五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

全体を見渡す

2015年10月02日 | 第5章 和解と平和
全体を見渡す2015年10月2日

技術を学んだり、感性を育んだり、勉学に勤しんだり、仕事の段取りを覚えたり、自分の役割が多ければ多いほど、自分自身の事で精一杯になりがちです。
一つの事を任されたら、その一つの事だけに集中する人もいれば、いくつもの仕事や役割をそつなくこなせる人もいるように思います。
いずれにせよ、そういったことは人それぞれの個性なので、自分に与えられた個性を楽しむことが出来れば、やることの多い少ないに関わらず、生き甲斐に繋がるはずなのです。

ただ、社会の中、会社や団体、諸々の集合体の中で役割を担うのであれば、全体を見渡すセンスの有無がチームワークに大きく影響していきます。

自分の傾向が自分自身で受容できていれば、出来ない事を他者に頼むこともできるでしょうし、他者を受容していれば、他者の出来ない事を代行する事もできるはずです。
自己受容・他者受容の構図が崩れていると、一方通行になったり、独りよがりになったり、孤独感が強くなったり、嫉妬深くなったり、独占したくなるような気持ちが沸々と湧いてくるようです。

全体を見渡しながら、足りないところをひっそりと補うことができると、その補いがチームの求心力になってゆくはずなのです。

全体を見渡し、高ぶらず、驕らず、静々と事を成してゆくことは、チームを率いる必要がある人の最低限で最高の条件であるように思います。

技術を身につければつけるほど、勉学に勤しめば勤しむほど、感性を育めば育むほど、頭(こうべ)を垂れて、共に歩む人がどんなに年下であっても、学びが足りていなくても、その人々に対する尊厳を心から思うことが、公正さに繋がってゆくはずなのです。

全体を見渡す力を学びと共に育んでゆきたいものです。


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