テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

エピフォンレスポールとジャンクな日々・・・

2012年10月14日 | 日記
ジャンク品として手に入れたレスポールのお手入れも最終段階に入ったのだ

先日はトグルスイッチのプレートを購入したところまでお話したと思う


”音が鳴ればいいんじゃない・・?”

という大雑把な性格の人ならばすでに『完了』ということになると思う


とりあえず、現段階での出費はスイッチのノブが100円

プレートが200円なのだ

今回の作業に必要になった道具はすでに持っていたものを活用したのだ

非常に安上がりに作業を進めているのだ

余談だが・・

人によってはジャンク品に購入金額以上のお金をかける人がいるようだ


「1万円で買ったギターだけど・・ディマジオが二基で3万円を越えちゃいました~」


世界に一本のギターということでは理解できなくもないが・・

私流ではない・・




話を本題に戻そう・・

私の場合は自分が納得できる仕上がりを目指してしまう性格なのだ


トグルスイッチのプレートも機能面では不必要かもしれない

キズがあっても文字が薄くなっていても演奏には支障がないといえる


つまりは『ルックス』へのこだわりなのだ


購入から気になっていた部分の一つに各部のネジの錆があった

シルバーから黒く変色してしまっていたネジもあったのだ


中古だけに見過ごしてしまおうと思っていたのだが・・

やはり、演奏のたびに気になってしまうのだ


安い部品だけに交換という手段がもっともお手軽だと思う

前後のエスカッションに各4本、合計8本

ピックアップとエスカッションを固定しているネジが前後で4本ということになる



ちなみにエスカッションの固定ネジは前後で長さが異なるのだ

レスポールタイプを本格的に分解清掃したのは初めてなのだ


実は私もパーツを分解しながら色々と学んだのだ

おそらく前のオーナーが何かの理由で一度ネジを外しているのだ


一本だけネジの取り付け位置が前後で逆だったのだ

長いネジはエスカッションから飛び出し、短いネジはプレートをしっかりと固定できていなかった


ネジを外したということは・・・

ピックアップを交換している可能性があるのだ

他人が交換したピックアップの組み合わせはおそらく私の好みではないと思う

やはりスタートは『純正』が基本だと思う


その後に試行錯誤を重ねながらカスタムするのがお約束なのだ

「わーい、最初からディマジオが付いていたよ~」

という場合も多い

ましてや素人の中途半端なハンダ付けや配線も微妙だと思う

中古を考えている人は注意していただきたい




ちゃんとエピフォンの純正品が付いていたので安心したのだ



エピフォンの純正にもグレードがあるようで私のレスポールには比較的良いものが付いていた


ネジを交換するのは簡単なのだが・・

実はネジにもいろいろな規格があるようだ


素人考えでは簡単に入手できると思ったのだが何かと面倒なのだ

結局、自分で納得できるまで『研磨』することに決めたのだ


サビ落としではないので研磨なのだ

早速、パーツを取り外していったのだ



普通の人は弦を外してしまうと思う

私の場合にはちょっとした工夫で弦を張ったまま作業を進めるのだ



こんな感じでテールピースを外せば簡単なのだ



弦がバラバラにならないようにこんな工夫をしているのだ


ギター弾きの間では昔からこう呼ばれていた『アルトベンリー』なのだ



低価格の製品もあるが使用頻度が高いだけにここにはお金をかけた方が良いと思う




ネジ磨きのついでにエスカッションの微妙な歪みも調整することにしたのだ



プラスチック製のパーツはドライヤーなどで熱を加えることで曲げることができるのだ

失敗も多いので初心者の人は慎重に作業を進めてほしい


プラスチックパーツを磨くクリーナーで表面もピカピカに磨いたのだ




ネジ磨きに便利な道具があるのだ

名前は良く分からないが・・・・

ゴムのような研磨剤なのだ



以前にフレット擦り合わせの最終段階でも使用したのだ


消しゴムのカスのようなものがボロボロと落ちるのだ

これでネジの頭の部分がツルツルになったのだ


新品のような輝きを求めるのは無理なのだ

ネジの色が均一になっただけでもビジュアル的に美しいのだ



色がくすんでいたヘッドのプレートのネジも磨いた





最終的に元に戻して完了なのだ




ピックアップは低くめに設定しているのだ



私の場合はストラトも低いのだ


クリーンからクランチが好きな人は低い方がニュアンスが表現し易いと思う

ドンシャリの歪みが好きな人はもっと高く調整すれば良いと思う


やたらと社外のピックアップ交換をしたがる人が多いが・・・

交換の前に色々と調整してみることをお薦めしたいと思うのだ


パワーが足りないならばアンプの前に接続した歪み系エフェクトを調整すればよい

音の抜けが足りないと感じたならばアンプまたはマルチエフェクターのEQでいくらでも調整できる


別の機会にお話したいと考えているがマルチを使いこなせていない人があまりにも多いように感じる

演奏と共にマルチやアンプのセッティングもセンスが問われる作業なのだ



今回はとりあえず、調整、清掃が完了したということで軽くブルース的なフレーズを弾いてみたのだ

エピフォンも調整しだいでそれっぽい音が出せるのだ


ギブソンだか・・エピフォンだか分かんないでしょ?

ギターとはそんなものなのだ・・・










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