テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

レスポールPUはオープン派?カーバード派?

2013年11月14日 | 日記
私のグラスレスポールのピックアップをダンカンに交換したことはご存じだと思う



デフォルトの安ピックアップからの交換で好みの音になったのだ

車で例えるならばギターのピックアップは心臓部であるエンジンに相当する重要なパーツなのだ

『ギターはバランスだ!』という人も多いが・・・

やはりピックアップによるところが大きいのは否めない事実なのだ


愛用のアリアもダンカンに交換したのだが素性が良いギターだけに
個人制作の高級ギターのような音に生まれ変わったのだ

ピックアップ交換はカスタムの第一歩だといえるのだ

ちなみにデフォルトの状態が良い(気に入っている)という場合はあえて交換はしない方が無難だと思う

コンデンサーなどその他のパーツも同様なのだ


先にも述べたように『バランス重視』というのも考え方の一つだと思う


話をレスポールに戻そう

ダンカンの音色は気に入っていたのだが・・・

オープンタイプのルックスに少々違和感を感じていたのだ

プロでもオープン派は少なくないが・・・


やはりレスポールにはカバータイプのピックアップが似合うように感じていたのだ

カバータイプのトーカイを横に置きながらそんな事を考えていたのだ


カバーは飾りなのか?

諸説あるが・・

飾りではないのだ


ピックでボビンにキズが付くのを防止する

ピックアップのノイズを軽減する

というのが主な役割だと言われているのだ


ピックアップにキズというのも個人差がある

ノイズに関してはもはや過去の話なのだ

ハム系の一号機が開発された時代の名残なのだ

現代のピックアップに関してはオープンでも何の問題もないといえる


ようするに『ルックス』の話になってくるのだ

不思議なものでアイバニーズやアリアにカバーを付けたいとは思わない



この辺りもギターデザインの妙・・なのだ


そんな流れからダンカンに適合するカバーを探していたのだ

純正はもちろん、社外の色々なメーカーからアフターパーツが販売されているのだ

カバーとはいえども四隅の形状やトップの厚み、素材など・・微妙に異なるようだ


元々のピックアップがミリ規格か?インチ規格か?という部分も重要なのだ

以前に安ピックアップのカバーを流用しようとチャレンジしたがサイズ違いで断念したのだ


この辺りは注文(購入)前に十分に調べておくべき部分なのだ

私のレスポールのリアはダンカンのSH-4というタイプをチョイスしているのだが・・

通常タイプと幅広タイプが存在するのだ


当然ながら開封後の返品は不可なのだ


結局、楽器店のお兄さんと相談しながらESP製のパーツに決めたのだ



私のグラスルーツのレスポールはESPの直系ブランドなのだ

偶然だが・・これも何かの縁だと思える


すでの取り付けも完了して音チェックも済んでいるのだ

カバー有り、無しで音の違いが感じられないという人が多々いるららしいが・・・


カバーを取り付けた事で確実に音が変化したのだ

良く言えば・・

”丸みを帯びた音・・”

悪く言えば・・

”音抜けが悪い音・・・”

という感じなのだ


オープンタイプのハムをイメージしていただきたい

オープンならば二連のマグネットが剥き出しの状態なのだ


カバーを被せることで片側のマグネットがカバーに隠れる事になる

これだけでも何の影響もないという方がおかしいのだ


リア側はほど良い感じでマイルドになったのだが・・・

フロントの音が気に入らないのだ


得意のコンデンサー交換で音色を変えようと考えているのだ



ピックアップにカバーを取り付ける、取り外す・・

ピックアップの交換が出来る人にとっては問題ない作業だが多少のコツもいるようだ


その辺りの作業工程なども撮影済みなので近々にご紹介したいと考えているのだ

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安レスポールはPU&コンデンサーで生まれ変わる?

2013年11月10日 | 日記
現在、グラスレスポールのピックアップカバーを注文しているのだ



ルックス的には購入時に戻ったような感じになってしまうが・・・


”羊の皮を被った狼・・・”

カバーを被せた音がどのように変化するのか?も楽しみの一つなのだ


ネットの情報を見聴きしているうちに何となく自身で体験したような気になっている人も多いような・・

やはり、何でも自分自身で経験する事が必要だと思うのだ


トライ&エラーを繰り返す事が後の実になるのだ


ギターのメンテやちょっとした改造なども極力自分ですべきだと思う



今回は『安ギター』にスポットを当てて考察してみたいと思うのだ

読者の皆さんはどんな基準でギターの良し悪しを決めているだろうか?

