五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

アニオタ文化

2010年08月22日 | 第2章 五感と体感
アニオタはアニメオタクの略称です。

最近、街中(まちなか)で欧米系の女の子が何気なく「なぁんちゃって制服」(制服風の服)を着ている姿を見かけたりします。

最初は、高校留学生かな~?、と思っていたのですが違うようです。

でも、日本のアニメに憧れてやってきた留学生も何人か知っています。

休日には、アニフェスに出かけ(アニメフェスティバル)、日本のヴィジュアル系のバンドを追いかけ、アニメやミュージシャンのコスプレを楽しみカラオケに…。

日本人の同級生達との交流もそんな共通の趣味から育まれていくようです。

最近、フランス人の歌手クレモンティーヌが日本のアニソン(アニメソングの略・主題歌)をまとめたアルバムを出しました。

天才バカボンとか崖の上のポニョとか、もちろんドラえもんもあります。確か、キューティーハニーもあったはずです。

私自身、漫画は随分読んできました。漫画文化は、日本の生み出した素晴らしい技巧的個性
だと思います。
あれだけの緻密な絵にコマ取り、ストーリー展開は、美術センスだけでなく国語的が長けていなくては書くことはできません。

何十年も読み継がれている漫画には、国境を超えた普遍的アイデンティティが潜み含まれ、表現されています。

アニオタ文化は、明らかに日本の財産です。日本経済を担う大切なジャンルであることを
そろそろ国も認めたほうがよいのでは?

事業仕分けでつぶされちゃいましたが、アニメや漫画は学問として充分成り立つものです。
ぼちぼち、漫画やアニメ文化を取り入れた大学の学部も増えてきています。今の学生達が、この文化を学問として体系化していくことに期待しています。

アニオタ文化は、日本の資源です。

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