テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

廉価アコギのフレット摺り合わせ

2021年08月04日 | 楽器
弦高を上げるだけで解決すると思っていたが・・

症状は意外に重かった

廉価アコギのネックの状態をチェックしてもらった

音がビビる1弦のハイポジ付近のフレットが波打っていることが判明した


高温多湿での過酷な保管が影響しているのだろうか?

「とりあえず、部分的にフレットを摺り合わせてみます」

「それでも解決しない場合には新たにサドルを作ります」

ということなのだ


第一弾は弾き易さに配慮してプレーン側を低めにしてもらったのだ

あとはプロにお任せなのだ

ビビりが無くなればそれで良い

仕上がったギターに私が寄せていくのだ

アコギは本当にセッティングがシビアなのだ

高級ギターだからトラブルが無いわけではない

どんなギターにも多かれ少なかれ何か問題があるもの

コツコツとそれらを解決していくのも楽しいものだと思う

廉価なギターは保険のようなもの

最悪の状況では諦めることも出来る

そんな気楽さも廉価ギターのメリットだと思う

高級ギターには諦めも妥協もない

買ったギターが最悪だった場合には泣くしかない

そんなこんなでお気に入りの廉価アコギは急遽入院したのだ

作業完了を待っているところなのだ

愛すべきギターの為ならば暑さも何のその

重い腰も軽く感じられる



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メンテの基本はネック状態の管理

2021年08月04日 | 楽器
暑い日が続くが如何お過ごしだろうか?

お使いのギターの調子は如何だろうか?

昨日、廉価アコギのネックが逆反りしたことをご報告した

ということで他のギターたちもチェックしてみた

結論から先に述べると総じてネックが逆方向に反っていた

調整が必要なほどではなかった

私はオリジナルの弦高センサーを目安に確認しているのだ


ちなみにのこ画はもう一本のアコギ

弦高は約3㎜



このセンサーは1㎜のピックを二枚貼り合わせたもの

接着剤は最小限

つまり2㎜を計測できるのだ

アコギのように2㎜を超える場合には目視と勘を組み合わせる

弦の両端を押さえて中央部分の隙間を確認するのもお約束

目安としては十分に機能している

ローポジのビビりの解決の為に少し工夫している


ネックを順反りさせてサドルを下げているのだ


購入時にはネックをストレートに調整しサドルを目一杯上げた

しばらく弾いているとまたビビるのだ

アコギは弦のテンションが強いのでストレートを維持することが難しい

ということで自然に逆らわずに純反りを基本に他を合わせることにした

結果オーライなのだ

アコギの場合、多少弦高が高いことは問題にならない

むしろ、鳴りという点においてはメリットとさえいえる

エレキからアコギに持ち替えた人は総じて弦高を下げたがる

そもそも、それがアコギ嫌いの原因になっていることに気づいていない

エレキ弾きが初見で楽に弾けるアコギはダメなアコギなのだ

楽器屋さんではその辺りを熟知している

あえてエレキ寄りに調整していることもある

エレキ弾きにアコギの難しさを説き伏せるより弾き易いアコギを並べた方が売れるのだ

商売は売れることが正義なのだ

これはどのジャンルや業界にもいえると思う

美談ではご飯は食べられない


話をメンテに戻すが・・

購入後に大事になってくるのがメンテナンス

その都度、楽器店に調整を依頼するのも面倒臭い

日常的な簡易なメンテくらいは自分で行いたい

不具合にも早期の段階で気づきたい

不具合を自分で修理するのも悪くないが・・

私は楽器店にお任せなのだ

特に電気系のトラブルに関してはすべて任せている

無駄に道具を揃えることもない

それで良いのだと思う

以前は半田ごてを片手に悪戦苦闘していた

ピックアップの交換は自分で出来るというレベルで終了した

ピックアップの変則的な配線レイアウトやスイッチなどの増設はプロにお任せ

その道のプロには勝てない

逆立ちしても勝てない

それで良いと思う

不具合の箇所を的確に伝えることがプレイヤーの役目なのだ

ネックに関する部分においては好みが大きい

楽器屋さんの調整が100点ということもない

弦高も然りなのだ

自分の好みに近いセッティングをする楽器屋さんを選ぶのも一考

店頭に並んでいるギターを試奏してみれば分かる

店員さんの技術と考え方がギターに表れている

ちなみに行きつけの楽器店は私の好みに近い

しかしながら、微妙に異なる

まぁ、それは購入後に自分で直せば良いのだ

直す為には基準が必要

基準がぶれているようでは良いメンテは出来ない

ゴールが見えないマラソンのようなもの

ギターのメンテもゴールに向かって走るもの

弦高やピッチに関しても自分なりの決めごとがあると良いと思う


テレキャスは完全にオクターブを合わせることができない

三連サドルの難点なのだ

しかしながら、この響きが武器にもなっている

ストラトの上品な響きとは区別したい

つまり、どのポジションを優先させるか?

自分がどのポジションを多用するか?