千差万別で色々な考え方があると思う


ちなみに個人的にはネット上の無責任な意見にはあまり振り回されない方が良い気がしているのだ

特に安ギターに関しては酷評のターゲットになるケースが多々あるようだ


実際のところ、安ギターをバッシングしている人はどんなギターを使っているのだろうか?

想像だが・・おそらく安ギターに毛が生えたくらいのギターだと思う


本家ギブソンを数本も所有しているような人は安レスポールの世界など相手にもしていないように感じられる

高級ギターを手に入れた人が『安レスポール』というような検索ワードで調べることもない気がするが・・

如何だろうか?


高級なギターを数十本と所有している楽器店の仲が良いお兄さんと話していて感じるのだ

まさに眼中に無し・・といった感じなのだ


もちろん、仕事柄、お客さんが持ち込む安ギターに頻繁に触れているだけに熟知しているようだ

実際のところ、現物を目にしているのでギター各部のパーツや本体の作り込み、品質は把握していると思う

しかしながら、安ギターの持つ『伸び代』という部分に関しては少々甘いような気もする


やはり、実際に安ギターを自身で徹底的にカスタムした人間に勝るものはないという事なのだ


私も読者の皆さんと同様に検索好きなのだ

暇があるとギター関連のキーワードで検索をかけているのだ

実際のところ、そのほとんどがショップ系の商業的なサイトだが・・・

やはり、実際にギターを自分で弄った人の『生の声』が聞きたいのだ


安ギターを嫌う人々が気になる部分は『生産国』だと思う

本家USA製にケチをつける人は少ない

品質の高さが売りの日本製は微妙なのだ

「ギターの出来はいいけど・・偽物の音だね」

という感じなのだ


「偽物の音って何?」

と感じることが多々あるのだ


結局のところ、視野の狭い人々にとっては最終的な結論として『USA製』しか認めないという事なのだ

上記の生産国以外で作られたギターはすべて『ダメなギター』という事になる


同じアジア圏に暮らしながら何故だかアジア諸国で生産されたギターを嫌う傾向が見られる

これは販売のプロである楽器店の店員さんにも見られる傾向なのだ


個人的には最近の低価格帯のギターは素晴らしいと感じているのだ

「本当に技術レベルが向上しているなぁ・・」

という感じで肯定的に見ているのだ


私にはギター選びの『基準』があるのだ


”楽器として成立しているか?”

非常に広義で曖昧な表現に聞こえるかもしれないが・・・


実はこれがすべてだと思うのだ

楽器とは何か?


正しい音程を表現できるか?に尽きる

ギターの場合、音程に関わる部分は二つなのだ


フレットの適正な打ち込まれているか?

 ネックが適正に取り付けられているか?


この際、ボディの材や各種パーツなどは度外視しているのだ



”ギターが鳴る・・”

”ピッキングに音が追従する・・”

という部分は先の話なのだ


”良い安ギター・・”

を購入するコツは上記の最低条件を満たしている事なのだ

5万円未満のギターにボディ材など、過度な期待をすることは禁物なのだ


私も過去に数多くの安ギターを購入してきた経験で培ったノウハウなのだ

安ギター≒使えない・・と決めつけるのは早計だと感じているのだ


楽器店の店頭に並んでいるギターは基本的に調整済なのだ

つまり、ベストな状態なのだ

万人に対して弾き易いセッティングを出していると思える


ギターに熟知した人ならば購入後にさらに良い状態にを追い込める

いずれにしても弾き易いギターになってるはずなのだ


当然ながらネックもサドルも適正な状態に調整されているのだ

つまり、この状態で音程が正しいか?を確認する事ができるのだ


楽器店に自前のチューニングメーターを持参するのは現実的ではない

むしろ、変わり者的な扱いを受ける結果になるので注意が必要なのだ


何でもやり過ぎはダメなのだ


楽器店でた~まに見かけることがあるが・・

ギターのお尻(エンドピン側)から天井に向けてギターを双眼鏡を覗き込むように眺めている人がいる


何をチェックしているのだろうか?

