テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ヤマハの古いギターを抱えたおじさんのお薦め弦

2017年01月28日 | 日記
私は長らく同じメーカーの弦を使っているのだ

ダダリオなのだ

特に不満はない


ここ最近のダダリオは非常に品質が良いように感じるのだ

これも他のブランドに乗り変えない理由の一つになっているのだ

10年くらい前までは錆びた弦が混ざっていたのだ

弦にも消費期限のようなものがある事を知ったのだ

最近はそんな事はまったくない

改善の跡がみられるのだ

良い事だと思う


品質もさることながら、その前向きな姿勢が大事だと思う

真摯な態度なのだ

そんな姿勢が製品に表れる

製品に限らず、人間にも言えることなのだ



話を弦に戻そう・・

結局のところ、エレキはギター以外の部分に影響されると考える

弦はその一部という事なのだ


指の滑りは良いか?

劣化のスピードは?


私が重視するポイントは意外に少ない

このランクの製品の音が云々というのはナンセンスなのだ


良いに決まっているのだ


ダダリオとアーニーボールは世界基準なのだ

正直な話、これよりも劣る弦はあるが・・

突出して良いと感じる弦に出会った事がない


少なくとも私の耳と指先では感じられない


人間は不思議なもので演奏が上達しないと道具に八つ当たりするのだ

「ダメだ~ エピじゃレスポールの太い音出ないよ~」

果たして原因はギターだろうか?


「何かコードがグシャグシャで汚い音だわ・・ 弦が悪いんじゃね?」

その他に原因はないだろうか?

正しいオクターブ調整を行っただろうか?

サドルの追い込みは完璧だろうか?

コードを押さえ方は大丈夫だろうか?


それらを踏まえた上で他の原因を探るのだ



ダダリオにまったく不満はないが・・

何となくおじさんの推奨する弦に興味が出てきたのだ


「この弦は半端ないよ 魔法だわ マジで・・」

「俺のヤマハのギターが凄い事になっているのよ」

という事なのだ



「音もイイけどな 耐久性もハンパないわ」

「ロングライフってな・・マジ感動するわ」




おじさんはここ数年はこの弦がお気に入りらしい


拘りがある事は良い

何でも良いのだ


私なりのおじさんを分析してみた

おじさんにはある『傾向』がみられる


”他人と一緒じゃ嫌だ~”

という感じなのだ


おじさんも生まれた時は無垢だったはずなのだ

何がきっかけで屈折?してしまったのだろうか?


”おじさん≒偏屈・・”


このイメージは間違っている

中年おじさんでも純粋で真っ直ぐに生きている人も大勢いる


家族にとっては誇れるおじさんなのだ

会社では頼れる上司なのだ


ヤマハの古いギターを抱えたおじさんは屈折している

屈折が苦節を生んでいるともいえる


ダジャレなのだ


まぁ、そんなこんなでおじさんの推奨弦を使用頻度が高い小象に張ってみたのだ

印象は普通なのだ

良くも悪くもない


おじさんが興奮するほどの事はない

これから変化するのだろうか?


数日後に音が良くなるというサプライズが待っているのだろうか?




