4CATS

この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

笑いの力

2022-06-26 08:18:56 | わたし的育児日記
無差別殺人が増えているというNHKの特集を見る。

彼らは孤独で、愛に飢えている。

誰かにかまってほしくて見てほしい。気づいてほしい。
知らん顔されるのはたまらなく辛い。
無関心が一番こわい。
人間に必要なのは愛と笑いだ。

自分を笑い飛ばせ。

なんかおかしいじゃないの。自分で自分を笑ってやれ。

本当に辛い時はそれもできないだろうか??

最近、笑いって思いの外大事だなあと感じている。

なぜ人はアドバイスを求めるのにちゃんと言うことを聞かないのか??

2022-06-25 00:33:00 | わたし的育児日記
色々考えて、結局成功している人っていうのは、人に悩みを相談して、答えを返されたら、それをきちんと実行してる人なんじゃないか?という結論に至った。

素直な人。それは例えばこんな人。そう、ジブリの映画「想ひ出ぽろぽろ」に出てくるリエちゃんみたいな人。リエちゃんが誰かって??主人公たえこちゃんの小学生時代の友達で生理で体育を休むことを男子に言って笑ってたあのリエちゃんみたいな子。

思えば、しょっちゅう愚痴や不安を口にする母に懲りずにあれこれアドバイスして考え方を変えてみるよう何万回言ってもそれは実行されない。ただただ、聞いてもらいたいのである。

職場の女の人もそう。退職に際しての会社の不満を言うから、それを解消するべく正しいアドバイスを別々の二人からされたというのに、なぜか実行に移すことなく、今も尚、同じことで悩んでいる。

他人のことをとやかくいう前にきっと自分だってそういうところがあるに違いない。だからやっぱり全然成功していない。

人に相談してきちんと言うことを素直に聞ける人って貴重だ。
本当はそれこそ簡単なことなのに、なぜか実行に移すことなく、同じことでぐだぐだ悩んで管を撒き放題。
結局、自分で本当にそうだと納得するまで、たいていの人は素直に人のアドバイスを聞かない。

素直で、謙虚な人だけが有難がって、他人のアドバイスを聞いて、その通りに行動する。そして、当たり前だけど、ちゃんとなるようになるのだ。だって、悩みに練りに練って答えた大切なアドバイスなのだから。

中学生の息子なんて、ましてや親のアドバイスなんて聞かない。どころかなんとかして反発してやろうと言葉を探す。天邪鬼な行動をとる。だとしたら、最初から反発する方のアドバイスをしてみたらどうなるだろうか??ぜひ試してみよう。

あなたも、私もなかなかリエちゃんにはなれない。
でも、そのことをより意識して明日を生きてみよう。そう思った。

幸せの青い鳥を逃してしまった

2022-06-24 22:17:09 | わたし的育児日記
期末テストの結果から派生した中2息子との喧嘩で最低な金曜日の夜。

悩み多き10代。心配だから全てを知りたいし、聞きたいけど、親になんか話したくない気持ちもわかる。

友達にするみたいに慰めたり、アドバイスしたいけど、なかなか思うようにいかない。

で、結局、お互い泣き出した。

最近、やっぱりうちにいたのは幸せの青い鳥だったのかなあと思う。

いなくなってから、幸せがどんどん逃げていく気がしてならない。

でも踏ん張らないと。それでも生きていくしかないのだから。

でも、やっぱりあの子がいてくれたらなあと思う。

あの子の不在が堪える。

幸せの青い鳥を逃してしまったと思う。

悔やんでも悔やんでも、それでも気持ちを切り替えて生きていく。

それしかないのだ。



『ミカンの味』を読んで

2022-06-19 10:21:51 | 私の読書日記
チョ・ナムジュさんの「ミカンの味」を読み終えた。

思春期の女の子4人の物語だ。どうやら、著者の娘さんも思春期。うちの息子も思春期。思春期って特別なんだ〜と反抗真っ盛りの息子に手を焼く毎日に、この物語がちょうど刺さった。

