読者の皆さんはジミヘンの『Killing Floor』という曲をご存じだろうか?
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ジミヘンには『パープルヘイズ』など誰もが知るヒット曲もあるが
このような『伝説の名曲』が数多くあるのだ
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ジミヘンの事がもっと深く知りたい・・
と思い辞典のような書籍を購入したのだ
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分厚い本なので暇な時に楽しみながら読んでいるのだ
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楽曲の誕生秘話やクラプトンらの英国人ギタリストとの出会いなど・・
内容は盛り沢山なのだ
ジミヘンに興味がない人には全く面白くない内容ではあるが・・
ギターの音色やフレーズを真似るにはそのギタリストの人間性や生い立ちにまで踏み込む必要がある
「ちょっと入れ込み過ぎじゃない?」
という方もいると思う・・
ギターの楽しみ方は千差万別、本人が楽しければ良いと思うのだ
さて、冒頭でご紹介したこの曲だが・・
天下のクラプトンをノックアウトした伝説のブルースロックなのだ
この曲には原曲がある
ハウリンウルフという黒人ブルースマンが作曲した作品なのだ
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ブルース界の重鎮の一人なのだ
ジミヘンが生前のインタービューで答えている
「俺は我が道を行くタイプなのさ・・あまり他人には影響されない」
「でもウルフの曲にはノックアウトされたよ・・心に沁みるのさ」
クラプトンが在籍していた時期のクリームにも多大な影響を与えたのだ
デビューアルバムにもコピー作品が収録されている
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実はロックの名曲といわれる多くが先人のコピー曲であったりする
ジミヘンはその他にもボブディランなどの曲もコピーしているのだ
良い曲は色々な名プレーヤーの手を経てさらに良い作品へと昇華していった歴史がある
ギター好きの私としては感慨深いのだ
ジミヘンは英国の大物プロデューサーに発掘されたのだ
英国での新居、レコーディングスタジオ、デビューまでのすべてお膳立てされていたのだ
究極は英国での恋人まで用意されていたらしい
現代でこんな話が公になるのは少々問題だと思う
時代は50年前なのだ
現在では考えられないような『暗黙のお約束』が無数に存在していたようだ
ロックギタリストとして成功すればすべてを手に入れられた時代だったのだ
ジミヘンとクラプトンの第一コンタクトはあるライブハウスなのだ
酸欠になるほどの観客で埋め尽くされたライブハウスでいつものようにクラプトンとメンバーが演奏を披露していた
当時を振り返り、クラプトン自身が語っているのだ
「あの頃の俺は少々天狗になっていた・・」
「この世に俺よりも上手い奴なんかいないって・・ね」
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ライブの中盤でジミヘンが借物のギブソンのギターを抱えて合流(乱入?)したのだ
事前にバンドのメンバーには伝えていたのだ
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自信満々のクラプトンはジミを少々馬鹿にした様子でファン達に紹介したのだ
「遠くアメリカから俺の友達が遊びに来てくれたぜ~」
「何でもギターが上手いって噂を耳にしているが・・」
「どうだ、みんなジミのギターを聴いてみたいかい?」
クラプトンの挑発に悪乗りするようにファンは大いに盛り上がったのだ
その時に披露した曲が『Killing Floor』なのだ
ブルースは特に打ち合わせなどしなくてもセッションが出来る
プロレベルのリズム隊ならばどんなビートにも合わせられるのだ
余談だが・・
ジミヘンが最初に結成したエクスピリエンスもほとんど打ち合わせや練習などしていないようだ
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「俺のギターの音を良く聴いてくれ・・」
「それで十分だろ? コード進行・・?」
そんな時代だった
またまた余談だが同じ時代に活躍したツェッペリンはペイジ師匠がすべてに細かく指示を出していた
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ライブなどでアドリブに聴こえる部分も入念に打ち合わせされていたという
性格の違いだろうか?
音楽に対する考え方だろうか?
