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この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

映画『ブラックバード 家族が家族であるうちに』予告編

2024-07-31 15:35:32 | 映画あれこれ
映画『ブラックバード 家族が家族であるうちに』予告編

病を患い、安楽死することに決めた母の意向に寄り沿うため、集まった家族たちの3日間くらいを描いた映画なんだけど、俳優陣が素晴らしく、ストーリーも秀逸で、見応えがあった。元は、デンマーク映画のリメイクということで。自傷癖のある娘を”アリス イン ワンダーランド”のアリスが演じているんだけど、あんまり上手くて、誰だかわからなかった。きっともしかしたら、この子の母親はあの人なのかな、と思ったんだけど、それは最後まで明かされなかった。そんなとこもいい。
お父さん役は、渋さが最高潮の”ジュラシックパーク”のサム ニールです♡



パリオリンピック!!開会式!!

2024-07-29 22:08:30 | 最近のあれやこれや
文字通り、枠にはまらないどころか大きくはみ出し会場の外に飛び出した開会式。
今までは、警備の問題もあっただろうし、スタジアムの中が当たり前だったのに、まさに普通を疑え、新しい開会式だったなあと思う。
だいたい選手たちがセーヌ河を船で登場なんだから、さながら、ディズニーシーのパレードじゃないの。残念ながら、びっくりするくらい雨降ってたけど、最初知らないで見た時は、それも演出?なのかと思ってしまった。とても幻想的だったから。
ただ、ジャンヌ ダルクをイメージした騎手が河の上をソリのように滑っていき、陸で本物の馬に乗り換えた時の白馬ちゃん、すごく元気がなくて心配しちゃった・・・。

不思議なのは、聖火リレーで、ジダンからのナダル、ナダルからの、セリーナ ウィリアムズだったのに。特別テニスに詳しくない私でさえ瞬時にわかったのに、テレビの解説者たちったら、誰なんでしょう?って・・松岡修造もいたよね?!

レディガガは見そびれてしまったけど、最後のセリーヌ ディオンには大感動。ここに彼女を持ってくるなんて、なんて冴えまくりの演出だったのでしょう。セリーヌ ディオンの“愛の讃歌”は、本当に本当に素敵で、最高の締めくくりに相応しかった。








もしも街中で、パラコードサンダルに出会ったら、買いです。

2024-07-22 21:10:01 | 私のお気に入り
代々木公園のジャマイカフェスを見ていたら、ある屋台で、パラコードサンダルというものに出会った。なんとお値段2900円。アウトドアで使うパラコードを使って作ったグラディエーター風のサンダル。歩きやすいと書いてあり、カラフルで可愛い。

ちょうど、去年買ったKEENのサンダルがお気に入りだったのだけど、何だか、臭!!!!となってしまって・・履くのを躊躇中。履いてて、結構蒸れるなあと思ってたんだけど。娘も同じタイプのKEENを持っていて、やっぱり足が臭くなっていたので、残念だけど、靴下履いて着用してあげた方がいいみたいです。

そんな矢先に、これなら臭くならなそう、と思って半信半疑、物は試しに買ってみたら、紐だらけなので履く時ちょっと手間取ることはありますが、その紐がしっかりホールドしてくれて、ポップ通りとても歩きやすかった。

店舗はあるのかと聞いたところ、こういったフェスで出店するだけ、とのこと。
また出会ったら、娘にも1足書いたいな。

『続 窓際のトットちゃん』を読んで

2024-07-22 20:50:49 | 私の読書日記
「窓際のトットちゃん」を読んだのはもう何十年前のことだろう。
面白かったことはよく覚えている。破天荒だったトットちゃん。
今、もう一度読み返してみようと思った。みんな違ってみんないいらしい今の時代の目でもう一度。

そんな窓際のトットちゃんから42年、待望にしてはいささか待たせすぎの「続 窓際のトットちゃん」が出版された。普段本を読まない母も、これは読みたいとアトレの本屋さんへ買いに行ったら売り切れ中で一冊もなかったそうだ。丸善で買ってプレゼントした。

