早いもので3月なのだ
年々、時間が早く感じられるようになっていくのだ
イメージ的には学生時代の10倍くらいなのだ
今回の音源ではストラトを使ったのでこんなイメージ画像を作ってみた
同時に昨日のブログの集計結果もご覧いただきたい
月曜日は前日である日曜日の余韻を引きずっているような感じなのだ
平日にしてはそこそこなのだ
読者の皆さんにご報告したい事があるのだ
諸事情で長年使ってきたアリアを手放したのだ
良く知る知人に譲ったのだ
ギターを知り尽くした人なので安心なのだ
愛着のあるギターだけに行き先不明の『買い取り』は避けたいと考えていた
実は私にはちょっとした悩みがあった
レスポールとストラトという良いギターがありながらアリアばかり弾いてしまう自分がいたのだ
それ故にアリアのダメージも大きく、その他の二本のギターは良いコンディションなのだ
フレットも含め、
”良いコンディション・・”
という事は弾いていない証拠なのだ
ギターは弾く事で育つ
それに伴うダメージ(フレットの摩耗など)は仕方がないと思う
良い意味での『勲章』のような感じなのだ
特にレスポールなどは購入から約3年が経過するもフレットは新品状態なのだ
そこそこ硬い材質を使っている事も減り軽減に貢献しているといえるが・・
そんな理由でさらにギターを絞り込み『2本体制』になったのだ
アリアがロック向きなギターだけに若干の不安もあった
「この二本で大丈夫かな?」
考えてみればレスポールやストラトをメインに名演を残しているプロは数知れずなのだ
むしろ、自分への挑戦でもあり課題でもあると思うのだ
二本のギターを弾き込む事でより鳴る、馴染むギターを作りたいと考えているのだ
運搬もハードケースがメインなのだ
自転車で移動する事はないのでこれで良いのだ
”高級ギター≒ハードケース入り・・”
私の年代の合言葉なのだ
弦はダダリオの010~で落ちついている
一本ギターが減った事でタップリと余裕を持って使用できる
巷に良いギターが溢れるが・・
やはりレスポールとストラトは別格の扱いだといえる
プロでこの両者のギターを持っていない人はない
契約上の問題から他のギターを使っていても自宅ではレスポールとストラトを愛してやまないのだ
関連の書籍もこの二本だけはラインナップされている
一言で表現するならば『歴史』なのだ
他人との差別化でレスポールの代用としてポールリードを購入した知人がいる
ご存じのように値段では軍配が付けられない高級ギターなのだ
この際、低価格のスチューデントモデルは除外したい
いわゆる30万円超え辺りをイメージしていただきたい
結局、1年ほど使い手放してしまったのだ
「物足りなかったんですよね・・レスポールとは違いますね」
「何で買ったのかって・・? テンションが上がっちゃって」
私にはその気持ちが痛いほど分かる
ギター購入時には自分で信じられないくらいにテンションが上がってしまうのだ
購入の数カ月前から理由なく落ちつかない自分がいるのだ
末期には夢に出てくるようになる
「ダメだ・・もう我慢できない」
日常生活に支障を来すようになってくるのだ
この段階でもはや正常な判断力は低下しているのだ
他人から背中を少し押されれば・・
即購入!という最終段階に入っているのだ
そもそも、物事に対して常にクールで冷静に判断できるような人は数十万円もするギターを買わない
「ギターに何十万っておかしいでしょ?」
という事になる
ある意味で幸せでもあり不幸でもあるのだ
当ブログで何度も書いているが・・・
”本物の鳴り・・”
”高級ギターの意味・・”
はネットのレビューを100万回読んでも理解できない
実際に自分の耳と体で体験するしか方法はない
誰でも理解できるか?
という事に関しては答えはNOなのだ
やはり有る程度経験と少々のテクが不可欠なのだ
初心者レベルの弾き方ではギターの眠っている潜在能力を呼び覚ます事は出来ない
今回の音源は二本体制の第一弾という事になる
同時にGT-001の使いこなし術の第一弾という事にもなる
始まり部分を不思議な音はペダルで表現しているのだ
『ワープ』という飛び道具的なエフェクトをコントロールしているのだ
つまりはGT-001だけを単体で購入しても使えないエフェクトがあるという事になる
不要だという場合にはアンプを味わえば良いのだ
購入者の多くがこのタイプだと思う
私は徹底的にポテンシャルを引き出したい
さらにマシンの前段にレクティークのオーバードライブを接続して音に芯を作っている
このパッチの核になる部分は一流のプロが作ったデモパッチなのだ
ちうなみにルカサー氏の作ったパッチではない
ストラトは多彩なギターだと思う
レイヴォーンのような王道ブルースサウンドも真骨頂だと思う
時には幻想的な音も演じてみたい
やはりデビッドギルモアは外せない
キャリア中期から現在までストラトを愛用しているのだ
アームの短いブラックは体の一部になりつつある達人なのだ
ディレイやユニヴァイブ(ジミヘンも愛用した)など空間系が得意なのだ
バンドのイメージはギタリストの演奏によるところが大きいのだ
個人的にはキャリア後期の音が好きなのだ
”燻銀(いぶしぎん)の味わい・・”
なのだ
ライバル的な存在であるキングクリムゾンなども同様なのだ
今回の音源は先にの述べたようにストラトを使用しているのだ
左チャンネルはシングルのリアなのだ
右チャンネルはS-1スイッチによる『擬似ハム』を使用した
音が太くなっている事がご確認いただけると思う
フロント+センター、リア+センター、3ピックアップ仕様のハム、フロント+リア+センターのフェイズ音
3ピックアップのフェイズアウト音という組み合わせが可能なのだ
まぁ、言葉では分かり難いと思うが・・・
実際の音をお楽しみいただきたい
”ロック≒太い音、ハムの音・・”
というイメージが定着しているが・・・
もう少し突っ込んで考えてみると違った方向性が見えてくる
レスポール系のハムは野太く男らしい音が出るが・・・
一方でエフェクトの食い付きが悪い
所謂、”エフェクトのかかり・・”なのだ
むしろ、エフェクトとの相性が良いのはストラトが積むシングルなのだ
ヴィンテージ系のストラトは非力で線が細い
まぁ、それが味でもあり良い部分なのだ
私のストラトのような現代的なギターはかなり改良されている
ストラト本来のパキパキした部分と腰がある音を良いバランスで両立させている
生粋のストラト好きには不評だが・・
それはそれで良いと思う
万人に好かれるギターはこの世に存在しない
ヴィンテージ系の音が好きな人はパキパキのブルースサウンドを好む
あるいはカッティング主体のファンクなどが好みなのだ
エグいエフェクトをグリグリとかけるような音には興味はないと思う
読者の皆さんがどっち派かは分からないが・・・
”エレキの可能性・・”
を感じていただきたい
幅が広い、奥が深い世界観がエレキの醍醐味でもあり真骨頂なのだ
如何だろうか?