私も行きつけの楽器店に出向くのだが・・

おじさんとか行き違ってしまうのだ


おじさんは昼間にブラブラと立ち寄る事が多いようだ

その時間に私は仕事を頑張っているのだ


私がお店に行く頃にはおじさんは帰ってしまうのだ

まぁ、半日くらい入り浸れば十分だが・・


最近は楽器店の一部を借りて、現場で弦交換を実演しているらしい

良い事だと思う


最近はお店で修理を受け付ける機会も減った

ギターを弄れる店員さんが減ったという事なのだ


おじさんが弦交換を始めると学生さんなどが見学しているそうだ

「弦交換している? 古い弦はダメだわ」

「お金をケチるとムダに損するのな 分かる?」

おじさんは誰にでもお説教するのだ


それが通用するオーラがあるのだ

図々しいキャラがおじさんの持ち味なのだ


弦交換をしながらおじさんが語る

「弦はいつも新品だよな 準備しておくのよ」

「お呼びがかかるって可能性もあるんじゃね?」

「レコーディングでもライブでも参加したいわ」

「何でもいいのよ ギターで稼ぎたいのな マジで」


おじさんは語りたいのだ

誰かに自分の声を届けたい

そんな風に感じるのだ


おじさんを一言で語り尽くす事は難しい


おじさんは間接的に色々な事を教えてくれたのだ

私はおじさんの教えを『反面教師』としてギター&ブログに活かしているのだ




「おじさん、ありがと・・」




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レイヴォーンといえばラン奏法だよね

2017年01月28日 | 日記
先にご紹介したブルース音源を使ってもう一つ作ってみた

これもブルースの常套句なのだ


『ラン奏法』なのだ

レイヴォーンが得意としていたリックなのだ




テンポが速いブルースには良く似合う

今回の楽曲はBPM140なのだ

少し速いという感じなのだ


ラン奏法は古い時代のハードロックでも愛用された

ペイジ師匠の18番でもあるのだ

ペイジ師匠はラン奏法にハンマリングとプリングを絡める


今回は一回だけ練習しての一発録りなのだ

このような奏法は考えていてはダメなのだ


理屈よりも勢いが大事なのだ

厳密にはペンタスケールの一環なのだ

これもコードの分解能なのだ


”スケールとは使える音の寄せ集め・・”

なのだ


使える音をローポジからハイポジまで連結しただけなのだ

アドリブでスケールを行ったり来たりする人がいる


速弾き系でそれが狙いという事もあるが・・

そうでない場合は多少の捻りが必要なのだ


私はアドリブを弾く際に意識的に『アウトな音』を混ぜている

良い意味での音痴勘なのだ


ギターは不安定な楽器なのだ

それをアピールする事でよりギターらしい音になるのだ


今回も小象なのだ

ちなみに前回と異なるアンプで弾いているのだ

今回のアンプはフェンダーのベースマンなのだ


小象に合うように音を調整してみた

このギターはミニギターの範疇を超えている


ギター史に残る名器だと思う

この値段で手に出来る事を幸せに感じる


最初期に僅かな期間だけ日本で生産されたギターがある

ジャンクとしてキズだらけで汚いギターが流通することがある


申し訳ないが・・ゴミなのだ

あまりにも汚いギターはギターでない

オーナーの扱い方と愛情がギターに表れる


中古には可愛そうなギターも多い

次のオーナーも似たような感じなのだ


私の小象は長い間、ミント状態で保管されていた

古いギターにも関わらず使用感が無い


ピグアンプもそんな感じだった


まさに掘り出し物なのだ


キズだらけだから安い・・

ピカピカだから高い・・・

という事もない


一部のレアで特殊なギターを除き、中古は年式なのだ

販売も買い取りも同様なのだ


愛情などは加味されない

それ故に手放す時は慎重になった方がよい


友人や知人などに売るというのも一考だと思う


奏法から脱線してしまったが・・・・

「うりやぁ~ラン奏法だ~」

『ラン奏法』


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ギター練習ってどんな? スケールなおじさん・・

2017年01月28日 | 日記
先程、仕事を終えて帰宅したのだ

『今日は何を書こうかな?』

と電車の中で考えていたのだ


音源も出来たてホヤホヤなのだ

実は構想は数日前から決まっていたのだ


私の場合、思い付きでブログを書き始めるという事は少ないのだ

必ずテーマが決まっているのだ

頭の中でブログの記事をイメージし、それに合った音源を作るという感じの流れが多いのだ



今回は『ギター練習』なのだ


読者の皆さんはどのような練習を行っているだろうか?