こんなチェックの方法を何処で知ったのだろうか?


実際に納得した後の演奏を耳にするが・・・

ここまで派手なパフォーマンスを演じたほどではない


ちょっと『痛い演奏』なのだ


楽器店の店員さんもこんなお客さんには慣れているが苦笑いしているのだ

気付いていないのは本人だけという悲しい光景を多々見かける


”理屈や理論で音は鳴らない・・”

これが楽器の面白い部分でもあり深い所なのだ


ギターは楽しく弾けば良いのだ

脱初心者がさらに上を目指す段階で理論&理屈が必要になってくるのだ


私の言葉の意味が伝わっているだろうか?



少々脱線してしまったが・・・

安ギターにも当たりとハズレがあるようだ


合板なのに妙に良い音がするギターが稀にあるのだ

一方、それなりのスペックを満たしているのにまったく響かないギターもある


”ギターが鳴る・・”

というのも感覚の話なのだ


音響的に分析してどうのこうのという話ではないのだ

その人が良い音だと思えばそれは良い音だという曖昧な話なのだ


ネットで良く見かけるものにこんなものがある

「安ギターを買ったんですけどホントにマホガニーを使っているのでしょうか?」


厳しい人は

「そんなの知らね~よ べニアの合板じゃね?」

「マホなんて使ってないと思うけど・・・」


ギターを知らない人の何とも無責任な意見なのだ

こんな人に意見を乞うもの如何なものか?


他人事ながら悲しくも寂しい気分になってしまう

「日本の素人ギター弾きの士気はまだまだ低いなぁ・・」

という印象を受けるのだ



合板でも音が気に入っていれば良いと思うが・・・


大切な愛器のスッペクや作りが気になる人も多いと思う

簡単な判別方法があるのだ


フロントピックアップをエスカッション(プラスチックの枠)ごと外してみるのだ

この状態でボディにバームクーヘン状の層が見えれば、それは合板なのだ

最近は低価格帯でもノイズ処理の為にコーティングされている場合もあるが・・


概ねこれで判別できるのだ


大雑把な考えだが・・

定価で1万円前後のギターは基本的にべニア主体なのだ

稀に厚紙(段ボール?)でかさを増しているケースもあるようだ


安ギターを言いながらも有名メーカーの直系ブランドや
これ以上の価格帯のギターはスペックを信用して良いと思う


ボディバックはマホガニー・・

マホガニーと一概に言っても切り出す部位があるのだ


高級なステーキや焼き肉をイメージしていただきたい

脂が乗った良い部位は大きな塊から僅かしか取れないらしい


ギターの材も同様の考えのようだ

いわゆる高級機種を最優先に材を切り出しているのだ


低価格帯のギターが仮にオールマホガニーとしても良い材の余った部分であることは言うまでも無い

この辺りの事実文句を唱える人も少ない


市場の原理とはそういうものなのだ



ちなみに切り出した端材が良い材の近くという場合もある

木目が不揃いだとしても材の密度が高い部位もあるという


逆に言えば、ルックス重視で優先的に切り出された高級ギター用の材が良いという保証もないのだ

見た目は誰もが憧れるような美しい柾目なのだが・・・


当たり前だが木材は生物なのだ

ギター用に1枚の板として切り出しても部位によって微妙な差が生まれるのだ


つまり、半端な材として組み上げられたギターにも偶然に生まれる『当たりギター』があるのだ

こんなギターに当たる確率は宝くじよりも高いのだ


自身に見る目があれば、自ら『当たりくじ』を探すことも可能なのだ

少々の値段の安さにつられてネットで買い物をしている人はさらに低い確率になることは必至なのだ


一生のうちに何本のギターを購入するだろうか?

マイホームは一回、車は数回・・

ギターもそれを少々上回る程度ではないだろうか?


