五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

奈良遷都1300年

2010年08月20日 | 第2章 五感と体感
昨え晩、能の稽古の帰りに通った横浜駅の一角に貼られたポスターに目が止まりました。

奈良観光のポスターです。

コピーは「奈良 日本人のDNA」と画面真ん中、縦書きに書かれてありました。

ここ10年、奈良に惹かれ続けている発端は、このコピーそのものを私自身が感じたからです。

東大寺の裏手にある二月堂へ抜ける小路を歩いた時に、体中の細胞が歓んでいる体感を得ました。急に懐かしい思いに駆られ、1千年前に自分がここを歩いていた記憶が蘇ったかのような細胞の歓びようです。

きっと、そうなのだと思います。

祖先から継がれた遺伝子は、当然私の身体に充分宿っているわけで、その遺伝子が懐かしさのあまり歓ぶのは当然だと解釈したのです。

私が学んでいる能は金剛流です。金剛流は龍田神社が発祥地と伝えられています。

この夏の発表会は、龍田(演目)を先輩方が披露します。能舞台にどんな形で神様が降りてくるか、今から楽しみです。

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