テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ストラト&レスポールの『音の違い』を感じてほしいなぁ・・

2012年10月28日 | 日記
レスポールのコンター加工の完成報告から少し間が空いてしまった・・・

私のブログ(ギター演奏)に多くの人が興味をもってくれるのは非常に嬉しく思うのだ


楽器店の店員さんが自ら投げやりになっているのも事実なのだ


「最近はギターを弾く人が減っちゃいましたからね・・・」

私が若い頃はギターに興味を持つ人が多かったように感じる

現在と違い『お楽しみ』も少ない時代だった気もするが・・・


現代は趣味も多種多様な時代だといえる

特にギターを弾く意味もないような気もするのだ


頑張って練習する!

いつの日か目標を達成する!

・・というような言葉が現代の人々は嫌いなように感じる


少々、愚痴のようになってしまうが・・

職場の若い連中も無気力の塊なのだ

『何が楽しくて生活しているのかな・・?』

などと心の中で思ってしまうのだ


まぁ、余計なお世話だが・・・



今回はレスポールとストラトの『音比べ』をしてみたいと思うのだ



ギターの音比べには最低限の条件というものがある


youtubeなどでも所有しているギターの音比べをしている動画を見かけることが多い

しかしながら、勘違いをしている人も多いように感じる


つまりは・・歪ませ過ぎていることが多いのだ

ストラトでもレスポールでもフルテンで歪み量をMAXにすれば似たような音になってしまうのだ

もちろん、ボディ材も形状もピックアップも異なるので全く同じ音になる事はないが・・・


思ったよりも音に差が出ないのだ

音質の個性がスポイルされてしまうのだ


音比較の基本はクリーンだと思う

あるいは少々歪みを加えたクランチまでが許容範囲だといえる


過激なディストーションなどは敬遠したいところだ

余談だが・・アンプの比較では上記とは少々セッティングが異なるのだ


前置きが長いが・・・


使用アンプはフェンダーのツインリバーブのモデリングを使用している



久々にBR-80を引っ張りだして録音してみたのだ




今回は何でBR-80なのか・・?

実は久々にブルースハープの練習を再開したのだ




レスポールで奏でるブルースは非常に心地よい

ブルースといえば、やはりハープだと思う


常連読者の方はご存じだと思うが・・

ハープも買っては壊し(壊れ?)を繰り返して先日までは都合2個だけになってしまったのだ


ハープにはkeyがあるのだ

曲のkeyに合わせて使い分けるのがお約束なのだ



手前から木製の枯れた音が特徴のオールドスタンバイ

黒いハープがプロハープというロックに特化したハープなのだ

実は今回の試作曲の制作の途中でリードが折れてしまったのだ


・・という事で一番奥のハープを本日、購入したのだ

すべてホーナーというドイツのメーカーの製品なのだ


トンボなどの国産ブランドもあるのだが個人的にホーナーの音が好きなのだ

ちなみに今回の曲はkeyAなので使用ハープはkeyDということになる

ハープには『ポジション』というものがあるのだ


ブルース系の場合はセカンドポジションということになるようだ

一本のハープを3つのポジションで使えるのだ

詳しくはネットなどで検索していただきたい


同じハープにも関わらずポジションで演奏方法が異なるのも奥深い部分なのだ

不思議なものでハープが嫌いだという人は少ないらしい

むしろ、低価格、コンパクトという事で人気があるようだ


しかしながら、ギターが弾ける人でもハープをマスターするのは容易くはない

当たり前だがギターは指先、ハープは唇で演奏するのだ


ギターでブルースが弾けるようになってくると自然にハープが吹きたくなってくるのだ

楽器店のお兄さん達もチャレンジしたらしいが全員が思い半ばで断念してしまったようだ


ベンドというテクニックが必須なのだ

ギターでいうところのチョーキングダウンのような感じだとイメージしていただきたい

音程の下がり具合(半音~一音半くらい)を調整するのがブルージーなのだ


この辺りの感覚はギターに似ているといえる



ギターで外国製を購入するのは簡単ではないと思う

私を含む庶民の場合、それなりに財布と相談することになると思うのだ

一方、ハープの場合、外国の一流品が5000円未満というリーズナブルな価格で手に入れられる

色々なメーカーやkeyを揃えるのも不可能ではない気がするのだ

「俺にも吹けるかな・・?」

という人もお試しで購入できる金額なのだ


読者の中にもハープに興味を持っている人がいると思う

500円くらいの製品もチラホラと見かけるが銭失いになるのでやめた方が良い

安い製品には必ず理由があるのだ


ハープの場合は一番重要なリード部分が粗悪な場合が多い

ベンドがしたくて購入したにも関わらず、リードが硬くて無理!という結果になるのだ


結局、お子ちゃまが吹くような童謡仕様になってしまうのだ

ギターにも言えることだが価格が高い製品には必ず高い理由があるのだ


それが自分に必要なのか?

そこが重要なのだ


USA製のギターでなくてもカッコいい演奏は可能なのだ

イコライザーを駆使すればかなり本家に肉薄する場合も多い

まぁ、それだけの腕前と耳の力があるギタリストはすでにUSA製の醍醐味を知っている場合が多いが・・・


今回の試作曲の流れについて簡単にご説明したい

元になるループはcubaseで仕上げたのだ


cubaseで書き出したwavデータをBR-80で読み込んだのだ

これでBR-80を外に持ち出すことができるのだ



ハープの録音の為なのだ

特に防音の設備などしていないので騒音が気になるのだ

何かが気になると思いきった演奏ができないのだ


とくに吸いのベンドの時に出る音は相当に大きいのだ

私は心地良い音もご近所や家族に不快な場合も多いのだ


エレキのように時間を問わず(アンプレスの場合)演奏することができないのがハープの唯一の悩みなのだ


いつものようにBR-80と一緒に出かけたのだ

いつもは近くのコンビニへの買い物を口実に出かけるのだが・・・


今回は新しいハープを購入することが目的だったのだ

実は今回の演奏は本日購入したばかりのハープで吹いたものなのだ


数分の鳴らし演奏で音が安定するようになったのだ

やはり、楽器店で取り扱う製品は品質が良いと思う

過去に購入した製品で不良品は一回もない


運が良いのだろうか・・?

おそらく、楽器屋のお兄さんの仕入れが上手なのだと思う

「不良品が多かったらペナルティだよ~」

などと営業マンのお尻を叩いているのだろうか?


詳しい内情は知らないが・・・

とにかく、行きつけの楽器店の製品は品質が良いのだ


・・脱線してしまったが試作曲を聴いていただきたい


左チャンネルがレスポール、右チャンネルがストラトなのだ

聴き易いように少々イコライザーで音を補正しているのだ


ほぼ同じアンプと状態での演奏(録音)であるが故に二本のギターの個性が出ていると思う

余談だが・・久々にベースも弾いているのだ

あえて弦交換をしないで『死弦』で使っているのだ

指弾きの場合に限っては独特の音色をゲットできるのだ





USA製のストラトと肩を並べてレコーディングできるまでに
成長したジャンクなレスポールを褒めてあげたいと思う

 

コンターも絶好調なのだ


特に初心者の方は

レスポールか?

ストラトか?

で悩んでいる人は音の違いを参考にしていただきたい




タラタラと12分も弾いているので飽きてしまった人は飛ばし聴きをしていただきたい

まぁ、それなりに色々なテクを盛り込んでいるつもりだが・・・


是非とも『ヘッドフォン環境』でお楽しみいただきたい



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