どの価格帯にしても当たりのギターに出会うには少々の積極性とセンスが不可欠なのだ

安ギターを酷評している人々の多くは当たりのギターに出会った経験が皆無なのだと思う


仮に本家のギターを購入できる条件を満たしたとしてもその購入要件は値段とカタログスペックのみなのだ

「念願のギブソン買ったぜ~♪」

そこには

”値段が高いギター≒良いギター・・”

というシンプルな考えしか存在しないのだ



まぁ、高級ギターの多くは出荷までの検品作業にも手抜きはないのでハズレは少ないが・・

どんな製品にも共通して言えるが・・・


”少量の高級品に入念なチェック・・”

間違い(不良品)が発生する確率は非常に低い


その代償として価格は超割高になっているのだ

世の中はそんなものなのだ


60万円を越えるようなギターの各部パーツの詳細な価格を知りたいと思ってしまう



ちなみにネット上でも日本製ギターに対する評価は高いと思う

パーツ組み込みの精度が音色に直結するかは分からないが・・・


正確かつ丁寧に組み上げられたギターは信用できるといえる

日本製の場合、『職人』というのがキーワードになっているのだ


大量生産の工場ラインの作業の多くを職人による手作業で仕上げているのだ

それ故に大量には生産できないのだ

当然ながら技術料として価格に反映されているのだ


安ギターは材料費というよりもこれらの技術的なコストを大幅にカットしているのだ

いわゆる大量生産の洋服の発想に近いのだ


細かいチェックなどは当然ながら不可能なのだ

しかしながら『良い型紙』を手に入れられれば効率良く良い製品を生産できるのだ


近年のアジア諸国の工場ラインはこんな感じらしい

実際に楽器店のお兄さんが数年前に研修として視察してきたようだ

確実に技術の向上を実感したようだ

「自分で欲しいとは思いませんけど・・驚きましたね」

という事なのだ


安ギターを酷評している人は一昔前の感性なのだ


実際のところ・・

”パーツのカスタムで安ギターは良くなるのか?”

読者の皆さんが最も興味を抱く部分だと思う


個人的な見解だが・・

当たりの個体ならば可能性は大だという事なのだ



私の安レスポールもご存じのようにピックアップはダンカンの王道の組み合わせ・・

さらにコンデンサーの交換でダンカンの良い部分が強調されるようになったのだ

気のせいではないと思う・・・


確実に2クラスくらい上のギターになっているのだ

グラスの上にエドワーズがあるが価格的には倍以上なのだ

私のレスポールの本体価格と改造費込みでも手が届かない

この辺りの価格差をどのように感じるか?は個人の価値観なのだ




今回はグラスでサンプル音源を作ってみたのだ

イメージはジミーペイジ師匠の『いなたいレスポールの音』なのだ

ゲイリームーアのような艶やかな音とは区別したい

かなり肉薄していると感じているが・・・

如何だろうか?


まったく見知らぬ人に

「ギブソンのレスポールで弾いたんだよ・・」

という感じで音を聴いてもらった場合、

「嘘でしょ? ギブソンの音ってこんな感じじゃないけど・・」

とは言わないと思う


結局のところ、エレキは弾き方、ピックアップ、出音(アンプやマルチエフェクターなど)

色々な要素が絡み合っているものなのだ


もっとも大きい部分は実は弾き方だったりするのだ

初心者がギブソンを弾くよりも上級者が安レスポールを弾いた方がカッコいいのだ

単純にコードストロークをしただけでも演奏技術の差が音に表れるのだ


ギターのスペックやパーツのカスタマイズはそれをサポートするものなのだ

高級ギターを買っただけで満足してしまう人も多いようだ


良いプレイ、音楽を創造する為にギターを選んだはずが・・

「ギブソン買ったぜ~ 嬉しいなぁ・・・」

で終わってしまうのだ

むしろ、小キズなど気にしないがガシガシと弾き倒した方がギターも喜ぶのだ


ギターは弾き込む事でさらに音が良くなるのだ

これは安ギターにも言えるのだ


眠っているパーツを呼び覚ますのだ

さらには各パーツを馴染ませるという重要な役目もあるのだ

「たかがギターだろ? そんな馬鹿な・・」

と思った方も多いと思うが・・・


この辺りの極みに到達するのは簡単ではないのだ

ダラダラと長年に渡りギターを抱え続けているだけでも知り得ない部分なのだ


今回の音源はギター一本に各種パーカッションを組み合わせたのだ

ギターと共にパーカッションのグルーブをご堪能いただきたい

コードも単純に聴こえるかもしれないが・・

小指のバレーを使うなど私のオリジナルの響きなのだ


前回もお届けしたようにミュートで音を弾き分けているのだ

最近はコードプレイにハマっているのだ

特にレスポールを抱えるとソロよりもコードを弾きたくなってくるのだ


何故だろうか?