明確な答えが決まっていればメンテも決まる

ペグに巻く弦の巻き数も決めておくと良い


2巻き、3巻き・・

巻き弦とプレーン弦でも異なる

ギターの個体差(ヘッドの角度など)もあると思う

最良の状態を頭にインプットしておくのだ

毎回同じように弦を巻けるということも最低条件になる

読者のみなさんは正しく弦が巻けるだろうか?

ベテランでも弦交換が下手という人も少なくない

不器用な人は徹底している

指先が器用ではない人にはギターは向かない

これは事実

練習すれば上手くはなるが頭打ちも早い

伸び悩むのだ

人間の訓練には限界がある

天才は生まれた瞬間から才能を発揮する

羨ましい話だと思う

ギターには訓練と本能と経験が三位一体が大事になる

足りない部分を他の能力で補うことも出来る

私を含めた凡人の多くは訓練(練習)でそれを補う

正しい練習の為には正しい調整が必須

間違った状態で練習しても成果は上がらない

むしろ、悪い癖が刷り込まれることになる

早い段階で気づくべきだと思う

特に初心者のうちが大事なのだ

ベテランも一回、頭を柔軟にしてリセットしてみるのも良いと思う

伸び悩みの原因が分かるかもしれない





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廉価アコギのネックが逆反りした

2021年08月03日 | 楽器
ここ最近の高温&多湿でネックが逆反りしたのだ


少し強く弾くと特定のポジションでビリつく

弦の両端を押さえると12フレットがベタ付きなのだ

名刺一枚くらいが良いとされているのだ

カチカチと弦がフレットに当たるくらいが丁度良い


久しぶりにロッド調整をしたのだ

久しぶりの逆反りなので間違って逆向きに回してしまった

習慣とは恐ろしい・・

総じて、ネックは順反り方向に反ると思い込んでいるのだ

実際のところ、そういう状態が多いと思う

ギターのネックが逆反りするということはある意味で緊急事態なのだ

それほど、異常な気候だということだと思う

湿度75%は異常だと思う

海外から来日している選手たちもこの独特の湿気に苦戦しているという

3弦と4弦だけを緩めるという横着をした


廉価のギターは何でもありなのだ

かなり雑に扱っても壊れない

タフな奴なのだ

錆びた弦はそのまま放置しているのだ

自転車用の錆取りでプレーン弦だけ磨いてみた

クロスが真っ黒になった

意外にイケるのだ

磨いた部分がツルツルになった

まだ使えそうな感じなのだ

ここまでくると切れるまで使いたくなってくる

限界にチャレンジしてみたい

意外に音は死んでいないのだ

心なしか弦のテンションが緩くなってきた感じがする

テンションが緩く錆びた弦がブルース心を掻きたてる



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リアルショップで買い物する機会が増えた

2021年08月03日 | 楽器
読者のみなさんはどこで買い物するだろうか?

用途に応じてリアルショップとネットを使い分けている方もいると思う

ネットオンリーという方も少なくないような気がする

現物を確認できないネットでの買い物は難しい部分もあると思う

先日、某ブランドの人気のワークパンツをネットで購入したのだ

レビューなどを参考にしながら、ウエストサイズや裾の長さなどを決めた

届いたパンツがキツいのだ

ウエストの部分がすでにパツパツなのだ

まったく穿けないという感じでもないのだ

とりあえず一日穿いてみたが・・

無理なのだ

仕切り直しということで・・

少し離れた場所にある大型のホームセンターに行ってみた

意外にも種類やサイズが豊富なことに驚いた

某メーカーのパンツも豊富なのだ

値段もお手頃な感じなのだ

もちろん、試着もできる

結局、試着して気に入ったパンツを色違いで2本買った

同社のブランドのベルトも勢いで買ってしまった

私はオフの時にはワークパンツを穿くことが多い

以前はデニム派だった

好みは変わるのだ


別の日にネットで靴を調べていた

私の足にドンピシャの靴があるのだ

気に入ると同じ物を何足も買ってしまう癖がある

サイズが分かっているので色違いを注文するつもりだった

しかしながら、気に入った色がない

というよりは不人気の色しか残っていない

昨今の巣籠もりと物流や生産の滞りで品薄になっているのだと思う

何だかんだで近くのショッピングモールに入っている某靴屋さんに行った

パンツ同様に意外にも種類が豊富なのだ

というか、限られたスペースに良い品が並んでいるのだ

最新の製品も充実していた

売れ残った品はそれなりのバーゲンプライス

リアルショップの方が攻めている感があるのだ

実際に履いてみて決めた

靴のサイズも微妙なのだ

メーカーで微妙に異なる難しさがある

やはり、履いてみることが大事だと思う

リアルショップで試着してネットで買うという人もいるようだが・・

私はあまり好まない

時間の無駄だと思う


勢いづいた私はシャツ類も多数買ったのだ

今まで買っていたサイズでは背中が出てしまう

微妙に太ったのだろうか?