興味深い話なのだ
ジミヘンの演奏が始まると会場には一瞬だけ沈黙が流れた・・
それまでは口笛や指笛などでジミをからかっていたのだ
ジミの神がかったカッティングが数小節ほど進行すると会場は割れんばかりの歓声で埋め尽くされた
わずか数分のギターでクラプトンとジミの立場が逆転してしまったのだ
クラプトンは当時を振り返るのだ
「誰も俺を見ていなかった・・あんな事は初めてだった」
「ステージから俺の存在が消えたんだ・・俺は無用になった」
バンドのメンバーはその出来事に躊躇しながらもジミのギターに引き込まれていったのだ
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放心状態になったクラプトンは一人ステージを降りるのだ
後日、関係者に引退を告げるのだ
「もう英国に俺の居場所はない」
「俺の仕事はすべて奴のものになる」
それほどの衝撃を受けたのだ
実は後日にジミヘンのステージを観たジェフベックも
危機感にも似た同様の感想を抱いたという
クラプトンが亡きジミヘンを思いながら語る・・
「俺とジェフ(ベック)が二人がかりでもジミには敵わない・・」
「奴の演奏は別の次元にあるんだ 俺たちとは何もかもが違うのさ」
生前、ジミヘンはその部分についてインタビューを受けた
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本人はスターである事、天才だと言われている事について無頓着だった
「俺はそんな事は意識したことがない ギターに勝ち負けがあるのかい?」
「俺は飯が食えて寝床があれば満足さ それと好きなギターがあればいい」
色々と考えさせられる名言だと思う
今回の音源はそんな伝説の名曲を私なりにアレンジしてみたのだ
この曲は多くのギタリストに演奏されている
先に述べたように原曲は軽い感じのアコギ系ブルースなのだ
テンポも速くない
ある意味、ジミヘンのアレンジは過激過ぎる感も否めない
実はクラプトンはジミに出会うまで本格的なカッティングの音を知らなかった
ある意味、ロック的な演奏はすべてクラプトンが編み出していた
それを皆が真似をするという流れが出来ていた
切れ味鋭いジミヘンのカッティングを目の前に考えが変わったとも言われている
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後にジミも大金を手にして憧れだったストラトを手に入れる
それを追いかけるようにクラプトンもギブソンの箱モノからストラトに移行する
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やはりジミヘンごっこにはストラトはマストアイテムなのだ
他の機材の前にギターという事になる
・・・そんな事を言いながらも今回の音源はピグノーズを使用したのだ
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音作りはGT-100でブルースロックをイメージした音をサクサクっと作ってみたのだ
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便利機能に『イージートーン』があるのだ
音楽のカテゴリとその他の簡単なイメージを設定するだけでお薦めの音が完成する
初心者にも便利なうえ、上級者なども重宝する機能なのだ
老舗ブランドだけにギター弾きが欲しい機能を知り尽くしている
ちなみにピグノーズはタップでシングルピックアップに切り替えているのだ
改造の件は以前に紹介したとおりなのだ
詳しくはそちらをご覧いただきたい
この曲を知らないという方はyoutubeで検索してみていただきたい
特にジミヘンの圧巻ともいえるライブ映像に触れていただきたい
何かと文句が多い2チャンネルでも評判が良い曲なのだ
カッティングで悩んでいる方もジミヘンの演奏は参考になる
現代ではもっと上手いプレーヤーもいるが・・
50年前という事を考慮すれば凄い演奏だと思う
カッティングという演奏スタイルを確立した功績は大きいといえる
ジミヘンの画像と共にお楽しみいただきたい
あえてベース音源は入れてない
ベースを入れればより迫力がある音源に仕上がると思う
まぁ、機会があったら作ってみたい
繰り返しになるが・・・
今回の音源はミニであるピグノーズで弾いている事を頭に入れて聴いていただきたい
頑張れば安い機材でも演奏出来るという事なのだ
もちろんお金に余裕がある方は良い楽器を手に入れた方が尚良いが・・
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ブログ記事、ギターの音源が気に入った方は
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↓
↓
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ジミヘンには『パープルヘイズ』など誰もが知るヒット曲もあるが
このような『伝説の名曲』が数多くあるのだ
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ジミヘンの事がもっと深く知りたい・・
と思い辞典のような書籍を購入したのだ
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楽曲の誕生秘話やクラプトンらの英国人ギタリストとの出会いなど・・
内容は盛り沢山なのだ
ジミヘンに興味がない人には全く面白くない内容ではあるが・・
ギターの音色やフレーズを真似るにはそのギタリストの人間性や生い立ちにまで踏み込む必要がある
「ちょっと入れ込み過ぎじゃない?」
という方もいると思う・・
ギターの楽しみ方は千差万別、本人が楽しければ良いと思うのだ
さて、冒頭でご紹介したこの曲だが・・
天下のクラプトンをノックアウトした伝説のブルースロックなのだ
この曲には原曲がある
ハウリンウルフという黒人ブルースマンが作曲した作品なのだ
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ブルース界の重鎮の一人なのだ
ジミヘンが生前のインタービューで答えている
