五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

馴染みの雰囲気

2020年11月13日 | 第2章 五感と体感

帝国ホテル 薔薇


馴染みの雰囲気   2020年11月13日

コロナ禍のお陰で、却って忙しない日々を送ることとなった
2020年。
今年の二月から、何を養ったか顧みてみると、
「忍ぶ心」と「平常心」だったかもしれず、
人に悟られないように
平常を心掛けながら、内側で働き続けることも
他者への気遣いとして、してきたように思います。
でも、よくよく考えてみると、
忍ぶ心や平常心は、
元来日本人の精神性の一片でもあり、
無理して忍んで悟られないようにしているわけではありません。
つまり、
その精神性を大事にしているほうが
心地よいから心掛けている、と、表現したほうが
しっくりときます。

このところ銀座、京橋、日本橋に足繁く通う日々を過ごしている中で、
ふと気が付いたことがあります。
それは、
銀座も日本橋、京橋の街が
落ち着いた懐かしさを取り戻していることです。

つい10年ほど前までは、銀座は大人の街であったはずですが、
観光客が増えるにつれ、
浅ましさと喧騒を感じるようになり、
品位を失った街を感じていました。
それが、
このコロナ禍のおかげで、
老舗の品が改めて浮き立つように見えてきたのです。

私が幼い頃は、銀座で映画を観て、
不二家のパフェを頂き、
中華は第一楼というパターンでしたし、
泰明小学校前の月光荘で画材を選んだ
長閑な学生時代も思い出しています。
日比谷で働いていた頃は、
高架線下の飲み屋から帝国ホテルまでの
楽しいひと時がありました。

そんな懐かしさを蘇らせることができるのは、
外国人観光客のいない銀座が
馴染みの雰囲気に戻っているからなのでしょう。

感染症が収束すると
また、喧騒の銀座へと戻ってしまうのでしょうが、
元通りの銀座は、私にとって
馴染みの雰囲気であり、気持ちが安らぎます。

このひと時を、懐かしみながら
存分に楽しんで、
街を歩いて、五感を取りもどす時間にしたいものです。

今月は、そんな時間を取り戻しながら
ノスタルジックな「時」に浸ります。

来週20日からは京橋メゾンドネコにて
NPO法人CULLカリタスカウンセリング学会の
15周年記念展です。
小さな画廊なので、密を避けつつ、
近所のカフェを行き来しながら、
上手に仕切っていこうと思っています。
共に活動しているお仲間に感謝です。



NPO法人CULLカリタスカウンセリング学会15周年記念展
11月20日~24日
詳細は京橋メゾンドネコのホームページをご覧ください。



講座案内;


目黒カルチャースクール
第1金曜日
12月4日
13:00~15:00


目黒カルチャースクール
第3金曜日
12月18日
13:00~15:00
11月はNPOキュール15周年記念展のためお休みです。
ご注意ください。
  
講師:越



綾子塾「生き甲斐の心理学」 
場所:横浜桜木町 婦人会館
時間:13時~15時半
日程:12月8日第4回(第2火曜日)  
(綾子塾は、限定メンバー制)

③越乃生き甲斐の心理学 
場所:横浜桜木町 婦人会館
(公開講座)
時間:13時~15時半
日程:11月22日第2回(第4木曜日)  


紅葉坂植村勉強会
場所:横浜桜木町 婦人会館
日程:12月1日(第1火曜日) 
時間:13時~15時半

小金井勉強会
場所:会報をご確認ください。ユースフルライフ研究所会員限定
日程:11月17日火曜日
時間:13時~15時半

10月10日,11日
2日間コース
場所:武蔵小金井 聖霊会
時間:10時~16時  終了






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