終わり方も秀逸だし、タイトルが「ミカンの味」となった場面もみずみずしく美しい。

韓国の進学状況がわかるように、解説も丁寧にされていて、同じく高校受験を考える母親としては格別興味深い。

作者のあとがきも素晴らしくて、ちょっと電車の中で泣きそうになったんだけど、そこに以下の文章があって、

成長はときに手に負えなくて、孤独なことのようです。「誰でもみんな経験することだよ」「あなたは一体何が不満でそんなふうなの?」という言葉に、そうは言っても大変なものは大変なのだと、そういうこともあるんだと答えたかったのです。
                   ミカンの味 作者あとがきより

成長はときに手に負えなくて、孤独なことのようです」この言葉こそが私が探していた思春期についての答えのように思えて、ポストイットに書きつけてトイレの壁に貼り付けた。






コップに水はまだ半分もあるって思いたいのに・・

2022-06-12 11:10:10 | わたし的育児日記
実は二週間前の5月30日から大事な我が子ボタンインコのNICOがいなくなってしまった。夫が洗濯物を干して、あろうことか窓を全開にしたまま朝食を食べて寝ている間の出来事・・・。インコを一年家の中で放鳥させて飼っていた家の主人と思えない行為をしたのだ。

すぐに知らせてくれたら、仕事を早退して探しに帰ったのに、そこも自分でなんとかしようと思ったらしく、私は仕事帰り、歯医者、それから知ったからもうすっかり夕暮れだった。

娘の10歳の誕生日プレゼントとして我が家にやってきたNICO。娘は、これまで見せたことがないくらい悲しそうに泣いた。元々、赤ちゃんの時から滅多なことで泣いたことがない子なので、これが初めて彼女に訪れた悲しみだ。

息子は中学のオリエンテーション旅行で不在だった。

いなくなってしまったその夜は大雨で、当然ながらこちらもよく眠れず、眠ったと思って起きた時、頭から爪先まで寝汗でびっしょりになっていたので、びっくりした。

翌日は仕事を休んで探し。でも、探しようがない。
たくさんの掲示板にあげ、Twitterも開設し、どこかの優しい誰かの家にお世話になっていたら、本当にいいのだけど。

心がずっと空っぽで、一時的に忘れることもあるけれど、家のあちこちにあの子がいて、立ち直れない。

でも、そんなことばかりでもダメだとコップに水はまだ半分もあると思おうとは思うんだけど、そして、そう思える自分だと思っていたけど、やっぱりいざそうなったら、ちっともそう思えないんだなと気づいた。


早く戻ってきて。。

おすすめ絵本「海のアトリエ」 「ライラックどおりのおひるごはん みんなでたべたいせかいのレシピ」

2022-06-03 23:21:30 | 子供も大人も楽しめる!!絵本紹介
先日娘と10年ぶりくらいに原宿クレヨンハウスに行った。

入った瞬間、楽しすぎて、テンションMAX。

子供たちも大きくなってすっかり絵本から遠ざかってしまっていたけど、

あれも、これも、それも、ほとんど全部読んだことある〜!!懐かしい😂

そしたら、第31回ドゥマゴ文学賞を絵本で初受賞したという、堀川理万子さんの「海のアトリエ」が目に飛び込んできて。
思わず立ち読み。したら、とてもとても素敵なお話だった。
ああ、私が好きな世界。選考委員を務めた江國香織(これまた昔から変わらず大好きな作家)が選んだだけあるわと。しみじみ。



クレヨンハウスのカフェでお茶。エクレアとキャロットケーキ。


もう1冊のおすすめは「ライラックどおりのおひるごはん みんなでたべたいせかいのレシピ」
ライラック通りのアパートには(ライラック通りとはきっとNYかな?)世界中いろんな国の人が住んでいて、それぞれに自分のお国自慢の料理を作って、最後にみんなで庭に持ち寄って楽しくランチするという何ともおいしい絵本です。

しばらくご無沙汰だったけど、やっぱり絵本はいいわ〜♡