DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

メグリノ、王座奪取ならず(OPBFバンタム級:暫定王座他)

2016年04月03日 00時49分41秒 | 世界ボクシング
現地時間の昨夜(1日・金曜日)、比国で行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)バンタム級王座決定戦(暫定王座):
レイ メグリノ(比)引き分け ジョナサン バアット(比/カシミ)

*この試合後の戦績が22勝20敗5引き分けというメグリノ。しかし多くの敗戦はOPBF圏内の強豪たちに喫したもの。しかもKO/TKO負けは僅かに5つ。そんな敗戦の多い強豪は2012年11月に、元WBCフライ級王者ポンサックレック ウォンジョンカム(タイ)を敵地でTKOに下しています。

メグリノはこれまでにフライ級でWBCインターナショナル王座や、PABA王座を獲得してきています。対するバアットはバンタム級、もしくはスーパーバンタム級を主戦場にしている選手。判定、そして試合内容は不明ですが、メグリノにとってそのあたりが不利に作用したのかもしれませんね。

すでに46戦のキャリアを持つメグリノですが、今月末に30歳を迎えます。今後も可能な限り追っていきたい選手の一人です。


OPBFスーパーフェザー級王座決定戦(暫定王座):
カルロ マガリ(比)負傷判定9回(2対1)マーク メリゲン(比/カシミ)

*BoxRecを見ても、なぜだかこの試合の結果のみ更新されていません。試合の方はマガリが勝利したようです(4月3日付け)。

本日(4月5日深夜)BoxRexを確認したところ、上記のような結果が載せられていました。マガリは2回にダウンを喫しています。


OPBFスーパーフライ級王座決定戦(暫定王座):
レネ ダッケル(比)KO9回 ラッキー トー ブアマス(タイ)

*昨年の大晦日に正規王者井上 拓真(大橋)に挑戦し、大差判定負けを喫しているダッケル。暫定ながらもその井上の対抗王者の地位を獲得しています。


現在比国でOPBFの年次総会が行われているために開催された今回の三大OPBF戦。会場にはWBCの会長の姿もあるようです。3王座すべてに正規王者が存在し、怪我なども無く定期的に防衛戦を行っています。そこまで強引に王座戦を決行する理由が不明慮ですね。同じ階級内での早期の王座統一戦が行われることを強く望みます。
コメント
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