「ごろごろにゃーん、ひこうきがとんでいきます」
「ひこうきは、ごろごろ」
「ねこは、にゃーん」
いま、横浜のそごう美術館で、長新太展が開催されています。
イラストレーターであり、絵本作家。
一昨年に亡くなりました。
絵本「ごろごろにゃーん」は、衝撃的でした。
子供が幼稚園の年少さんのときに出合い、魚類好きの息子も、その絵本のとりこになりました。
飛魚のようなかたちをした飛行機に猫が乗り、「ごろごろにゃーん」と飛んでいくのです。どのページを開いても、「ごろごろにゃーん、ひこうきがとんでいきます」と書いてあります。飛行機の窓ひとつひとつに猫の顔が描かれています。一匹ずつ魚を持って。
フレーズの反復が何故かコミカルで親しみを感じるのです。
絵本を読んであげると、ページをめくるごとに息子も覚えたせりふを声に出し、大喜び。
絵は、一見粗雑に感じるのですが、長さんの情動が絵筆に移り、それが、そのまま絵となっていくように思います。
枠を持たず、情動に素直で、ストーリーはあるのですが、とんでもない発想を躊躇する事無く堂々と描き通すのです。そして、皮肉もしっかりと忘れない。ユーモアのセンス抜群。おとぼけも最高。
「おとなこども」の長さんは、情動の体感をしっかりと絵で見せてくれるわけです。
自分の感じた感性に自信をもって、ストレートに表現する。すると自然にワクワクした気分になり、頭で描いた小さなものが、ほんとうにくだらなく見えてくるのです。
息子もこんな風に育って欲しいと願いながら、子育てしてきたつもりです。
してきたつもりでも、子供は、どう思っているか、それは分かりません。
見た目では、のびのびしてはいますが・・・。
頭の中の脳みそが詰っちゃってる、、と思われる方は、是非この展覧会に足を運んでみてください。お薦めです。
絵本もたくさん出てます。
「おしゃべりなたまごやき」「ゴムあたまポンたろう」「キャベツくん」「あわてんぼライオン」「ごろごろにゃーん」「ころころにゃーん」などなど。。。
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「ひこうきは、ごろごろ」
「ねこは、にゃーん」
いま、横浜のそごう美術館で、長新太展が開催されています。
イラストレーターであり、絵本作家。
一昨年に亡くなりました。
絵本「ごろごろにゃーん」は、衝撃的でした。
子供が幼稚園の年少さんのときに出合い、魚類好きの息子も、その絵本のとりこになりました。
飛魚のようなかたちをした飛行機に猫が乗り、「ごろごろにゃーん」と飛んでいくのです。どのページを開いても、「ごろごろにゃーん、ひこうきがとんでいきます」と書いてあります。飛行機の窓ひとつひとつに猫の顔が描かれています。一匹ずつ魚を持って。
フレーズの反復が何故かコミカルで親しみを感じるのです。
絵本を読んであげると、ページをめくるごとに息子も覚えたせりふを声に出し、大喜び。
絵は、一見粗雑に感じるのですが、長さんの情動が絵筆に移り、それが、そのまま絵となっていくように思います。
枠を持たず、情動に素直で、ストーリーはあるのですが、とんでもない発想を躊躇する事無く堂々と描き通すのです。そして、皮肉もしっかりと忘れない。ユーモアのセンス抜群。おとぼけも最高。
「おとなこども」の長さんは、情動の体感をしっかりと絵で見せてくれるわけです。
自分の感じた感性に自信をもって、ストレートに表現する。すると自然にワクワクした気分になり、頭で描いた小さなものが、ほんとうにくだらなく見えてくるのです。
息子もこんな風に育って欲しいと願いながら、子育てしてきたつもりです。
してきたつもりでも、子供は、どう思っているか、それは分かりません。
見た目では、のびのびしてはいますが・・・。
頭の中の脳みそが詰っちゃってる、、と思われる方は、是非この展覧会に足を運んでみてください。お薦めです。
絵本もたくさん出てます。
「おしゃべりなたまごやき」「ゴムあたまポンたろう」「キャベツくん」「あわてんぼライオン」「ごろごろにゃーん」「ころころにゃーん」などなど。。。
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