五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

光る君最終回でつらつら思ったこと

2024年12月16日 | 悔いのない人生とは?

源氏物語関係本、数えてみたら30冊以上。。。四半世紀の蓄積です(笑)

光る君最終回でつらつら思ったこと   2024年12月16日

12月15日㈰は、大河ドラマの「光る君」最終回でした。
小学生のころから見続けてきた数ある大河ドラマの中で、五本の指に入るくらいのわくわく感を経験しました。

映像技術、デジタル化の進化と脚本家もさることながら、制作に関わった人々の文化度の高さは、なかなかのものだったと私は思います。
ドラマに色々とケチをつける人は、きっと嫉妬が隠されているのだな、と思います。ほんとうの史実とは?が、わからないからこその、妄想力が、源氏物語や紫式部日記がうまく絡み合い、現代のドラマとして大いに楽しませていただきました。

映像のデジタル化によって、色やしつらえの質感もごまかせなくなり、
アナログ時代から比べると、ご苦労も多かったはずです。

明治以降、民衆に与えられた自由に学ぶことのできる「文化」が、150年かけて蓄積され、それが細部まで行き渡ってきた証ともいえるのではないでしょうか?
つまり、学習の蓄積の連鎖が、花開いてきたようにも感じられます。
この学びの連鎖が花開く時代に、情報を受けるばかりの人々は、ただそれだけの人となり、情報の点を繋ぎ合わせて、何かを創り出そうとする人との格差は、益々広がっていくのが、これからの世の中なのでしょう。

自分で考えて、
自分で行動して、
自分で成すことの尊さを知っている人は、
きっと、常に自己の幸福のありようを知っている人なのだと思います。
考える力は、画面を辿るだけではつきません。

次への物語の終わりの場面は、
平安後期の武士の世の序章として、
印象深く、爽やかに描いていました。
五色の糸は、阿弥陀如来と繋がり、
楽天たちが雲に乗って天からお迎えにやってくる
イメージが湧き、もののあはれを美しく描くことができたのでは?
貴族たちが信仰した浄土信仰をきれいにまとめており、
期待を裏切らない演出でありました。

一年間、楽しませていただき、ありがとうございます。
大河ドラマの独眼竜正宗、黒田官兵衛、篤姫、平清盛、紫式部、それぞれ甲乙つけがたいですが、大河はドタバタ脚本よりも、しみじみと感じ、考えながら観たいものです。 

●講座予定●

講座スケジュール
目黒カルチャースクール
アンセルモ教室
第1金曜日
2025年 2月7日(金)
13:00-15:00

目黒カルチャースクール
アンセルモ教室
第3金曜日
2025年1月17日 
12月はお休み
13:00-15:00

あやの会「生き甲斐の心理学」
場所:篠原地区センター
時間:12:00-15:00
日程:2025年1月14日㈫
(綾子塾は、限定メンバー制)

メンバー制勉強会
月組 2025 1月27日㈪
星組 2024 12月8日㈰

9月27日~29日あやの会
宝塚講座 メンバー制   終了
2025年9月26日~28日予定

○○○○

ユースフルライフ研究所の講座日程

通信講座生対象;
生き甲斐の心理学
場所:アトリエK 講師 越 綾子
(公開講座)定員に達し受付は終了
時間:12時45分~15時45分
日程:第4木曜日2025年1月23日㈭

★植村先生の講座

1町田勉強会「会員限定」
日程:2025年第1週2月4日㈫

2町田勉強会「会員限定」(宗教心理学・小金井から移動した教室)
日程:2024年12月17日火曜日

応援している雑誌 TRANSIT66号 台湾特集発売中

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