おそらく弦を換えたことが大きいと感じているのだ



弦の強い張りが非常に心地よいのだ




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オレンジドロップをハイパス用に使ってみた・・イイかも?

2013年11月08日 | 日記
先日、レスポールの弦を変更した事をお伝えしたと思う



理想の順反り状態を作り出すことが出来たのだ

チューニングも今まで以上に安定しているのだ


第二弾の改造としてグラスのピックアップの『カバード化』を計画しているのだ



交換後にはハンダ付けの作業などを含めご報告したいと考えているのだ



話は変わるが・・

アリアのボリュームポットにオレンジドロップを移植したことはご報告済みなのだ



実際に『音源』が完成したのでご紹介したいと思うのだ



ボリューム&トーン共に6程度で音作りしているのだ



ボリュームを絞ってもマイルドな感じでハイ成分が残っているという印象を受ける


今回はハイパス処理の完成度を実感していただく為にあえてストラトとのミックス音源にしてみたのだ




二本のギターカッティングが聴こえると思うが・・・

どちらがアリアなのか?という事はあえてご説明しないのだ


読者の皆さんで聴き分けていただきたいと思うのだ


特に奏法でご説明する部分はないが・・

『カッティングソロ』を用いて演奏しているのだ


「カッティングソロって何?」

という方の為に少々ご説明したい


通常のカッティングが和音を中心としたコード弾きなのに対し

カッティングソロはあえて単音をカッティングで弾き切ってしまうテクなのだ


イメージとしては実際に鳴らす音以外の弦をミュートするのだ

ファンク系では常套句の必須テクなのだ

スティヴィーレイボーン風のブルースを弾くにも不可欠なテクなのだ



いつものカッティングに飽き飽きしている方は是非とも練習していただきたい

一人伴奏&ソロができるようになるのだ


楽器店などで試奏する際にもちょっとカッコイイと思う


間違っても練習中の速弾きなどを披露してはいけないのだ

まぁ良くあるパターンだが・・・
















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レスポールに最適な弦ってどんな感じかな?

2013年11月06日 | 日記
少し間が空いてしまったが・・・

アリアをハイパス化した事をお伝えしたのだ



いわゆる『ハイパス用』と銘打って販売されているコンデンサーは私には少々痛い音に感じられるのだ

トーン用のコンデンサーを流用することは異例の事だと思っていたが・・・

調べてみると意外に多くの人々が実行しているようだ

興味ある方は是非とも試していただきたい


アリアに味をしめた私は一旦は取り外してしまったアイバニーズも再びハイパス化してみたのだ

購入したのはこんな感じのトーン用コンデンサーなのだ



音の差別化という意味であえてオレンジドロップを選択しなかったのだ



フィルム式コンデンサーとセラミック式コンデンサーの音質の違いも実験してみたかったのだ

実際に取り付けた画はこんな感じなのだ



さらに拡大してみた



緑色の豆粒がコンデンサーなのだ


抵抗値はアリアと同様のシングルコイル用をチョイスしてみた



実際に弦を張って音を鳴らしてみたのだがなかなか良い感じなのだ


充分にハイパスの効果を実感できるのだがほど良く耳に痛くない音に仕上がったのだ


オレンジドロップとの比較だが・・

フィルム式のオレンジドロップの方が若干音がマイルドのように感じられた

この辺りも用途と好みだと思う


いずれにしてもハイパス用として販売されているコンデンサーよりも私好みの音に仕上がったのだ




”ハイパスって何?”

