写真:吉野 水分(みくまり)神社////
五穀豊穣を祈る 2018年5月18日
各地で田植えが落ち着いた頃。
水田に整然と植えられた苗の風景は、稲作が伝えられた弥生時代以降の日本人のDNAに深く組み込まれている潜在的記憶でありましょう。
稲作は、一人の力ではできません。集落に住まう人々と強調しながら稲を育て、水の分配については、公平さが無くては、争いが起きてしまいます。
集落の人々と力を合わせて、苗を植えて、梅雨までの暫くの間、少しばかり身体に余裕ができたころに、五穀豊穣を祈って祭事が行われます。
東京は、先週の下谷神社を皮切りに、方々でお祭りが行われます。
今週末は三社祭です。
能楽師の方々は、春と秋は神社での奉納の舞台でてんてこ舞いの季節となります。
季節ごとに必要な天候を祈り、皆の健康を祈り、村の平安、国の平安を祈ることで、人々の食が満たされなくては、願いが叶ったとはいえません。
初夏の祭りを感じ取りつつ、平安な天候で梅雨と夏を越すことをお祈りしたいものです。
5歳の頃に住んでいた水の都、福井県大野市の田んぼの風景が、私の稲作の四季の原型であるようです。二年しか住んでいなくても、稲作作業をしている人々の姿をしかと思い出します。
苗を植えたばかりの水田に映る空が美しい頃でもあり、近所に田んぼが無いのが残念です。
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