「俺は我が道を行くタイプなのさ・・あまり他人には影響されない」
「でもウルフの曲にはノックアウトされたよ・・心に沁みるのさ」
クラプトンが在籍していた時期のクリームにも多大な影響を与えたのだ
デビューアルバムにもコピー作品が収録されている
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実はロックの名曲といわれる多くが先人のコピー曲であったりする
ジミヘンはその他にもボブディランなどの曲もコピーしているのだ
良い曲は色々な名プレーヤーの手を経てさらに良い作品へと昇華していった歴史がある
ギター好きの私としては感慨深いのだ
ジミヘンは英国の大物プロデューサーに発掘されたのだ
英国での新居、レコーディングスタジオ、デビューまでのすべてお膳立てされていたのだ
究極は英国での恋人まで用意されていたらしい
現代でこんな話が公になるのは少々問題だと思う
時代は50年前なのだ
現在では考えられないような『暗黙のお約束』が無数に存在していたようだ
ロックギタリストとして成功すればすべてを手に入れられた時代だったのだ
ジミヘンとクラプトンの第一コンタクトはあるライブハウスなのだ
酸欠になるほどの観客で埋め尽くされたライブハウスでいつものようにクラプトンとメンバーが演奏を披露していた
当時を振り返り、クラプトン自身が語っているのだ
「あの頃の俺は少々天狗になっていた・・」
「この世に俺よりも上手い奴なんかいないって・・ね」
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自信満々のクラプトンはジミを少々馬鹿にした様子でファン達に紹介したのだ
「遠くアメリカから俺の友達が遊びに来てくれたぜ~」
「何でもギターが上手いって噂を耳にしているが・・」
「どうだ、みんなジミのギターを聴いてみたいかい?」
クラプトンの挑発に悪乗りするようにファンは大いに盛り上がったのだ
その時に披露した曲が『Killing Floor』なのだ
ブルースは特に打ち合わせなどしなくてもセッションが出来る
プロレベルのリズム隊ならばどんなビートにも合わせられるのだ
余談だが・・
ジミヘンが最初に結成したエクスピリエンスもほとんど打ち合わせや練習などしていないようだ
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音楽に対する考え方だろうか?
興味深い話なのだ
ジミヘンの演奏が始まると会場には一瞬だけ沈黙が流れた・・
それまでは口笛や指笛などでジミをからかっていたのだ
ジミの神がかったカッティングが数小節ほど進行すると会場は割れんばかりの歓声で埋め尽くされた
わずか数分のギターでクラプトンとジミの立場が逆転してしまったのだ
クラプトンは当時を振り返るのだ
「誰も俺を見ていなかった・・あんな事は初めてだった」
「ステージから俺の存在が消えたんだ・・俺は無用になった」
バンドのメンバーはその出来事に躊躇しながらもジミのギターに引き込まれていったのだ
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放心状態になったクラプトンは一人ステージを降りるのだ
後日、関係者に引退を告げるのだ
「もう英国に俺の居場所はない」
「俺の仕事はすべて奴のものになる」
それほどの衝撃を受けたのだ
実は後日にジミヘンのステージを観たジェフベックも
危機感にも似た同様の感想を抱いたという
クラプトンが亡きジミヘンを思いながら語る・・
「俺とジェフ(ベック)が二人がかりでもジミには敵わない・・」
「奴の演奏は別の次元にあるんだ 俺たちとは何もかもが違うのさ」
生前、ジミヘンはその部分についてインタビューを受けた
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この曲は多くのギタリストに演奏されている
先に述べたように原曲は軽い感じのアコギ系ブルースなのだ
テンポも速くない
ある意味、ジミヘンのアレンジは過激過ぎる感も否めない
実はクラプトンはジミに出会うまで本格的なカッティングの音を知らなかった
ある意味、ロック的な演奏はすべてクラプトンが編み出していた
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切れ味鋭いジミヘンのカッティングを目の前に考えが変わったとも言われている
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やはりジミヘンごっこにはストラトはマストアイテムなのだ
他の機材の前にギターという事になる
・・・そんな事を言いながらも今回の音源はピグノーズを使用したのだ
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音楽のカテゴリとその他の簡単なイメージを設定するだけでお薦めの音が完成する
初心者にも便利なうえ、上級者なども重宝する機能なのだ
老舗ブランドだけにギター弾きが欲しい機能を知り尽くしている
ちなみにピグノーズはタップでシングルピックアップに切り替えているのだ
改造の件は以前に紹介したとおりなのだ
詳しくはそちらをご覧いただきたい
この曲を知らないという方はyoutubeで検索してみていただきたい
特にジミヘンの圧巻ともいえるライブ映像に触れていただきたい
何かと文句が多い2チャンネルでも評判が良い曲なのだ
カッティングで悩んでいる方もジミヘンの演奏は参考になる
現代ではもっと上手いプレーヤーもいるが・・
50年前という事を考慮すれば凄い演奏だと思う
カッティングという演奏スタイルを確立した功績は大きいといえる
ジミヘンの画像と共にお楽しみいただきたい
あえてベース音源は入れてない
ベースを入れればより迫力がある音源に仕上がると思う
まぁ、機会があったら作ってみたい
繰り返しになるが・・・
今回の音源はミニであるピグノーズで弾いている事を頭に入れて聴いていただきたい
頑張れば安い機材でも演奏出来るという事なのだ
もちろんお金に余裕がある方は良い楽器を手に入れた方が尚良いが・・
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