という方も多いと思う


詳しくは検索していただきたい

マニアな人のブログにヒットすると思う


私からは一つだけデメリットというか・・注意事項をお知らせしたいのだ

ボリュームポットにコンデンサーを釣りつける事でボリュームのカーブが大きく変わってしまうのだ


フルテンから4辺りまであまり変化しなくなるのだ

もちろんこの間にも若干ではあるが音量も小さくなりゲインも減少はしているのだ


4を下回った辺りから一気に音量が下がるという極端な仕様に変わってしまうのだ

ボリュームを多用する人には少々使い難いという事が言えると思う


ボリュームが下がり始めた頃がハイパスの真骨頂なのだ

音が消えるまで高音域が残り続けるのだ


つまり全域で『使える音』になるのだ

ジャズや一部ブルースのように狙いとしてモコモコした音が欲しい人には向かないようだ

どんなジャンルで使用するか?という部分が重要になってくるのだ


ロック系がメインという人には間違いなくお薦めの改造なのだ


ちなみに私のストラトはデフォルトでハイパスが取り付けられているのだ

しかしながら全域で効いているのではないのだ



ボリュームのボタンを押しこむ事で多彩な音作りが可能なのだが・・・

フェイズなど一部の音の組み合わせのみハイパスが効くように作られているのだ



かなりハイブリッドなストラトなのだ

通常のシングル仕様ではハイパスはスルーする構造なのだ

「壊れた時には修理も大変だろうなぁ・・」

と思うほど複雑なのだ


ちょっとしたお知らせと前置きが長くなってしまったが・・

本題に入りたいと思うのだ


実はレスポールの弦をワンゲージ太くしたのだ



今までは009~042という組み合わせを使っていたのだ


他のギターと弦を揃える事で利便性を狙っていたのだ

今回、新たに購入した弦はダダリオの010~046なのだ


実はトーカイレスポールのネックに問題があったのだ

手持ちのギターの中では一番ネックが太いのだ


本家ギブソンの59年製辺りを意識していると思われる

見た目も丈夫そうだが・・実際にかなり強いネックなのだ


大抵のギターのネックは弦のテンションに負けて順反りするのだが・・

トーカイの場合、009~の弦のテンションよりもネックが起き上がろうとする力が勝るのだ


デフォルトの状態では010~が張られていたのだ

009~に換えた事でネックが逆反り気味になってしまったのだ


トラスロッドで調整するも・・

逆反りにロッドが効かないのだ


これも今まで買ったギターの中では珍しいのだ

ネックが真っ直ぐな状態から順反りする事を前提に仕込まれているようだ


つまりデフォルトの状態でロッドの効きは0状態なのだ

この状態でネックは限りなく真っ直ぐなのだ



010~のテンションを前提にすべてが設計されているように感じられるのだ

概ね009~と010~ではトータルで約7~9kgくらいテンションが違うのだ

10kgの鉄アレイをイメージしていただきたい


丁度そのくらいの差なのだ

この張力をネックが受け止めているのだ


実際に010~を張ってみたところ良い感じなのだ

ネックも良い具合に順反りになったのだ


以前にサドルをすべて同じ方向に組み替えてしまったのだが・・

オクターブ調整の際に再度組み直したのだ



6弦だけ他のサドルと逆方向を向いているのがお分かりいただけるだろうか?



多くのレスポールタイプのギターの場合、デフォルトで3個ずつ逆向きにセットされている

未だにサドルの向きに悩んでいる人も多いようだ


結論的には・・

”どちら向きでも良い・・”