単調な練習を楽しめるという人は幸せだと思う


先日、行きつけの楽器店で『おじさん』と遭遇したのだ

おじさんはいつものギターと一緒にテニスのラケットも抱えていた




「あれ? テニスやるんですか?」



おじさんは嬉しそうに答えていた

「テニス始めるのな カッコ良くね?」

「何かモテそうじゃね? 女子に・・」

おじさんの動機はいつも不純なのだ

まぁ、そんなものなのだ


おじさんの考えは浅いのだ


「スポーツクラブとかに通っているんですか?」

と店員さんが質問したのだ


おじさんは困り顔なのだ

「とりあえず・・買っただけなのよ」

「金もないし、独学で練習するわ」

「ネットの動画とか参考になるっしょ?」

おじさんは訳が分からないのだ


まぁ、店員さんには関係ない話なのだ


おじさんが楽しければ良いという・・・


店員さんが続けるのだ

「テニスにハマっちゃダメですよ~」

「ギターも弾いてくださいね~」

と冗談を言ったのだ


半分本気でもあるのだ


おじさんは本体(ギターなど)はまったく買わないが・・

弦に関しては普通の人の3倍のペースで買っているのだ


「弦を床に広げてゴロゴロするのって萌えるわ~」

「冗談だけどな・・ 弦交換はイベントなのよ」

「分かる? テンションがアゲアゲになるんだわ」


おじさん節が炸裂するのだ

おじさんに弦の事を語らせると止まらなくなるのだ


少しおだてると必ず買って帰るようだ

分かり易いお客でもあるのだ


おじさんが自慢げに語るのだ

「俺さ・・練習の鬼なのよ メチャ練習するタイプなのよ」

「鬼のような感じでスケール練習するのよ マジ凄くね?」

「最低でも一日に2時間は練習するのな 毎日だぜ~」

「暇な時は半日くらいスケールを練習しているのよ」


おじさんは唾をと飛ばしながら続ける//

「ストイックだろ? 最近の若い奴は練習しね~のな」

「それじゃダメだろ? 寝てて上手くなるはずないだろ?」

「スケール弾いてりゃ幸せになれるのよ どうよ? 正論だろ?」


一昔前は練習といえば『スケール練習』だった

ペンタなどの王道のスケールをひたすらに弾きまくるという・・


指は速く動かせるようになる

問題は頭の中なのだ


”何故、そのスケールが必要なのか?”


常にそんな意識を持つべきなのだ


階段のようなスケールをタラタラと弾けるようになっても意味はない


読者の皆さんは機械のようにスケールを弾くロボットになりたいだろうか?

練習の過程で『最終的な目標』を常に意識した方がよい


目標や目的が明確になれば、最良の練習方法が見えてくる

『ムダな修行』は意味がない



おじさんはスケール練習が目的になっているのだ


加えて弦交換が楽しみになっているのだ


まぁ、どのようにギターを楽しむのも本人の自由だが・・


ギター好きな読者の皆さんにはギターの真の楽しさを味わっていただきたい


一晩でギターが上手くなる人はいない

やはり、上達には僅かな練習も不可欠だと思う


練習するなら楽しみたい

辛く苦しい練習は続かない



お薦めの方法があるのだ

自分で簡単なブルースのオケを作るのだ


コード進行などはネットで検索できる

凝ったバッキングなど必要ないのだ

簡単なコードストロークでよいのだ


それに合わせて(聴きながら)リードを弾いてみるのだ

「リードってどう弾くの?」


リードの構成音はコードトーンなのだ

つまりはアルペジオの延長線上にあると言っっても過言ではない


繰り返しているうちに『使える音』が見えてくる

これに気付けば後はスラスラなのだ


理屈ではないのだ

自分の耳を信じるのだ

私は独学なのだ


誰からも学んでいないのだ

この方法でブルースもロックも物にしてきた


ある程度、リードが弾けるようになってスケールの存在を知ったのだ

スケールを知る事はマンネリからの脱却なのだ


ギター系ブログでも音源を貼る人がいる

「俺のリードって何を弾いても一緒だな」


本人が一番分かっているのだ

次に分かっているのは耳が肥えたリスナーなのだ


こんな人の場合、弾けば弾くほど深みにハマっていくのだ



今回も小象を使用したのだ

もはやメインなのだ

ピッチが良い



チューニングもまったく狂わない



弦高は少し高めにしているのだ



意図的に順反りの状態にセットしているのだ


色々と試した結果なのだ


他の人には別の調整方法があると思う


余談だが・・

私はギターごとに調整方法を変えているのだ


レスポールとストラトでは弦高もネックの状態も異なる

別の機会に理由を含めご説明したい


早朝の公園散歩に持参するセットなのだ



今回もBR-80一台で完結しているのだ

最近は温まると動きが良いのだ

そこそこに機嫌が良いのだ

「いつまで使えるんだろうか?」

まぁ、完全に壊れた場合、新品を購入しても良いと考えているのだ

ブログの為なのだ

本機無しに小象を公園に持っていっても意味がない

早朝の公園でスピーカーをガンガンに鳴らすオヤジは迷惑なのだ


”恥ずかしいおじさん・・”

にはなりたくない



『ブルースは最良の練習曲』


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