テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

弦高について考えてみる・・

2019年04月15日 | 日記

昨日は久しぶりにベースを調整していたのだ

 

調整というほど大袈裟なものではない

このベースは最古参にも関わらず丈夫なのだ

特にネックの安定感はピカイチなのだ

ご存じのようにベースの弦は太い

 

それ故にテンション(弦の張力)も強いのだ

ネックにかかる負担も大きいということになる

 

ここ最近はすべてのギターのネックも非常に安定しているのだ

先日、セッションに持参したレスポールとストラトの久しく弾いていなかったが・・

『ノーメンテ』でセッションに参加することが出来たのだ

つまりは『健康な状態』ということ

人間もギターも病気になって健康の重要性を実感することになる

日頃の行いが影響しているとは言わないが・・

日々の不摂生が何らかの形で影響していることは事実だと思う

この喩えで伝わっているだろうか?

とにかくネックが動きまくっていた反抗期?から開放されて現在は安定期に入っているのだ

 

過去の私はとにかく頻繁にギターを売り買いしていた

そこで培った経験も多いが・・

実が伴うギターが無いというのも悩みだった

ギターやベースを長く使うメリットを感じられるようになった

メリットと呼べるかは微妙だが・・

その一つにピックアップの『非力化』があげられる

 

指先のタッチやトーンツマミの微妙な動きにシビアに追従できるようになってきた

つまりは

”ニュアンスを感じさせる音・・”

を表現できるようになってきたのだ

古い年代のレスポールやストラトの枯れた音に通じる世界観なのだ

ハイパワーピックアップを好む人の逆の発想という事になる

まぁ、一長一短なのだ

求める音楽や演奏でもニーズは違ってくる

 

調整もその都度で変化するものなのだ

総じていえることは弦高は高い方が良い音がする

良い音とは張りがある音という意味

可能な限り高く設定することをお勧めしたい

現状の音に満足できない人はピックアップや弦などを交換するまえに

セッティングを見直してみることをお勧めしたい

今回、ベースの弦高を一般的な適正値のMAXに合わせてみた

 

メチャクチャ細いレンチなのだ

別の部屋で隔離?しているのだ

 

買ったギターの数だけ付属品も増えるという・・

楽器店にレンチセットも売っているが私は買ったことがない

何となく間に合ってしまうのだ

 

今回の弦高は12フレットで3㎜を超える程度に調整してみた

 

そもそも弦高調整の事の発端は2弦のビビリなのだ

弦高が低いか?ネックが反っていることが多い

とりあえず、そこから考えてみる

希にフレットの不具合やネックの異常、ブリッジの不具合から発生することもあるが・・

いつものように『弦高センサー』で確認なのだ

ベース用は作っていないのでギター用を組み合わせてみた

まぁ、雰囲気ということで・・・

 

調整は厳密である必要はないと思う

調整しては弾いて確認・・また調整の繰り返し

何度か調整しているうちにツボにハマる

ギターにも速弾きとカッティングで弦高セッティングが異なるように

ベースもスラップや指弾き、ピック弾きなどで好みや弾き易さが変わるようだ

私はスラップが弾き易い(音の雰囲気が良い)状態に合わせているのだ

自分で言うのも何だが・・

私の調整には迷いがない

決めたゴールに向かって進んでいるだけなのだ

これは音楽作りにも通じる理念なのだ

ゴールを明確しておけば効率良く作業が進む

ギターの練習にもいえることだと思う

「俺って結構練習してるけど上手くならね~なぁ」

勉強方法が間違っている受験生と同じ

やり方や方法を見直すだけで一気に加速する(こともある?)

私はここ数年でそんな部分に開眼したのだ

当ブログを通してそんなニュアンスをお伝えしたいと考えているのだ

 

楽器は自分が楽しければ良い

しかしながら、

”上手くなれば尚楽し・・”

なのだ

 

 


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