読者の皆さんは連休を如何お過ごしだろうか?
期待に胸を膨らませた新成人たちは無事に成人式を終えたのだろうか?
私も数十年前の初心だった頃の自分を思い出していた
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中古ギターを買い漁るオジサンの多くは若い頃の夢を実現しているのだ
あの頃に買えなかったギターを次々手に入れ青春を再び満喫しているのだ
これはギターに限らない
若い頃にドラマで主役が役の中で乗っていたスポーツカーを手に入れるオジサンも少なくない
我が家のお隣のご主人もそんな趣味があるようだ
某刑事ドラマで有名になったスポーツクーペを大事に乗っているのだ
大の車好きで三台目の車なのだ
「我々の青春の象徴ですよね~ カッコいいですね」
と私はいつも褒めてあげるのだ
オジサンは嬉しそうに微笑んでいるのだ
私も昔を懐かしく思い出す事があるが・・
それを物品として手に入れたいとは思わない
常に前向きなのだ
現代のギターを超える性能のギターがあれば、話は別なのだ
それはあり得ない
楽器店のお兄さんは新品のギターも多数所有する一方で古い機材も集めている
アンプなども相当に古い物を買い漁っているのだ
これは新品だが・・・
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キャビネットが黄色くなりネットが破けているようなアンプも多数なのだ
年季が入っている
風格があるのだ
ちなみに私は興味ない
過去に何度も弾かせてもらった事がある
「枯れた音がするのかな?」
という想像を大いに裏切られた
音にパンチと腰がない
枯れていると言えば枯れているが・・・
それ以上にアンプとして必要な部分が欠けている
真空管の交換時期でもある
アンプの真空管はギターのフレットのような存在なのだ
交換する事でリフレッシュするが・・
デフォルトとはまったく別モノになってしまう
お兄さんはそれを懸念して音が出るうちは、そのまま使うと豪語しているのだ
お兄さんはヴィンテージのレスポールやストラトも所有している
なかにはかなり高額なギターも含まれている
骨董としては貴重な存在なのだ
「このギターは高かったんですよ・・」
総じて、値段が高いギターほど出音が微妙なのだ
ノイズも多く音にパンチがない
一人、ノスタルジーに浸るには最高の相棒だが・・
バンドで鳴らす、宅録で使うには使い難い印象を受ける
それでも良いという人がご自由に・・という感じなのだ
先日、ショップでオジサンが語っていた
「ギターって旬があるよね・・」
「あんまり古いのも考えものだよね」
「ギターって有る程度の水分も必要だよ」
「水分があるから音に艶があるんだよね」
私も同感なのだ
あくまでも感覚なので何とも言えないが・・・
”古ければ古いほど良い音がする・・・”
というのは間違いだと感じ始めている
”その時代の音・・・”
という事になる
その音が最高だという人はそれでよい
耳が良いプロでもヴィンテージをレコーディングに使う人もいる
問題はその使い方なのだ
そのギターが持つ得意な音を知っている
一流のプロが成せる業なのだ
10年未満のストラトでもそこそこに枯れた音は出る
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読者の皆さんは新品の良い製品を購入し丁寧にギターを育てていただきたい
満足できる瞬間が訪れるはずなのだ
それが何年後かは分からないが・・・
気長に弾き込む楽しさを味わっていただきたい
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『カッティングブルース』
期待に胸を膨らませた新成人たちは無事に成人式を終えたのだろうか?
私も数十年前の初心だった頃の自分を思い出していた
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中古ギターを買い漁るオジサンの多くは若い頃の夢を実現しているのだ
あの頃に買えなかったギターを次々手に入れ青春を再び満喫しているのだ
これはギターに限らない
若い頃にドラマで主役が役の中で乗っていたスポーツカーを手に入れるオジサンも少なくない
我が家のお隣のご主人もそんな趣味があるようだ
某刑事ドラマで有名になったスポーツクーペを大事に乗っているのだ
大の車好きで三台目の車なのだ
「我々の青春の象徴ですよね~ カッコいいですね」
と私はいつも褒めてあげるのだ
オジサンは嬉しそうに微笑んでいるのだ
私も昔を懐かしく思い出す事があるが・・
それを物品として手に入れたいとは思わない
常に前向きなのだ
現代のギターを超える性能のギターがあれば、話は別なのだ
それはあり得ない
楽器店のお兄さんは新品のギターも多数所有する一方で古い機材も集めている
アンプなども相当に古い物を買い漁っているのだ
これは新品だが・・・
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キャビネットが黄色くなりネットが破けているようなアンプも多数なのだ
年季が入っている
風格があるのだ
ちなみに私は興味ない
過去に何度も弾かせてもらった事がある
「枯れた音がするのかな?」
という想像を大いに裏切られた
音にパンチと腰がない
枯れていると言えば枯れているが・・・
それ以上にアンプとして必要な部分が欠けている
真空管の交換時期でもある
アンプの真空管はギターのフレットのような存在なのだ
交換する事でリフレッシュするが・・
デフォルトとはまったく別モノになってしまう
お兄さんはそれを懸念して音が出るうちは、そのまま使うと豪語しているのだ
お兄さんはヴィンテージのレスポールやストラトも所有している
なかにはかなり高額なギターも含まれている
骨董としては貴重な存在なのだ
「このギターは高かったんですよ・・」
総じて、値段が高いギターほど出音が微妙なのだ
ノイズも多く音にパンチがない
一人、ノスタルジーに浸るには最高の相棒だが・・
バンドで鳴らす、宅録で使うには使い難い印象を受ける
それでも良いという人がご自由に・・という感じなのだ
先日、ショップでオジサンが語っていた
「ギターって旬があるよね・・」
「あんまり古いのも考えものだよね」
「ギターって有る程度の水分も必要だよ」
「水分があるから音に艶があるんだよね」
私も同感なのだ
あくまでも感覚なので何とも言えないが・・・
”古ければ古いほど良い音がする・・・”
というのは間違いだと感じ始めている
”その時代の音・・・”
という事になる
その音が最高だという人はそれでよい
耳が良いプロでもヴィンテージをレコーディングに使う人もいる
問題はその使い方なのだ
そのギターが持つ得意な音を知っている
一流のプロが成せる業なのだ
10年未満のストラトでもそこそこに枯れた音は出る
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読者の皆さんは新品の良い製品を購入し丁寧にギターを育てていただきたい
満足できる瞬間が訪れるはずなのだ
それが何年後かは分からないが・・・
気長に弾き込む楽しさを味わっていただきたい
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『カッティングブルース』