サンタ クルス、予想通りの圧勝（WBAフェザー級：スーパー王座他）

先月末27日、米国・カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBAフェザー級戦（スーパー王座）：
王者レオ　サンタ　クルス（メキシコ）TKO5回2分9秒　挑戦者キコ　マルティネス（スペイン）

＊戦前から王者の有利が予想されていた一戦。初回に2度のダウンを奪われたマルティネスも粘るのですが、如何せん実力差があったようです。それなりの相手を倒しながら注目度を浴びてきたメキシカンですが、少々過大評価されているような気がします。幸運児というのでしょうか、クルスには次もビック・マッチが待っていそうです。

WBCスーパーバンタム級戦：
挑戦者ウーゴ　ルイス　TKO初回51秒　王者フリオ　セハ（共にメキシコ）

＊半年前にダウン応酬の激戦を演じた両選手による直再戦。試合開始早々にルイスが放った右クロスが全てを決定しました。ルイスはこのパンチで豪快なダウンを奪うのですが、それと同時にセハの右膝も撃破。ルイスが初戦の雪辱を果たすと共に、WBAバンタム級の暫定王座に続く2つ目の王座奪取に成功しています。

最近、ダウン時に足（足首、膝）を怪我する選手が多いように思われます。しかもかなりの重症で。