五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

半夏生と10年と

2017年07月02日 | 第2章 五感と体感

半夏生の写真が撮れなかったので、紫陽花撮りました

半夏生と10年と 2017年7月2日

半夏生(はんげしょう)の花が咲く時期なので、24節気72候のこの時期は「半夏生」と云われています。

雨季の紫陽花から盛夏の始まりへと季節が移り変わりつつあります。

亡くなって10年経つFr.ヒロさんのことをここ数日思いながら過ごしています。
ブラジルに赴任し、一時帰国した日本からブラジルに戻る途中に立ち寄ったニューヨークで突然亡くなったFr.ヒロさんは、私にきっかけを与えてくれた私にとって重要な人物です。
もう少し具体的にいうと、私がきっかけに乗っかることを委ねさせてくれた人です。
それ以降、委ねた環境に身を置きながら、時を過ごしてきました。
委ねたことで、気張っていたことから解き放たれて、案外自分の選んだ諸々に対しても、さほど疲れることなく関わり続けられるようになってきたと、振り返ってみると、そんな感じがしています。
7月に入り、新たな半年を迎え、さらに、Fr.ヒロさんの命日を迎え、この10年の自分の役割や仕事がいかに平和にやってこられたかが、意識化されているのです。
今年に入り、ベトナム人の若い方々との関りを持つようになり、ふと、Fr.ヒロさんが携わってきたことのバトンを遅まきながら受け取っているようにも思っています。
自分の職業や趣味を通して、関わる関係性を持つことができたことは、委ねた自分だからこその必然的な流れであるのかもしれません。

今日からこれからの10年は、晩夏に向かって秋へと移り変わる10年でありましょう。
委ねた分、楽になった自分であるとはいえ、自分の身体の限界を、そろそろ折り合いつけながら、見極めてゆくことが、優先順位の第一位になりつつあるかもしれません。
とはいえ、やりたいことの情動は、以前よりは無鉄砲ではないので、優先順位の一位と二位を入れ替えながら、しばらくは進むことができそう、かな、とも思っています。

「10年経って、今、こんなことやっているんですよ、」
と、とうに天に伝わっているはずですが、改めて天に向かって報告したいと思う日曜日です。


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7月28日10時半~たまプラーザ校
7月の東急講座は、第四週金曜日に雪谷講座が変更となっています。ご注意ください。

(NPOキュール会報もしくは東急セミナーBEのホームページをご覧ください)



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