元々矛盾だらけ 2021年1月14日
レストランは20時まで。
人との接触は避けて、
不要不急の外出は避け、
学校は休業せず。
リモートワークを中心に、
出社は控えて。
色々と矛盾だらけな
政府の緊急事態宣言から、
自分は、何に該当し、何が当てはまらないかを
整理する必要性を感じたので、
整理してみました。
もともと律令国家が成立した奈良時代の
頃から、
自分のアイデンティティよりも
同調圧力による思考と行動に慣れ親しんできている
日本人は、「私の判断」に対して、
とてもネガティブな感情が湧くように思います。
「自分の判断だったら、だれが責任取るの?
だれが責任取ってくれるの??」
というような気持が湧き、
自己判断に罪悪感を感じる人が多いように思います。
矛盾だらけで、
何が正しいか、今テレビに映し出されている人々も
わからないはずです。
それでも、自分の所属する箱を一所懸命守る事が
それぞれ所属する長の役割なのだと思います。
矛盾だらけの中、実際に
自分の守備する環境を思い巡らしてみると、
テレビを見る事で
一層混乱する自分から開放されるかもしれません。
まずは、自分の住む限られた世界を愛しむ事が
大事な事でありましょう。
そうすると、
メディアで飛び交う矛盾の言葉から
自分の真実が見えてくるように思います。
「私はどうしたいか?」
「そのためには、私は何をするか?」
「自分と関係する人々の範囲とは?
そもそもどのくらいの程度なのか?」
自分の真実が見えなくなると、
飲酒やゲーム、賭けに
向いていく人もいるはずです。
そういう傾向の人を糺すことも
人の自由意思を阻害することで、
どんな弊害が表れるかわかりません。
私の場合は、学校関連の務めがあるので、
職場の体制は、いつものまま。
講座も、今回の緊急事態宣言で会場が中止とならない限り
続行。ただし、自分の意思で
一月末の一つの講座のみは中止と決めました。
中止になったスケジュールは、全て表装作業に当てることで、
自然とステイホームで創作活動となります。
自分自身、出来る範囲の事をするのみです。
ロックダウンして、規則を法律化しない限り、
政治家も矛盾した言葉を言い続けることしか
術は無かろうと思います。
どう判断し、
何を取捨選択をするかは、
個人の意思に託されるのです。
それが、民主主義の世界なのでしょう。
元々矛盾だらけの人間の住まう社会。
漱石先生が草枕で仰っていますが、
それが嫌なら「人でなしの国へ行きなさい」
という事なのでありましょう。
人でなしの国は、想像以上に辛いものだ、、という
漱石先生の矛盾めいた言い回しは、
人間の光と陰と矛盾を皮肉を込めて書いている
と私は解釈しています。
元々矛盾だらけ。
であれば、
大切な人を慈しむ事が、
自分の思考と行動を取捨選択してゆくことで、
どんな世でも「私を私として。私らしく」生きて
いけるのでは、なかろうかと、
ツラツラ思います。
神様も仏様も
ただただ静かに自分を見守ってくださっているだけで、
自分の選び行動することを
「うんうん、自分を信じておやりなさい」
と、ニコニコしながら観ていてくださるのみでありましょう。
自分の意思と意志が
人を通じて、何かしら叶う事の方が、
真に限りなく近いようにも思います。
ただ、ニコニコ見守ってくださる
神様仏様が見える人の方が、
幸福度が高いかもしれません。
兎にも角にも
矛盾だらけの世界は、
宇宙の誕生から変わらず、
矛盾があり、対極があればこその、
創造であることに、
観念し気付く事こそが、
人間に与えられた修行=役割なのかもしれません。
①
目黒カルチャースクール
第1金曜日
2021年2月5日
13:00~15:00
②
目黒カルチャースクール
第3金曜日
2021 1月15日
13:00~15:00
11月はNPOキュール15周年記念展のためお休みです。
ご注意ください。
②
綾子塾「生き甲斐の心理学」
場所:横浜桜木町 婦人会館
時間:13時~15時半
日程:2021年2月9日第4回(第2火曜日)
(綾子塾は、限定メンバー制)
③越乃生き甲斐の心理学
場所:横浜桜木町 婦人会館
(公開講座)
時間:13時~15時半
日程:2021 1月28日(第4木曜日)は、中止です。
次回、2月25日(第4木曜日)
紅葉坂植村勉強会
場所:横浜桜木町婦人会館
日程:2021年2月2日火曜日