テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

サンタナとPRSの関係って絶妙だよね。。。

2011年11月12日 | 日記
以前から興味があったのだが・・

先日、ポールリードスミス(以下PRS)を演奏する機会に恵まれた

PRSも格安なモデルと本物のUSモデルがある

私が演奏したのはUSモデルなのだ



楽器屋のお兄さんが仕事終わりにバンドの練習をするという事でお店に持参していたのだ

自分のギターを調整しているところに私が来店したのだ

「それってPRSでしょ? 本物なの?」

お兄さんはニコニコ笑っていた

「そうですよ これって僕のギターなんですよ」

「ちょっと弾いてみます?店長も休みですし・・」

どのお店も一緒だが責任者が不在の日はとても穏やかな雰囲気なのだ


ギターを持った時の第一印象は非常に軽いという感じだった

ルックスからレスポールと比較されることも多い

厳密にはピックアップのチューニングにもメーカーの拘りがあるそうだ


お店の試奏用のアンプで音を出してみたのだが・・・

私の耳には『普通のギター』のように感じられた

ネックの握りや体へのフィット感は悪くない


「どうですか? いいギターでしょ?」


もちろん最高のコメントを返しておいた


「あのサンタナが愛用しているようにハードな音色じゃないんですよ」

「もちろん、エフェクターなんかで歪ませることもできますけど・・」

「クランチくらいの軽い歪みが得意なギターなんですよね~」


実際に私もそんな印象を抱いた

実際の精度はどうなのか?

正直、素人の私には良し悪しの判断はつかなかった

さすがに50万円近いモデルだけに木目は素晴らしく美しかった

高価なギターを求める人の多くはこの独特な木目に数十万円を支払っていると彼は言う


私のAriaも美しいトラ杢の模様なのだが本物と比較すると値段の差を感じてしまう

PRSは何かとレスポールと比較されることが多いのだが・・・

私の三本のギターの中ならばAriaの感じが一番近いように感じた

ボディの重量感やネックの感じが似ているのだ

Ariaにカバー仕様の非力なピックアップを取り付ければ似たような音が出ると思う


実際のところ、エレキギターの音はギターだけでは決めかねる

ギター、エフェクター、アンプが三位一体になって作り出される音なのだ

アコギのように材質と品質が露骨に音に反映されるものでもないのだ


つまりは異なるギターでも他のギターの音色を真似ることは可能なのだ

PRSにしても「これがPRSの音だ!」というものも無いように思える

フロントとリアのピックアップでも音が違うしトーンの調整でも音は激的に変わる


ただし、ギターとアンプを直結した場合に限っては多少の個性は出ると思う

初心者の人が購入するギターで悩むことも多いが・・・

ルックス重視のギター選びでも良いように感じる


レスポールタイプとストラトタイプの違いは押さえておいた方が良い

これくらいじゃないだろうか?




好きなギタリストは多いのだが・・

サンタナもその中の一人なのだ



ちなみにラテン系の歌手と絡むお得意の楽曲はあまり好きではない


もっとギターが聴きたいのだ

やはりギター好きとしてはインストナンバーが大好きなのだ


凝ったエフェクトなどはあまり使用しない

とにかく、ギターのニュアンスを重視する人なのだ

若い頃にはあの素晴らしさを理解できなかった


サンタナの良さを理解できるようになったのはここ数年なのだ

サンタナのサウンドにはPRSの存在は欠かせない

もっと突っ込んで言うならば『甘いトーンのハム』なのだ

実際にサンタナも若い頃にはレスポールを使用していた時期もあったほどなのだ

双方のギターには通じるものがあるのだと思う



サンタナとPRSの話はこの辺で・・


やっと新曲が完成した(^O^)/

ラテン調の曲に仕上げた

サンタナのPRSの音をイメージして音作りをしてみた

実際にはもっとマイルドなのだが『音抜け』を考慮して調整してみたのだ


使用したギターはレスポールとAriaなのだ

1コーラスはレスポールで弾いている

2コーラスはAriaで弾いてみた

3コーラス目は再びレスポールに戻るという構成なのだ


2コーラスのAriaのフレーズはサンタナ風ではない

実際のサンタナは絶対にこんな風には弾かない

楽曲としての一つのアレンジだと解釈していただきたい


先日、モーリーというメーカーのワウペダルを購入したとお話した

「早速使ってみよう!」ということで楽曲に取り入れてみた

ワウの他にボリュームペダルの機能も使っているのだ

ボリュームペダルというと『ヴァイオリン奏法』をイメージする人も多いと思う

実際には歪み量をコントロールする目的で使用するギタリストも少なくないのだ


今回はこの二つの奏法を織り交ぜてみた

ワウに関しては言うまでもないが・・・

音を聴けば分かると思う


注目してほしいのは、その使い方なのだ

フレーズに合わせて微妙にペダルを調整しているのだ

この使い方はスティーブヴァイに学んだ


まだ下手だが・・

もう少し練習を重ねれば形になる気がする

ワウペダルを購入したことで表現力が増したように感じられる


楽曲に関してはボンゴやコンガの音に注目してほしい



サンタナに限らず、ラテン調の曲を作る(演奏)するうえでパーカッションは必須なのだ

ある意味でこれだけでラテンになってしまう


実験的な試みをしている

最初に右から聴こえるパーカッションはcubaseのMIDI音源なのだ

次に左から聴こえる音はBFDで打ち込んだ音なのだ

以前にもお話したがBFDはオーディオ録音された音をMIDIでコントロールしているのだ

つまりはプロの叩いた音を自分でコントロールできるということなのだ


ベースラインはラテンの定番ラインなのだ

サンバなどにも使えるオールマイティーなフレーズなのだ

ベースもラテンには重要なパートなのだ


ドラムは軽い音を使った

特にスネアの音に注目してほしい

本物のスネアには裏側にバネが付いているのだ

スナッピーというらしいが・・・


今回はその音を強調しているのだ

ロック系の音からこんな音までカバーできるBFDは偉いと思う


とにかく聴いてみてほしいと思う

6分超えという長い曲になってしまった・・

読者の皆さんが途中で飽きてしまったら、私の負けなのだ


「もっと聴きていたいなぁ・・」

となれば私の勝ちなのだ

まぁ、ちょっとした冗談だが・・・






オープニングでは『サラウンド効果』なども初採用している

近日中に『良い音』でアップしてみたいと思っている

またまた、常連さん限定ということで・・

コメント (1)
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