五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

書初めの漢字

2021年01月05日 | 第2章 五感と体感


書初めの漢字 2021年1月5日

今年は四日が仕事初め。
そして、職場では子供たちは、書初めの日。
個人的には、今年は年女であることと、
コピー機の故障のため、
どうせなら、と、思い立ち、
年賀状に、ひたすら「丑」を筆で書いた三が日。

SNSで新年のご挨拶を交わすことにも
慣れてきましたが、
元旦から墨を磨ると、
心に平安感が訪れます。

そんなわけで、
墨の匂いの中で過ごすこととなった
年の始まりは、
落ち着いたものでした。

小学校低学年の子供たちが
どんな漢字を思いつくかに
注目していましたが、
口では、「鬼」「滅」「炭次郎」と
大騒ぎしつつも、
実際に筆を持ってみると、
自分にとって大切な「字」を
一所懸命考えながら書いている事に
心を動かされました。

「楽」「心」「人」「遊」「福」
「平和」「幸」等々、
彼らが自由に書いていた漢字は、
どれも平安感に繋がります。

人間が無意識に望むものは、「不安」と
「安心」が素地になっているのでしょうが、
「安心感」を追求しつづけた結果、
もたらす現象についてを
考える時期が今なのかもしれない、
と、
楽しそうに書いている姿を見ながら
考えさせられました。

一時間以上集中していた子供たちの表情は
キラキラしていました。

言霊を字に表すことは、
同時に言霊を顕わにすることでも
ありましょう。
幸せを求めながら、
その対極にある陰を想像できる
人へと成長して欲しいものですが、
その成長の環境を作っている私達が、
陰陽共々受容し、練りながら
生きていくことが
社会を形成し
人を育てていくのだとも
思います。


「年女牛にひかれて善光寺」
牛に轢かれて行きついた先が
善光寺だった、
というオチのような
期待もしつつ今年の初句に
願いを込めて。


目黒カルチャースクール
第1金曜日
2021年2月5日
13:00~15:00


目黒カルチャースクール
第3金曜日
2021 1月15日
13:00~15:00
11月はNPOキュール15周年記念展のためお休みです。
ご注意ください。
  

綾子塾「生き甲斐の心理学」 
場所:横浜桜木町 婦人会館
時間:13時~15時半
日程:2021年1月12日第4回(第2火曜日)  
(綾子塾は、限定メンバー制)

③越乃生き甲斐の心理学 
場所:横浜桜木町 婦人会館
(公開講座)
時間:13時~15時半
日程:2021 1月28日第2回(第4木曜日)  

紅葉坂植村勉強会
場所:横浜桜木町婦人会館
日程:2021年2月2日火曜日


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