自分では自覚がないのだ

要するにパンツもシャツもワンサイズ大きくしたのだ

まぁ、運動不足は自覚しているのだ

シャツも大きいサイズに変更したことで楽になった

窮屈な感じから開放された

着古したシャツを何枚も捨てた

気分がサッパリしたのだ

何でも新しい物は楽しい気分になってくる

結局、色々なタイプのシャツを5着ほど買った


調子に乗った私は後日、書斎の収納ボックスなども買い換えた

ハサミやカッターなどの小物を入れておくような箱

パンツを買った大型のホームセンターに行ったのだ

入念にサイズを測った

以前に勘で購入して何度も失敗しているのだ

家具類だけは品質や価格よりもサイズが大事だと思う

シャツ、パンツ、靴、家具はサイズが大事

非常に当たり前の事を思い知った

夏休みということもあり、どの店も結構賑わっていた

「緊急事態宣言中なんだよね・・?」

という私もお買い物

”マスクに手指の消毒、買い物は一人で・・”

という最低限のマナーは守っているつもりなのだ

買い物を終えれば、さっさと帰宅する


何だかんだと短期間に色々と買い物をしたのだ

忘れていた・・

自転車の空気入れもリアルショップで買った

ネットで検索するも人気の製品は数ヶ月待ち

場合によると入荷は未定なのだ

気持ちが萎える

買いたいというタイミングが大事なのだ

自転車専門店で買った

種類こそ少ないが厳選されている

ギターを良く知る楽器店の品揃えに似ている

無駄がないのだ

空気入れとワイヤー錠を買った

自転車屋さんでオマケでくれた鍵がショボいのだ

というか短いのだ

出先で施錠する際に長さが足りない

最近は自宅での盗難も流行っているようだ

自宅だから安心・・

という時代は終わったのかもしれない

防犯は自分の備えからだと思う


ネットとリアルを使い分けることで買い物は楽しくなる

二本のアコギはネットで買ったのだ



サドルの交換やネックの調整など、手間はかかったがお気に入りになった

リアルショップでは買えないギターなのだ

いまでも毎日楽しく弾いているのだ

値段だけに試奏は不要だと思っていたのだ

ある程度の部分は覚悟と予測をして買ったのだ

微妙な不具合は大歓迎なのだ


不具合の修正でより自分の好みに近づく

問題がないギターを改造(交換)するのは気が引ける

読者の皆さんにも経験があると思う

という他愛ない買い物のお話なのだ


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ギター弦を錆びるまで使ってみた

2021年08月01日 | 楽器
早いもので8月・・

暑い日が続くが如何お過ごしだろうか?

ギターを弾いていても汗がダラダラなのだ

1万円チョイの廉価アコギの弦が錆びた


交換しないので当たり前なのだ

汗がダラダラも気にしない

キズも汚れも気にしない

使い込むほどに良い感じに劣化しているのだ

このギターはオール指弾き仕様なのだ

アコギの弦は錆びると黒くなるのだ


購入からまだ一回しか交換していない

前回から数ヶ月くらいは経過していると思う

錆びた弦も雰囲気があって良い感じなのだ

まさにブルースな音という感じなのだ

むしろ、錆びた状態を楽しんでいる感じなのだ

意外なほどにピッチは安定している

切れるまで使う予定なのだ

オープンチューニングの為にペグをグリグリ回しても切れない

ダダリオのアコギ弦はタフなのだ

音色といい耐久性といいとても気に入っている

ストックの弦を使い切っても同じ弦を買う予定なのだ

部屋に置いてあるもう一本のアコギの弦はまだ錆びていない

外弾きや車のトランクでの保管はギターにとって過酷な状況なのだ

同時期に交換した弦にそれが表れている

部屋弾き用のアコギの弦も錆びるまで使ってみたい

弾き心地や音色などを試してみたい

エレキの場合には弦が錆びることがメリットに作用するケースは少ない

一方、アコギはそれが味になるという事を知ったのだ

ブルースという古の音楽の根幹を錆びた弦で表現したい

先人のブルースマンたちも劣化した弦をいつまでも使っていたと聞いたことがある

経済的な事情もあったのだと思う

ブルースは悲哀に満ちた音楽なのだ

むしろ、チープなギターが歓迎されるようなところがある

そんな音楽は他にないと思う

私はブルースの歴史についても勉強しているのだ

音楽は上辺の音符だけを追いかけても意味がない

その音の配置や歌詞などの意味について考えてみると楽しいと思う

アプローチを変えるとギターはさらに楽しくなってくる

先人のブルースマンに影響を受けたギタリストたちからブルースを知り
ルーツである先人のブルースマンに辿り着いたのだ

知人からレアな音源なども借りて聴いているのだ

ギター練習の為にもどんどんと音楽を聴いた方が良いと思う

聴くことで譜面では表現できないノリ(グルーブ感)を学ぶことができる

以前にもお話したが・・

少し弾けるようになった人は自分の演奏を録音してみると良いと思う

客観的に聴いてみるのだ

これは何にもまして良い練習になる







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