五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

カウンセリングの現場のかろやかな裏話

2011年06月24日 | 第2章 五感と体感
某私立中高のカウンセリングを担当させていただいてから、今年で4学年目です。
訪れてくださる生徒や保護者の方々との温かい交流が確立されてきたのは、先生方の真摯な関わりを中心に互いの信頼関係を少しずつ、事あるごとに共にしてきたことにあると思っています。

皆様との信頼関係は、互いに認め合う「個性の美」から生まれてくるものであろうし、その信頼関係と気楽さが無くては、成り立たないものです。

朝、学校の入口にある警備の方々との挨拶と会話から始まり、学校で清掃の仕事をされているベトナム人の難民の方々と雑談を交わし、カウンセリングルームに入るまで、少なくとも6,7人の方々と会話をし楽しい気分で仕事に臨みます。

深刻な悩みやどうしていいのか解らない感情を抱えていたり、どうしても話したい事を伝えたいと思ってドアを叩いてくださる方との温かい関係はその場だけで成り立つものではありません。

人を敬い、挨拶を忘れず、適度な明るさを意識していくことは、平素の生活で実践していなくてはできないことです。

人と成りは、現象として相手に伝わります。
それが、相手にとって不快なものであることは、避けなくてはならない仕事だと認識しています。

訪れてくださる方の「現象」を聴く前に、私自身に表出されている現象を点検することが、一番大切な準備であると思いながら、仕事をさせていただいています。

一学期もそろそろ終盤となってきました。
保護者の勉強会も含めて、皆様との出会いと共に過ごす時間は、ほんとうにほんとうに尊いものです。

カウンセリングの内容を話題にすることはしませんが、理論的なことだけでなく私の心の持ちようを「裏話」として、ここで書き綴っていくつもりです。

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