五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

覚悟の決め方

2017年06月04日 | 第2章 五感と体感


覚悟の決め方 2017年6月4日

最悪のシミュレーションを意識化して、言葉に出しておくと、あらあら不思議、、、腹が括れたりするのです。
オバマ前大統領の就任演説は、フォーカシングの技法と流れが組み込まれた素晴らしい演説でした。演説を聞き、晴天の清々しさを感じた私自身の体感は忘れません。
問題の現実をありのままに受け入れながら、最悪のシミュレーションと良き方向のシミュレーションを同時に意識化しておくだけで、acceptance(折り合いつける)の自己の傾向が見えてきて、そこから腹が括れてくるようです。

最悪のシミュレーションと良き方のシミュレーションを想定することは、自分の行いと思考と感情の整理に繋がります。

自分の現実を受け容れ難く、決断ができないと、いつまでも同じ問題を引きずります。
そのうち、憂鬱になって、決断できない自分が段々と社会や他者のせいとなり、自暴自棄になったりするのです。

年を重ね、理想の行動や思考力が衰えてきたときに、個人の覚悟の決め方が、あからさまに関わりのある他者に、如実に見えてしまいます。
爽やかな引き方と断捨離の覚悟ができている人に出会うと、爽やかな風が私の身体を駆け抜けるのです。

源氏物語の光源氏の「雲隠れの章」か、はたまた紫の上の「御法(みのり)の章」が、自分の生き方かは、その時になってみないとわかりませんが、自分の店じまいを公言した後は、誰にも知られずひっそりと雲隠れすることが、大和心の本音かもしれません。

どちらにせよ
人の面白さはここにあるやもしれませぬ


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