母が大事に読んだ後、私に廻ってきた。
正直、そこまで期待しないで読み始めたんだけど、とても面白かった。
徹子が何を伝えたかったかがよーーく理解できた。それは徹子が徹子になるまでの冒険の物語なんだけど、この、続の続編が私は早くも読みたい。徹子のNY時代、これはまた別にもう本があるのかもしれないけど。

もう日本で寝る間もなく、売れっ子だった徹子がNYへ芝居の勉強をしに行く決心をした時の文章がとても心に刺さった。それは自分を汽車に喩えたものなんだけど、

”汽車がずっと走ってきたレールから少し外れて、引き込み線へ入るような時間を持ちたかった。引き込み線にじっと止まっている汽車は、レールを走っている汽車からすると、置いてきぼりを食っているようにも見える。たしかにさびしかったり心細かったりもするだろうけど、急いで走っているときには気づかなかった景色も、きっと発見できるに違いない。”

この文章でジーンときた後に、あとがきで泣いてしまった。
思い出して話そうとするとまた涙が溢れてくる。
最近の徹子さんのこと、お化けみたいに思っててごめんなさい。
やっぱりものすごく偉大な女性だった。

明治神宮、三度

2024-07-21 13:31:30 | 母70代娘40代のリアル
猛暑の合間を縫ってちょっと涼しくなって一息つけた先週、今年3度目の明治神宮へ。
今度は、後期高齢者の母を連れて。最近ハマってる森林浴も出来るしね。

母も○10年ぶりに訪れたと、感慨深け。母も原宿は大好きで割とよく来ていたのに。行かないとこには行かないものですね。

またしてもレストランよよぎでお茶。
涼しかったからテラスが良かったのに、冷房好きな母は冗談じゃないと。

今回は母とだったので、もっとゆっくり神宮内を見渡すことができ、今回改めて夫婦楠の凄さに圧倒され。

ベンチに座ってゆっくり眺める。
見事にカットされていて、どうやってカットしてるんだろう・・本当に見応えがあります。

暫く、猛暑が続きます。
ある調査によると、今年の夏休み、海外旅行に行く人は3%で、国内旅行でさえ、15%。自宅周辺で過ごすが48%にも昇ったとか。
暑過ぎてどこにも行けないよね、、もはや避暑地なんてない。
でも、その根底には不景気の三文字がどっしり存在しているように思えてならない。
今年はお米も不足していて、スーパーの棚が空っぽだし、オリーブオイルだって、買えなくなった。今までは当たり前に買っていたエキストラバージンオリーブオイルなんて、日本には滅多に入ってこなくなって、ひまわりとのブレンドオイルとかしか買えない日が来るかも・・改めて、メイド イン ジャパン、地消地産の大切さが身に沁みる夏です。



目黒通りの街路樹に猛烈に腹立ってしまった件

2024-07-20 11:58:16 | 母70代娘40代のリアル
7月7日、都知事選のあったあの日は、今日以上の猛烈な暑さ。

選挙後、私は自転車に乗って、命からがら実家を目指す。
かなり危ない暑さの日だから、私だったら、用もない限り、決して家を出ないけど、みんな結構余裕そうに子連れでも老人でも歩いていて、私がやっぱり心配性な弱腰女なのかなあと、年齢を重ね、コロナも経て、異常に心配性な母の性質を否が応にも感じないでいられない45歳です。

それで、そんな心配性の母がよく言っていたこと。それは目黒通りの街路樹の話。
あんな葉っぱの少ない街路樹じゃ日陰ができやしない、と口癖のようによく文句を言っていたのを、あの日自転車に乗っていて痛感したのです。

お気づきですか??
目黒通りが何だかパッとしないのは、全部あの街路樹のせいなんです。

例えば、仙川のキューピー工場の辺りの甲州街道、素敵じゃないですか?
立派な街路樹が両端にあるおかげで、車で通るたびに素敵とうっとりしてしまいます。

ところが、目黒通りの街路樹、お前は何でこんな貧相な葉っぱしかつけられないんだよ、お陰様で道が日差しでカンカンじゃないか😡 😡 

母の言っていた言葉がやっとよく理解できたわけです。

私が子供の頃からそんなんだから、植え替えも視野に入れて、目黒通りも、もっとドラマチックな道にしてほしいものです。

膝から老けるんです😢

2024-07-20 11:44:23 | とりとめもない話
以前ここにも書いたことあるかもしれないけど、水着を着ていて、愕然としたのが、膝でした。

こんなはずはない・・・・・・・・・・・・。

暫くじーーーーっと自分の膝を眺めること数分。

果たしてこんなことってあるんだろうか??

