DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ブラウン、豪州初のヘビー級王者に(WBAヘビー級:レギュラー王座)

2016年03月08日 02時26分28秒 | 世界ボクシング
先週末5日・土曜日、ロシアで行われた試合結果です。
WBAヘビー級戦(レギュラー王座):
挑戦者ルーカス ブラウン(豪)TKO10回2分27秒 王者ルスラン チャガエフ(ウズベキスタン)

*この試合後の戦績が24戦全勝21KOという素晴らしい戦績のブラウン。今回の王座奪取のリング上でのパフォーマンスも、その戦績に反映されるものでした。

196センチと現在のヘビー級では標準サイズのブラウンが試合を組み立ていったこの試合。刺青塗れの外見とは裏腹に、軽快なフットワークと左ジャブで挑戦者がポイントを奪取していきます。その軽快な動きも試合前半のみのものではなく、中盤戦、そして後半戦でも続けることが出来るブラウン。185センチの小柄なチャガエフは追い足も鈍くブラウンを捕らえることが出来ません。


(ブラウンの長い距離が試合を支配)

そんな動きの鈍いチャガエフに対し、ブラウンは遠距離から左ジャブをダブル、そしてトリプルで当てていきます。試合が進むにつれ左ジャブに加え、右アッパーも追加。ラウンドを重ねる毎に挑戦者への流れは加速していくのみ。そんな中6回、チャガエフがコンビネーションからフック気味の左をズドンと当てダウンを奪います。多大なダメージを蒙ったブラウンですがその回は何とか凌ぎます。


(試合を通じ、冴えたブラウンの左)

7回が分岐点だったと言っていいのではないでしょうか。前回からのダメージを引きずるブラウンですが、この回は開始早々から自ら前に出て、右アッパーを中心としたパンチで打ち合いに臨みます。その挑戦者の勇敢な判断が功を奏してか、チャガエフは掴みかけていた試合の流れを奪い返される形に。しかもこの回、なぜだか40秒ほどラウンドが短く終了しました。

最終回となった10回。チャガエフが入ってきたところに今度はブラウンが右を合わせ豪快にダウンを奪います。試合再開後、右を中心とした連打を浴びせレフェリー・ストップを呼び込んだブラウン。念願の世界王座奪取を果たすと共に、豪州人として初の世界ヘビー級王座を獲得することに成功しています。夏までにフレス オケンド(プエルトリコ)との防衛戦を義務付けられている新王者。ブラウン陣営はその試合を6月頃を目処に本拠地で開催したいとの意向を示しています。


(チャガエフ、ついにダウン)

地元のリングで元気なく敗れたチャガエフ。戦績を34勝(21KO)3敗(2KO負け)1引き分けにしています。この試合の出来を見ると、世界王座再獲得は難しそうです。


(ブラウン、豪州初のヘビー級王者に)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする