
藤原新也の沖ノ島展から SNS発信許可されています。
多摩川の風景 2017年7月29日
多摩川の古墳群は、写真の左手の川沿いにあります。
撮った写真は下流に向かっているのですが、その先から品川にかけては荏原古墳群となります。
写真の背後から府中の大國魂神社あたりまでも古墳が連なっています。

(二子玉川駅)
昨日は、東急電鉄が経営するカルチャーセンターでの仕事でした。先週関西に行ったため、日にちをずらしていただき、午前はたまプラーザ、午後三時半から雪谷の講座をダブルで行いました。
関西では阪急電車が好きでたまらず、関東ではやはり自分の住まう東急線に愛着があります。
特に東急東横線から横に伸びている大井町線や東急池上線は、ローカル色が未だ健在で、駅舎も素朴で温かみがあります。
多摩川駅から蒲田に伸びている多摩川線も風情があります。
そのようなわけで、昨日は一日東急線を行ったり来たりして過ごしました。
私が好きな二子玉川駅ホームから望む多摩川の風景は、古墳群を見渡しながら壮大な気の流れを感じ、元気の気をたくさんもらうことができるのです。
古墳のある場所は、良い気が流れています。古来の人々が挙って造った古墳が大切にされ、ある程度は残されていることをありがたく思います。
4世紀から6世紀あたりの多摩川台公園の古墳群から眺める富士山も、当時のままでありましょう。
北条時子が多摩川の前方後円墳のてっぺんに浅間神社を建立し、その後、東急電鉄が古墳を分断して線路と多摩川駅を造りました。その地を知らずに毎日東急線に乗って通勤している人のほうが多いはずですが、きっと知ったら、何かの思いに駆られるはずです。
東急東横線の大倉山駅には、東急神社があります。
土地開発のために崩された古墳群は、なにも東急線に限ったことではありませんが、自分の住まう土地が、こんなに歴史が深く古層で積まれていることがわかると、土地の愛着が倍増するのでは?と、思うのです。
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2017年公開講座のご案内
ユースフルライフ研究所
9月5日 鎌倉腰越講座
9月19日 つつじが丘講座
NPOキュール東急セミナーBE講座
7月28日15時半~雪谷校
7月28日10時半~たまプラーザ校
7月の東急講座は、第四週金曜日に雪谷講座が変更となっています。ご注意ください。
(NPOキュール会報もしくは東急セミナーBEのホームページをご覧ください)