そう、40過ぎた辺り、膝頭?というのかしら、若い頃には決してなかった皺が、寄るんです。。

顔はメイクで隠せても、膝頭の皺は、如実に年齢を表す。

それから私はもう膝が出るスカートを選ばなくなってしまった。
乙女の命は短くて、足を躊躇なく出せる期間も意外と短し、遺憾なく出せる日々を堪能せよ、と私はうら若き乙女たちに言いたい。



追伸:外国人マダムの日に焼けたシミだらけの皺皺の膝見せ堂々スタイルも堂に入っていればとても素敵な光景なんですけどね、いつか、そんな風になりたいものです、
隠してるとダメだよね、、運動しよ!!

電子レンジを拭いていて気付かされたちょこっと恋愛論

2024-07-20 11:28:46 | とりとめもない話
一昨年あたり、楽天ポイントを貯めて満を持して買ったバルミューダの電子レンジを熱心に水拭きしていてふと思った。
前の子(一代前の電子レンジ)はあんまり拭いてあげなかったなあ・・

そもそも、壊れたわけではないのに、買い替えられてしまった可哀想な子ではあった。
でも、結婚当初、何はなくとも電子レンジは必要!!と、ビックカメラで売上No.1(本当に!?)みたいに書かれていたものをこだわりなく買ってしまって、スチーム付だけど、一回も使わず、その分場所だけ取って大きくて嫌だなあとシンプルなバルミューダに乗り換えたんだけど、性能は、ちゃんとしてた。ただ見た目がね、、

それで思った。
本当に気に入って付き合った子には、付き合ったその後もずっとずっと大事にするもんだなって。とりあえずで付き合った子は、多分その後あまり大事にされない、のではないか?

なので、最近彼氏に蔑ろにされてるーーと不満タラタラの子、多分、それはあなたのことをそもそもそんなに大事じゃないからです。挽回できなくもないかもしれないけど、多くの場合それは結構難しいです。大抵はそうなった時、何とか気持ちを引き戻そうとジタバタして、たいてい良くない方向に行きます。なので、苦しいなあ、と感じたら、さっさとさよならしましょう、なんて、そう出来るくらいなら、最初から苦しいなんて思わないよね、、でも自分の大事なものはいつまで経っても大事にするもんだと思うんだよね。逆に、大事にするものなんて自分は本当に何もない、と断言している人とは、付き合うのをやめましょう。もちろん思いっきり割り切った関係を逆に望むという人は、そういう人と付き合うとライトでいいかもしれませんね。



ロメール映画好きなら絶対好き『ラヴ・アフェアズ』

2024-07-15 14:31:15 | 映画あれこれ
今年が半分過ぎてみて、今年はろくな映画を見ていないことに驚愕。
アマゾンプライムでしか見てないから、ろくな映画を配信してくれてないんだ、(でも安いから仕方なし)と思っていた矢先、特に期待することもなく、この映画と出会った。それは、とんでもなく愛について教えてくれる映画だった(私にとって)

物語は、バカンス先の従兄弟夫婦を訪ねてやって来た30代前後の男と、その男を出迎えた妊娠3ヶ月の妻が、最近失恋したばかりという男の話を聞くところから始まる。(男の従兄弟は急遽仕事が入り、何日か職場に戻らなくてはならなくなって不在)そこで語られる恋模様と、妊娠中の妻が語り始める自身の出会いについて、過去を振り返るところから段々それが現在と絡んでいく。

映画の作り自体もとてもうまい。
あくまで軽いラブコメディのつもりで見ていたのに、いつの間にかその枠をスイっと粋に超えてきて、気づけば極上のラブストーリーに仕上がっている。最後まで結末がどうなるんだかわからない。シンプルなのに、とんでもなく絶妙なこんな大人の恋愛映画作れる監督って一体どんな人??調べたけど、あまり情報がなかった。エリック ムレ監督というらしい。他の作品もぜひ見てみたい。


