五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

感受性と自己肯定の関係

2010年10月17日 | 第2章 五感と体感

            ☆法隆寺☆

「すぐに傷つきやすい人は、はたして感受性の強い人だろうか?」

私には、よく解りませんが、「すぐに傷つく」という言い回しは、「すぐに自己否定的になる」ということと同じことを言っていることなので、「感受性が強い・弱い」とは少々違うようにも思います。

すぐに自己否定的になる人が、五感を通して感性を広げる傾向にあれば、確かに感受性が強い。。。と感じますが、
閉塞的に「何かに固執するあまり」感情的になり、自己評価を落としていく傾向の人は感受性の問題ではないように思います。

何も否定せず、肯定せず、話を聴き続けていると、どちらなのか段々と見えてきます。

子供の話を聴いても、大人の話を聴いても違いは無いように思うのです。

自分の持つ感受性を自然を通して、日常の生活を通して、音楽や絵画、本を通して、比喩的に捉えられると、自分自身で自分の本音をフォーカシングしていけるようになるはずです。

自分の本音に焦点を当てていく作業は、自己肯定的でなくてはできない作業かもしれません。

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