五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

自己伝達

2011年06月11日 | 第2章 五感と体感
カールロジャーズのプロセススケール、4日目です。

今日は「自己の伝達」についてです。

不満に思っていること、違和感を感じていることを長い期間、我慢し続けていると、与えられているストレスがそのうち意識化されなくなったりします。
身近な誰かに罵倒されていたり、なんでもかんでも否定されたり、過度に甘やかされたり、
何らかの理由で気遣いの必要な人と生活していたり、、、

委縮して生活する人もいれば、自分のストレスに気付かず、周りの人に当たり散らして生活している人もいます。

言いたい事を言えずにムラムラしている状態であると、自己の伝達が増大している状態であるようです。

攻撃する方も、される方も、自己の伝達がスムーズになされているか。。。ということに着目していくと、いろいろな防衛機制の種類が見えてきます。

つまり、「言いたい事を言えているか」ということが自己の伝達です。

「やめてよ」
「うるさい」
「うざい」
「好き」
「嫌い」
「もっと愛してよ」
「愛してる」

…きっと、それぞれの人がそれぞれの言いたくても言えないことを心に持っていると思います。

地球に住む人類はそろそろ70億人だそうです。

70億分の1である自分自身は、誰とも違う個性を持っています。自分の事を誰がどうしてくれるものでもありません。

でも、言いたい事を言いたい人に伝えると、自分は独りぼっちでは無い事に何となく気付いたりします。

AKB48のあっちゃんの言葉が、印象に残っています。「この一年間、応援してくれる人がたくさんいるのは解っていても、孤独を感じていました…」

彼女の素直な言葉は、まさに言いたい事を言いたい人に伝えた例の一つなわけです。

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コメント
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