という事になっているのだ


オクターブ調整の際にこれ以上動かない・・という段階で組みかえれば良いようだ

山の向きがあるので頻繁にサドルの向きを入れ替えるのは良くないようだ


弦交換の際に改めてネックの保湿とナットのグリスアップを行ったのだ




これは手持ちの弦なのだ




アリア、ストラト、アイバニーズは009~

トーカイ、グラスのレスポールは010~に変更したのだ


レスポールは『ミディアムスケール』なのだ

設計上の問題でストラト系よりもネックが短いのだ


ストラトに009~を張った場合、レスポールで同程度のテンションを得るには010~を張るというのが一般論なのだ

厳密にはまったく同じにはならない

やはり010~を張ったレスポールの方が重く(チョーキングなどがし難い)感じられるのだ




まぁ、いずれにしても弦を交換した事でかなり弾き易くなったのだ

同時に弦高やピックアップの高さなども微調整したのだ



高級ハードケース付きのギターだけに不具合は私にとっては問題なのだ




グラスルーツのレスポールはレスポールタイプにしては薄いネックなのだ

強度面では若干の不安もあるが・・・


しばらくは010~で様子を見ようと考えているのだ



何故だか、こちらのサドルは同一方向で大丈夫なのだ



実際に弾き易くなったのだ


カッティングなどの際にキレが増したような感じなのだ

改めて感じてしまった・・

「弦って結構大事だね・・」


今さらだが・・


適切な弦を使う事の重要性を知ったのだ




以前にもお話した『弦高センサー』なのだ



単に二枚のピックを貼り合わせただけだが・・


これが優れモノなのだ


一度、弦高やその他のセッティングが完了してしまえば、ピックと弦の隙間だけでネックの反りを感知できるのだ

私の場合、6弦だけではピックを支えられないが・・5弦と6弦ではピックが落ちない

1弦は辛うじてピックが留まる・・


この状態にすべてのギターをセットアップしているのだ

弾き易い弦高をキープする事も可能なのだ


厳密にはフレットの形状(高さ)や使用弦など色々な要素が関係するが・・

概ね、こんな感じで『良い状態』を簡単に再現できるのだ


最近のお気に入りは若干順反り気味、弦高はあまり下げない・・なのだ


速弾きも良いが・・やはりギターが弦楽器なのだ

弦が気持ち良く震動してなんぼだと感じるようになってきたのだ



レスポールに010~という王道を今さらながら実感しているのだ



ギターは本当に楽しい趣味だと思う


実際の音源をお聴きいただけないのが残念だが・・

とりあえず近況のご報告なのだ























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オレンジドロップをハイパス用に使ってみた・・・結果は?

2013年11月02日 | 日記
コンデンサー交換で確実に音が変わることを実感しているのだ

ただし、これは好みの問題なので元の音が良いという場合もあるので注意が必要なのだ

コンデンサーを大別するとオイル、フィルム、セラミックに分類できる

これらの種類を変える事でより大きな変化を期待できるように感じられる


トーンコンデンサーと共の音に変化を与えるコンデンサーに『ハイパスコンデンサー』がある

ハイパスフィルタという表現をする人もいるのだ


以前にアイバニーズに取り付けられていたハイパスを取り外した事をリポートしたと思う



これは結果的に成功だった気がしているのだ

デフォルトの状態では少々『シャリシャリ感』が耳に煩かったのだ


まぁ、これがハイパスの特性というか・・効果なのだが・・・


一年くらい前に楽器店のお兄さんの勧めでアリアにもハイパスを取り付けたことがあるのだ



「何となく音がモコモコして抜けが悪いんだよね・・」

という私の言葉を受けてのアドバイスだったのだ


”音抜けが悪い・・→ハイパスで解消!”

という単純な話ではなかったようだ


結果的にハイ成分が増して音抜けが良くなったのだが・・

何となくシャリシャリ感が増したという感じだった


微妙に狙った音ではなかったのだ


結局、数週間ほど弾いていたのだが取り外してしまったのだ


その後、トーン用コンデンサーをオレンジドロップに交換したのは読者の皆さんもご存じだと思う


現状に満足して使っていたのだ



先日、ちょっとした思い付きで手持ちの余ったコンデンサーをアリアのボリュームポットに接触させてみたのだ

ハンダ付けしたのではないのだ


指で押さえながら音の変化を試してみたのだ


何故だか・・ハイパスに使うコンデンサーはセラミックが多いのだ

抵抗値もトーン用のそれとは大きく異なるのだ


電気的なことはあまり詳しくはないが・・

ハイパスを取り付ける一番の理由は・・

”ハイ成分を残す!”

