DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

西田、番狂わせの王座奪取(日本/OPBFミドル級)

2016年03月14日 02時47分27秒 | 世界ボクシング
現地時間の数時間前(11日・金曜日)、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本/OPBF(東洋太平洋)ミドル級戦:
挑戦者西田 光(川崎新田)KO3回1分28秒 王者柴田 明雄(ワタナベ)

*「勝った者勝ち」というのでしょうか、勝者西田陣営から見れば全てが良く、柴田サイドから見れば良いものも悪く見えた試合となりました。

2014年7月に行われた両者による戦いでは、西田がそれなりの善戦を見せるも王者が無難な勝利を収め判定防衛に成功。その後柴田は3度の防衛戦を含め4連続KO勝利と波に乗っていました。

対する西田も4連勝(3KO)を飾っていましたが、その全てが8回戦での事。そのため今回の再戦でも柴田の防衛が濃厚を見られていました。

左ジャブを突き試合を組み立てようとする柴田と、接近して王者を捕まえようとする西田という試合展開。初回の王者はそれほど悪いようには見えませんでした。しかしこの試合の西田には、柴田のそれを上回る「気持ち」が感じられました。

上体を振り、ガードを固め、パンチを振りながら前進を止めない西田。時間が経つにつれ、柴田は押されていきます。両者の距離が詰まった2回中盤、西田の左ショートが柴田を捕らえダウンを奪います。再開後、チャンスを逃さない西田は左右の連打でダウンを追加。大きなチャンスを掴みます。しかし柴田も王者の意地を見せ反撃。何度も西田にパンチを直撃されますが、この回は逃げ切ることに成功します。


(挑戦者の強打の前に王者が3度ダウン)

一攫千金のチャンスを目の前にした西田は3回に試合を終わらせます。当然のごとく前回からのダメージを引きずっている柴田に連打の中から左を当て3度目のダウンを奪います。結局柴田は10カウント内に立ち上がることが出来ず試合終了。今年度の最後に西田が番狂わせを興し、初戦の雪辱を果たすと共に日本、そしてOPBFの2本のベルトをゲットすることに成功しました。


(新2冠王の西田)

両者のこれまでの戦績を比べれば、今回の試合結果が番狂わせといっておかしくないでしょう。この試合を含めた23戦で、西田が8回戦以上に出場したのは僅かに1度。しかもその試合が柴田との第一戦です。対する柴田は40戦近いキャリアを誇り、スーパーウェルターとミドルで日本、OPBFの4本の王座を獲得して来たのですから。

さすがは重量級。一発一発のパンチの威力が凄いですね!
コメント
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