純潔な若い人が見れば、なんでこんなに相手がいるのに、平気で恋したり、愛したりしてるんだよ、と不快に思う人もいるかもしれない。

私はというと、長い間、一生のうち真実の愛、運命の人は絶対に一つで一人なんだと思い込んでいた。だからこそ、作家檀一雄についてもあーだこーだと書いたのだが、
でもこの映画を見て気づいた。運命の人は、必ずしも一人とは限らないのだ。

いろんな愛があって、それはそれでいいのだと、こんな崇高な奥さんでいたいと思った。人生はやっぱり面白いものである。



『ラヴ・アフェアズ』予告|Love Affair(s) - Trailer|第33回東京国際映画祭 33rd Tokyo International Film Festival

ところで、途中映画の台詞でこんな言葉が出てくる。

『模倣理論的に、人は相手が望むものを望む、人が何かを望むのは本人の望みじゃなく、他人が望んでいるからなの』

思わずハッとして、ノートに書き留めた。

アマゾンプライムでの無料配信はあと5日で終了です。

冷房、壊しましたが、治しました。

2024-07-11 15:41:49 | 日々是好日
冷房の効きが悪くて、夫は20℃になんてしてたけど、いやいや、そんなの明らかにおかしいでしょ、とネットで原因を探ったら、中のモーターに埃が溜まっている場合が多いと書いてあった。一番いいのは、分解して掃除してくれる業者に頼むこと、なんだけど、お金もかかるよね。ということで、どうしても我慢できなかった私は、楽しい楽しい金曜日の夜に掃除機を引っ張り出してきて、先端にノズルをつけて冷房の奥のモーターに近づけたら、煤みたいな黒いのがたっぷり私の顔面にぶちまけられた。
と、ここで稼働真っ最中のモーターなのだから、掃除機でギュンギュンやったら、NGなのは普通に賢い人ならわかることなんだけど、なんせ、理科とか苦手だった非常識人間なもので、埃が取れてきたのに味を占めてノズルを近づけすぎたら、何かが砕けて飛んできた。薄めのプラスチックのカケラ・・・

やばいと思った。

で、普通の人ならそこで止めるはずよね、

でも私はそこでやめられず、もっともっといった。

そしたら、たちまちそのカケラが5つくらいになったところで、やっぱりやばいよ、と認識した。

完全傍観者な夫は、焦りまくる私に、そら見たことか・・

で、そんなにピンチなのに、今度はクイックルワイパーの布をモーターに近づけて埃を排除しようと、、、、

そしたら、クイックルワイパーがたちまち引き込まれて・・・・・

がったんがたんと大声上げて止まった・・・・・・・・


お、終わった・・・・・・・・・・・・・・・・

家族の冷ややかな目・・・

迫り来る暑さ。40℃近かったあの週末あたりの話です・・

馬鹿だ、馬鹿だ、と自分で自分を大声で罵りまくり、
その合間に、神様、助けて、、冷房ごめんね、を繰り返し、菜箸を持ってきて、なんとかモーターに巻き取られたクイックルワイバーの布を取り除くことに成功。(かなり追い詰められていたが)

電源を抜き、しばし待ち、リセットボタンなど押し、もう一回スイッチを入れると、




神様、冷房の神様、うちの可愛い冷房ちゃん。

う、動いた。。

しかも、涼しい。

だけど、うるさい。
ガタガタ言ってる・・

だけど涼しい。劇的に涼しい。28℃設定でも十分涼しい。

ガタガタうるさいけど、ちゃんと涼しい!!!!

わーーい。冷房ちゃん、ありがとう、ありがとうね、ごめんね、を繰り返す。
(機械って、結構気持ち伝わってます)

1週間経つけど、快適なまま。ちょっとうるさい時もあるけど、やっぱりありがとう。
でも、これからはもっともっと気をつけます。

本当に、日々、いろいろなことが起こるもんです。
1日とて、同じ日がない。