という事なのだ


命題が明確なのだ


それ故にそのような選択になるのだと思う


ちなみに金額に関わらずセラミックは音が鋭くなる傾向が見られるのだ

安ギターにセラミックが多く採用されている理由も納得なのだ


本体価格も安い上に反応が悪いピックアップをそれなりに鳴らすには最適なのだ

逆にダンカンのような反応が良い社外の製品では耳に痛い成分が目立ってしまうような気がするのだ


つまり、ピックアップの交換と同時にコンデンサーの交換も視野に入れて考えるべきだと思うのだ



話はアリアに戻るが・・

ボリュームポットにコンデンサーを触れながら音を出してみると意外な変化に気付いたのだ


トーンを最大に絞った状態(モコモコ)でボリュームを絞っても音に芯が残っているのだ

「う~ん何だこれは・・・いい感じだね♪」

という発見?をしてしまったのだ


通常の組み合わせでは生まれない音なのだ


一般的なセラミックタイプのハイパス(豆粒)では・・

ボリュームを絞った時にしっかりとハイ成分が残るが同時にロー成分が削られてしまうのだ

これが聴覚的にシャリシャリした音に感じられる理由なのだ


テレキャスターのようにシャリシャリが『狙いの音』である場合には良い

高音域が残るが低音域も同時にスポイルされてしまうのは困るのだ


これも考え方の違いでボリュームを絞った独特の音をアルペジオ用として納得して使う人も少なくない

フルテンでは歪み系のリフやソロ・・

ボリュームを絞った状態で抜けが良いクランチ系のアルペジオという使い方のだ


つまり、低音域がしっかりと残った音を得るにはフルテンである制約があるのだ

個人的にはこの辺りに違和感を感じるうえ、非常に使い難いのだ


ベストは高音域の成分を適度に残しながら低音域も残したいのだ

少々わがままだが・・これが理想なのだ


ハイパスが付いていないギターの場合、トーンを絞り込んだ0の状態は『使えない音』なのだ

確実にトーンが効いていることは実感できるが・・・


トーンを絞り込んだ状態では音楽にならない

そこから徐々にトーンを開いていくという事になる


実際には音の輪郭が現れるのはトーンの中間~最大値だと思う


今回、偶然にも異質のコンデンサーをボリュームポットに移植した事で予想外の成果が生まれたのだ



画像右側がトーンポットに取り付けたコンデンサー

左側がボリュームポットにハイパスの代用として取り付けたコンデンサーなのだ


通常はシングル系のトーンポットに取り付けるタイプなのだ

ハイパス用としては抵抗値も適切ではないのだ


しかしながらこれが良いのだ


ボリューム2~3程度、トーンを最大に絞り込んだ状態でも音の輪郭が残っているのだ

懸念される低音域もスポイルされることはない


今まではこの状態では完全に音が死んでいたのだ

つまり、ハイ側の成分が完全にミュートされている状態だったのだ


今回の突飛な改造によって全域でトーンが使えるようになったのだ


『ハイパス用にはこれだよね~』というような既成概念に捉われる人には生まれない発想なのだ

ギターの改造や音作りに正解はない


個々人の用途や目的によっても様々なのだ


今回の偶然の発見はかなり目から鱗・・なのだ


「ハイパスと取り付けてみたいけど・・」

「ローがスカスカなのもちょっとね~」

という方はお試しいただきたい


失敗したら取り外せば良いのだ


何でも実践してみなければ分からないのだ

机上の空論では一歩も前に進めないと思う


ちなみにアームの調整も行ったのだ



デフォルトのバネが劣化(ギシギシと音がする)したので新品に付け替えたのだ


バネのテンションが強いようで3本ではブリッジが尻下がりになってしまうのだ

アームダウンは良いがアップの音域がせまくなってしまったのだ


我慢して使っていたのだが・・

音楽的に痛いギターは許せない性質なのだ


バネを2本にした事でブリッジが尻上がりになったのだ



1音程度(弦によってはさらに半音追加)が可能になった


ジェフベック的な使い方にも対応できるようになったのだ

経年劣化でバネのレートが変化した時にはまた考えれば良いのだ


ちょっとした小変更&小改造なのだが・・

またまた使い易さがアップしたのだ




ますますアリアが好きになってしまったのだ


今回は音源が間に合わなかったので近々にちょっとした音源をお届けしたと考えているのだ

本当にギターは深い・・と思う


手を入れた分だけ成長するギターは『良いギター』の証なのだ

ギターの価格やメーカーにしか興味を抱かない人はちょっと寂しい・・かな?






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