにさせようと、いい本借りてきたり、結局興味持たれず返却すること片手じゃ数えきれん・・

人間、変わるんですね、、

ということで、あたたかい気持ちで見守っていきたいと思います。。。